「それじゃ、世話になったわね」
「ま、気にすんな」
国際空港のロビー。
一時間後に出発の飛行機に搭乗予定の祐一達と、それを見送りに来たミシルが、笑顔で言葉を交わす。
十一人もの大所帯なのだが、空港自体の広さも相まって、特に彼らが目立っているわけでもない。
空港内の誰もが、自由に時間を過ごしているのだから、わざわざ他の人達に注意を向けたりはしないということだろう。
ともあれ、そんな場所だから、特に邪魔が入ることもなく、祐一達は、ゆっくりと話をすることができる。
それぞれに、別れを惜しむような笑顔で、静かに言葉を交わしていた。
「……ありがとう」
「だから、気にすんなって。俺達だって、神器が手に入って万々歳なんだし」
「それでも、ありがとう、よ。あなた達には、どれだけ感謝しても足りないくらいだし。それに謝らなくちゃ」
「やめろって。謝る必要はないさ。言ってるだろ? 気にすんなって。俺達が気にしなくていいって言ってんだ」
被せるようにして言葉をかけながら、祐一は軽く手を振る。
その言葉に、少し表情を緩めるミシル。
「……わかったわ。気にしないことにするわね」
「ん。それでいいさ」
それからは、搭乗時間まで、それぞれに会話を楽しむ。
荷物は雪見に預けてあるので、全員が手ぶらだった。
これから飛行機に乗るというのに、揃って荷物を持っていないというのは、どこか異質な光景だったが、やはり気にする人などいない。
「でも、ホントに大変なのはこれからだぜ」
「わかってるわ」
そんな中、やはり話題になるのは、これからのこと。
憎しみが消えたわけではなかった。
アルハース家の人間を許せるわけがなかった。
けれど、それでも。
「そうだな……俺が言うまでもないか」
「えぇ。私達がしなくちゃならないことだもの」
やらなければならないことがあるのだから。
だから、彼女はもう、復讐に生きたりはしない。
あの幕引きの時からこれまで、彼女は、暇さえあればずっと考えていた。
そして、導き出された結論……
憎しみを抱いて、あの連中を恨みながら生きるより、自分が愛した者達を想いながら生きよう。
あの日のことを思い出して、怒りに燃えるよりも、幸せだった日々を思い出して、皆と共に生きよう。
ミシルは、そう心に決めたのだ。
だから、彼女は笑うことができる……笑えるように、なった。
それが、祐一達の救い。
祐一達の、心の救い。
何よりの、成果。
神へと至る道
第43話 終わりよければ……
あの後……激動の日から一夜明けてから。
それからは、まさに目の回る忙しさだった。
当初は、神器を入手したら、祐一達はすぐに帰国するつもりだったが、そうもいかなくなるくらいに。
そのくらい、忙しかった。
そのくらい、やることが山積みだったのだ。
まずは、アルハース家への処遇。
シリックとミランの二人は、保護機関に身柄を明け渡すことになった。
そしてまた、彼らのボディーガードの者達も、共犯である以上、例外ではない。
複雑な視線でそれを見送るルセイムの者達の目の前で、祐一達は、保護機関側の人間と、色々と話し込んでいた。
誰かはわからないが、相当身分の高いだろう女性に、事情やその他色々なことを説明している祐一達の姿は、まるで上官に報告する部下のようにも見えた。
S級という条件こそあれ、彼らは紛れもなく犯罪者である。
それなのに、どうしてそういう風に見えたのか。
そうしたことを、ミシルが祐一達に尋ねると、彼らは苦笑しながら、これも俺達の義務みたいなもんだ、と返した。
特別扱いされている以上、当然義務や制限が存在している、ということなのかもしれない。
どうであれ、それ以上祐一達がそのことについて語ることはなかった。
さておき、ルセイム事件の実行犯たる二人が捕らえられ、その旨が報道されるやいなや、それは世間を震撼させることとなった。
英雄だと思っていた『アルハース家』の、思わぬ罪の告白。
危険な能力者を、命を賭して討伐したと思われていたのが、実は弱者を蹂躙する卑劣極まる非道な行為だったというのだ。
センセーションを巻き起こすには、十分過ぎる内容だった。
折りしも、頭首の急死に際し生じた相続権争いの渦中での告白であり、それに合わせて、アルハース家が所有していた各種権益や財産を処分して、それをルセイムの復興に充てるとまで発表されたことが、騒ぎに拍車をかけた。
当然、諸説入り乱れて、デマから真実まで、様々な報道が飛び交うこととなる。
何らかの組織の暗躍があったのか?
アルハース家の栄光を嫉む者の脅迫か?
能力者達の報復行為か?
だが、提出された様々な証拠に加え、大勢の証人もいることもあり、信憑性の高さが判明するにつれ、マスコミの態度も変わった。
そこから、また騒ぎはその勢いを増すことになる。
文字どおり、テレビを問わず、新聞を問わず、雑誌を問わず、このニュースは世界中を駆け巡った。
能力者への迫害は、決して遠い過去の話ではない。
それを再認識させられるような話……多くの者が、このニュースに心を痛めた。
そして、世界中から、ルセイムへの援助の申し込みなどが殺到した。
ニュース性の高さを見込んだ企業の戦略や、能力者達の票を当て込んだ選挙間近の政党関係者の思惑が見え隠れする話も多かったそうだが。
ともあれ、十五年の時を経て、ようやく犠牲者達の名誉が回復されるに至ったわけだ。
それを受けて、また、同じ悲劇が繰り返されぬようにという誓いの意を込めて、慰霊碑が建設されることが決定した。
話し合いの結果、設置場所はルセイムの教会跡となった。
それを聞き、ミシルを始め、少なからぬ者が涙を流していた。
そして、世間の能力者に対する理解の深まりも、これにより波及していくだろうことは、疑いないところである。
どうあれ、この痛ましい事件を教訓とし、能力者か否かではなく、人間として双方が協力し合ってゆく社会を実現していくきっかけとしなければならない、とは、時の某国首相の言だ。
また、もう一つ。
アルハース家の者達への追及の結果、様々な余罪も明らかにされていった。
前頭首の突然の死……これが計画的であったことなどがそれだ。
ルセイムの事件に対する追求は、既に十五年も経過していることもあり、難しい部分もあるが、決してうやむやにしていいことではない。
余罪なども含めれば、一体その審理にどれだけの時間がかかるのかわからないが、どうあれこの件は、既にミシル達の手を離れた。
次に、被害者達の救済である。
虐げられたり、時には犠牲になったりした者達の救済。
これがまた、想像以上に難しいことだった。
追い立てられ、石持て追われ、街を逃げ出した者が多いため、全員の所在を調べることからして、骨が折れる作業だったのだ。
そのため、まずは全世界のマスコミに協力を要請し、ルセイム出身者を探すことから始めた。
これには、当然と言おうか、その全てが協力を快諾した。
国を挙げての協力体制をとったところもあるくらいだ。
だが、やはり元々の生き残りの人達の数からして少なかったこともあり、捜索は難航した。
すでに死亡……最悪の時には、殺されていたこともあった。
けれど、少しずつ、名乗り出る人、発見される人、そういった人が出てきた。
一人見つかれば、その家族や友人など、次々と芋づる式に見つかることも多かった。
そうした経緯を経て、被害者達は、十五年ぶりに故郷の大地を踏むことができた。
故郷に立った者は、誰もが涙した。
生きて故郷に帰ってこれる、と……名誉の回復が成される、と……そんなことは夢にも思っていなかった、という談話もあった。
それがまた、マスコミを賑わし、人々の感動を呼んだりもした。
お祭騒ぎが好ましいわけではなかったが、悪い風潮でもないため、祐一達も放置しておくことにしたのだが。
さらに、そうして集まってきた人達とも協力し、街を復興させることも大切なことだった。
ルセイムの復興には、多くの資金と時間がかかる。
だが、資金に関しては何も問題はないし、時間だって十分にあった。
絶望は去り、新しい未来が、希望が目の前にあるのだ。
だから、誰もが笑顔だった。
大変だけれど、それでも、笑顔でいることができた。
笑顔が、輝いていた。
また同時に、犠牲になった者達への報告や、その鎮魂の祈りも大切なこと。
みな涙しながら、万感の想いをこめて、親しき者達の……仲間達の墓を参った。
その心中には、どのような想いが溢れていただろうか。
当然ミシルも、自分の家族(もちろんクリスも含め)の墓を参った。
ミシルたっての願いもあり、これには祐一達も同席し、祈りを捧げた。
これら全てに一応の目処がつき、方向性も定まり、騒ぎが落ち着いたところで、ようやく祐一達も帰国の途につくことができたのだ。
実質、この間一ヶ月。
早い話が、一ヶ月もの間、彼らもあちらこちらを飛び回っていたりした、ということだ。
もちろん、表舞台に出るためではない。
基本的には、護衛の意味合いが強かった。
まぁ、実際にはその必要などなかったのだが。
ともあれ、その一ヶ月を経て、ようやく彼らも落ち着いたわけだ。
そこで、ようやく神器が正式に祐一達に譲渡された。
これは、ルセイムの人達の総意でもあった。
形はどうあれ、自分達の救済を成し遂げてくれた祐一達に対する、彼らの気持ちとも言えた。
みんな、笑顔だった。
祐一達も。
ルセイムの人達も。
そして今、彼らは空港にいる、というわけだ。
「それじゃ、これでお別れかしら」
「ん。まぁ、もし何かあったら、また連絡してくれりゃいいさ」
少し寂しげな声のミシルの声に、軽い調子の祐一の声が重なる。
祐一は、いつも通り。
「……そうね。元気でね、みんな」
「あぁ」
その祐一の声に続いて、メンバー全員、口々に別れの、感謝の、そんな言葉を紡いだ。
何だかんだ言っても、この一ヶ月、ずっと寝食を共にしてきたのだ……それは友情も芽生えるというもの。
年齢こそ離れているものの、そんなこととは関係なく、互いに確かな友情を抱いていた。
「……そろそろ時間だな」
時計を見ながら呟く祐一。
それを見るミシル。
何も言わない少女達。
「……じゃあ行くか」
顔を上げ、笑顔で言う祐一。
と。
「一つ、聞いてもいいかしら?」
ミシルが、真剣な眼差しで祐一を見る。
その目を見て、祐一は、無言で続きを促す。
「……あなた達は、どうして神器を求めるの? どうして、神を求めるの? 何をしようとしているの?」
ミシルは、一瞬逡巡する仕草を見せたが、結局一息に尋ねた。
ずっと、疑問に思っていたことなのだろう。
この機を逃せば、聞くことすら叶わないかもしれないという思考もまた、彼女を後押ししたのだろうが。
「……」
祐一は、少し考え込む仕草を見せている。
それは、言うか言うまいかを悩んでいる、というより、どう言おうか悩んでいる、といった感じだった。
少女達は何も言わない……この場は祐一に任せる、ということだろう。
「……神に会いたいだけ? それとも願い事でもあるの? 力試し? もしかして、恨んでるとか?」
何となく黙っていられなくなって、ミシルは適当に可能性を挙げてみる。
だが、正直彼らの目的など、彼女には想像もつかない。
何故、神器など求めるのだろうか?
そこに、何の意味があるのだろうか?
ミシルの言葉を聞いた祐一は、一瞬驚いたように目を見開いた。
だが、すぐにその驚きの表情を崩し、屈託なく笑う。
「……恨んでた時期もあったな」
お返し、とばかりに肩をすくめながら、少しおどけて。
穏やかなその様子からは、嘘を言っている気配は全く窺えない。
あった……これは、過去形。
ならば、今は?
「じゃあ、何がしたいの?」
ミシルは、変わらない調子のまま、再度問いかける。
けれど、そこで祐一が真剣な眼差しになったのを見て、自然にミシルも真剣な表情に変わる。
そして、祐一が静かに口を開いた。
「ただ……知りたいことがある。それだけさ」
少し遠い目をしながら、けれどやはり真剣な表情で、祐一はそれだけを言葉にした。
そんな祐一の様子に、ミシルは言葉を挟めない。
その言葉の意味を尋ねたかった……けれど、なぜか聞くことが躊躇われた。
と、そこで搭乗案内のアナウンスが流れる。
それを聞き、顔を上げた祐一達。
その表情には、もうさっきまでの真剣な色はなく、軽い笑顔だけが残されていた。
そして、ミシルも軽く笑い、十一人で連れ立って歩き出した。
「じゃ、頑張ってな」
微笑みながら軽く手を振る祐一。
「……えぇ、あなた達も頑張ってね」
淡く微笑むミシル。
「それではこれで失礼させていただきますね」
にこにこと笑いながら佐祐理。
「……応援してるから」
淡い微笑みを浮かべている舞。
「お元気で」
同じく、少し微笑んでいる美汐。
「また会おうね」
元気に言う詩子。
「……頑張ってくださいね」
ペコリとお辞儀して茜。
『また会えたらいいの♪』
笑顔でスケッチブックを振る澪。
「それじゃあ元気でね」
手を振りながらみさき。
「大変でしょうけど、頑張ってくださいね」
優雅に微笑む雪見。
「それではお元気で」
満面の笑みを浮かべながら留美。
手を振りながら搭乗口に消えていく祐一達を、同じく手を振りながら見送るミシル。
彼らの姿が見えなくなるまで、彼女はずっと手を振っていた。
空高く軌跡を残し、甲高い音で空気を震わせながら、祐一達を乗せた飛行機が、空へと消えていく。
ミシルは、それをずっと見送っていた。
まるで、その目に焼きつけようとしているかのように。
飛行機が空に消えるまでは、その機体を。
機体が見えなくなってからは、その軌跡を。
ずっと……ずっと……
――機内にて――
「それにしても、呆れたわよ、あの手紙」
雪見が、雑談の最中に、今回の旅の最初の話に言及したところで、不意にそう切り出した。
言葉だけでなく、声にも呆れの色が窺える。
「手紙? あぁ、出発前に、祐一が舞さんに渡していたあれのことですね?」
一瞬疑問顔になった茜だが、直後に、そのことに思い至る。
祐一が渡した手紙については、彼女も気になってはいたのだ。
「あ、そういや渡してたよね。あれ、結局何だったの?」
隣に座る詩子も、首を傾げる。
そして、後ろに振り返り、手紙を受け取った本人に尋ねた
「……空港からアルハース家までの地図と、飛行機のチケット代」
機内食を堪能している最中だった舞が、ぼそっと呟く。
端的な内容だけ話し終えると、すぐにまた機内食を口に運び始める。
彼女の場合、今は食事が最優先事項なのだろう。
「私達の名前で、飛行機の座席が、既に予約されていたのは驚きましたけどね」
ため息をつきながら、そんな舞の補足説明をする美汐。
その様子は、心なしか、疲れているように見える。
それは、祐一に振り回された、という事情のためなのかもしれない。
『そんなことできるの?』
不思議そうな顔をする澪。
スケッチブックに、手早く疑問の言葉を書く。
「あぁ、毎日四人分の席を確保しておいてもらった。すごく高くついたけどな」
澪の言葉を見て、しれっとした様子で答える祐一。
そして、手元のコーヒーを口に運ぶ。
無理をしたという自覚は、どうやら彼にはないようだ。
「また無茶するわね……」
呆れた様子の留美。
こちらもまた、食後のコーヒーを、ゆっくりと口に運んでいる。
どうやら、言葉や態度ほどには、気にしていないようだ。
「でも、そのおかげで、無事に帰ってこられたわけですからね」
にこにこと笑顔で言う佐祐理。
そう言ってから、隣に座る舞に、同意を求めた。
舞は、ただ頷くのみ。
「さすが祐ちゃんだね」
機内食を食べ続けながら言うみさき。
目の前に積みあがる食器やトレイについては、誰も何も言わない。
「それにしても、どうしてわざわざあんなややこしいことを?」
ここぞとばかりに尋ねる美汐。
わざわざ、丸一日経つまで開けるな、と言う必然性があったのかどうか。
それがずっと気になっていたのだ。
そんな美汐の問いかけに、祐一は少し思案顔で答える。
「あぁ、まぁ、いきなり地図なんか見たら、すぐに飛んでこられそうな気もしたんでな」
「そんなに信用ないの?」
少し寂しそうな顔をする舞。
それを見て、苦笑しながら否定の言葉を口にする祐一。
「んなわけないだろ? まぁ一応ってことと、あとは警戒も含めて、だな」
「警戒?」
不思議そうな雪見。
祐一は、一つ頷いてから、言葉を続ける。
「まぁ、さすがにずっと見張ってるわけじゃないだろうけどさ。でも、空港とかに誰かが張り込まれてる可能性もあったしな」
実際、空港を出てすぐ襲われたことを考えても、見張りがいたことは間違いないだろう……向こうにも、こちらにも。
となれば、すぐに追いかけるようなことになっては、自分達の策を見破られてしまう可能性もあった。
「だから、少なくとも一日以上空けとけば、先発組六人が、全兵力だって印象付けられるだろ?」
「ふーん。警戒しすぎだとは思うけど、まぁ、悪いことでもないわね」
雪見が、納得したように頷く。
確かに、敵は完全に祐一達六人が、こちらの全ての戦力だと思い込んでいた。
それを思えば、間違いと言えるものでもないだろう。
実際、もし地図を事前に渡されていたら、情報の収集を速攻で終わらせて、いきなり追いかけたくなっていたかもしれない。
命令があれば、一日は空けていただろうが、どこから話が漏れるかも分からないし、変に期待させると、情報収集という仕事に集中できなくなる可能性もゼロではなかった。
「まぁ、悪かったよ、色々内緒にしててさ」
「……しょうがない」
『許してあげるの』
別に本気で怒っていたわけでもないため、軽い調子の祐一の謝罪の言葉にも、さして気分を害した風もない。
舞にしても、澪にしても、小さな微笑みを浮かべて、納得の表情を見せた。
そうして、飛行機は無事に日本へと祐一達を運び、一ヶ月ぶりに、祐一達は自宅へと帰り着いた。
これで神器は十七種。
とりあえず、今は。
二ヶ月後までは。
しばしの休息をとることとなる。
アルテマと衝突する、その時までは。
続く
後書き
はい、第一章完結です。
長かったですが、これでやっと第二章に移れます。
それはつまり改訂作業の終了も近いということで(笑)
ラストスパートです、はい。
第一章は総じて、色々と試す要素が強かったんですよね。
祐一達の能力やら戦闘方法やらのお披露目然り、ストーリー然り、設定然り。
SS書き始めてまだあまり時間も経ってない頃だっただけに、色々と測りながら書いてました。
まぁ、能力者の設定を考えたときから、こういった類の話は入れるつもりでしたし。
で、実際書いてみて、結構勉強になりました。
第二章もまた、そういった意味では試し的な要素は強いんですが。
こちらは、戦闘シーン……っていうかまぁ動きのあるシーンをいかに描写するか、ということを考えながら書いてます。
もう試行錯誤の連続。
それがどんな形になるかは、今後の展開次第になりますが、よろしければお付き合いくださいませ。
それでは。