あれから二週間。祐一とレンの二人は、予定外の劇の練習中だった。
祐一は兎も角、レンの場合は間≠ニ舞≠セけを憶えれば良いので、然程の苦労は無い。
しかし、祐一はそうはいかない。
闘神 アザゼルの役をやる破目になった祐一には、色々なことをやる必要があるのだ。
「OK、完璧よ祐一君。ほんと………君には驚かされるわ」
監督である雪見が、手放しの賞賛をしながら感嘆の吐息を漏らす。
色々なことをやると言っても、祐一は恐ろしいほどに多芸多才だった。
雪見の注文に合わせ、たった一度で完璧な演技を見せる。
最早、ここまでくると嫉みとか驚きよりも、呆れがきてしまうほどだ。
「そうか、なら少し休憩を貰うが…………構わないか?」
「勿論。祐一君はほぼ完璧だし、今日の練習はこれまででも構わないわ」
雪見の了承の言葉を背に、祐一は部屋を後にする。
部屋を出て一息。慣れないことはするもんじゃないな、と苦笑すると祐一は歩き始めた。
宵闇のヴァンパイア
第十七話 精霊と対話する者
「あぁぁぁぁぁぁ…………疲れた」
「主は本気でやりすぎ」
「そうかぁ?」
レンのツッコミに、祐一は気怠げに答える。
しかし、この場合はレンが正しい。祐一の演技は、陳腐な言葉だが本当に凄いのだ。
それを初めて見た雪見たちは、余りの演技力に言葉を失った程である。
「ふむ、それは兎も角。
…………あの場所≠ヨの入り口は見つかったか?」
フルフル
「全然駄目。……………五年前もそうだったけど、向こうからの何かが無いと………………」
「そう……か」
ギリ、という音が、強く噛み締められた祐一の歯の根から漏れる。
祐一の目的…………否、闇主の動きを考えれば、ここで時間を潰している訳にはいかないのに…………。
「元より……………安易な場所になど無いか」
「主…………」
そっと、祐一の手を掴むレン。彼女の紅い瞳は、何時になく真剣な色を讃えている。
「私がもっと頑張るから…………笑って欲しい」
レンの小さな主張。
その可愛らしい主張に、祐一は一瞬だけ驚き………笑った。
「本当に………可愛いなぁ、お前は」
レンに掴まれていた手を、彼女の頭に置き、そのまま撫でてやる。
心地良さそうに目を細め、そのまま祐一の胸に飛び込む。
スリスリと、自分の体を擦り付けている様は、まるでマーキングしているようだ。
「クスッ………お前は甘えるのが好きだな」
「…………主にしか甘えない」
少しだけ恥ずかしかったのか、ソッポを向いたレンに、祐一はまた笑う。
穏やかな空気が二人の間を流れるが、それは唐突に終りを告げた。
ガタン………
屋上に足を踏み入れた一人の女性。
その顔には、見覚えがあった。
「みさきか……何しに来たんだ?」
「あ……祐一君? わっ、奇遇だね」
ニコニコと笑いながら此方に近づいてくるみさき。
盲目なのに、足取りに迷いが無い。余程ここには何度も来ているのだろう。
「あ、あのね……ゆ、夕日を見に来たんだよ。ホントだよ」
「確かにそろそろ夕暮れ時だろうが。……………またサボったな」
呆れ顔で祐一が言うと、テヘヘと誤魔化すようにみさきは笑った。
二週間も一緒に劇の練習をしていれば色々と分かってくるもので……。
みさきは結構なサボり癖があるのだ。祐一もそれを心得ていた。
「雪見にまた怒られるぞ」
「うぅ〜、祐一君が黙っててくれれば………」
「そうだな、訊かれなければ黙っててやるよ」
「訊かれたら答えちゃうんだね……」
ショボ〜ン、と肩を落とすみさきに、祐一は笑顔のまま。
やはり、みさきはからかうと面白いな、と思っている祐一の考えは、勿論秘密。
「それにしても……夕日が好きなんだな、お前は」
「うん」
「昼と夜の狭間………その盲目の瞳で何が見える?」
唐突に変わった祐一の声音。
まるで先程まで演じていた闘神 アザゼル≠ノ問われたかのように、みさきはビクリと体を震わせた。
―――――――――偉大なる神の前にて虚偽は赦されず、仔らはただ伏して審判を待つ。
そんなルーフィア教の聖書の一節を思い出す。
みさきは別にルーフィア教を信仰している訳では無いが、今回の劇を作るにあたって雪見に手伝わされたのが理由だ。
みさきの目では祐一の表情を見ることは出来ないが、その雰囲気を体で感じ取ることは出来る。
今のこの状態は、祐一が神で、みさきが仔そのものだ。
祐一の纏う不思議な雰囲気に呑まれたみさきは、嘘を絶対に吐けないと確信できる。
「私の眼には……たった一つだけ見れるものがあるの……」
静かに紡いだ言葉は、ずっと秘密にしてきたこと。
この事実を知るものは、親友である雪見以外にはいない。……そう、両親すら知らない秘密。
「精霊か………」
「ッ!!」
祐一の言葉に、みさきが驚愕と共に顔を上げた。
「まさかとは思ったがな………。確かに人間で、その眼≠持つ確率は奇蹟と言っても過言では無いから」
「ゆ、祐一君は知ってたのッ!?」
「まぁ、何となくだがな」
いつもと変わらぬ口調で言う祐一に、みさきは理解の許容量を超えてしまったように動揺している。
雪見以外の誰にも言ったことの無い、己が瞳の秘密。
それは人ある以上は、持ち得るはずの無い秘密ゆえに………みさきはずっと隠し通してきた。
「精霊に祝福された証………
「あはは…………」
祐一の声に、みさきは笑みを返す。しかし、口から出る笑い声は、何処か震えていた。
「や、やっぱり変だよね………こんな眼。
純血のエルフにしか顕れないって、言われてるのに…………」
あぁ成程、と祐一は漸く納得した。何故、みさきが怯えているのかを。
他人とは違いすぎる眼を持ってしまったみさきは、怖いのだ、人と違う自分が。
他人にバレれば、疎外されるかもしれないことが………彼女は何よりも恐れている。
そこへ止めのようにエルフ以外は持ち得ない、とされている
良い結果になるとは、到底思えない。
「俺はそうは思わないが」
「えッ?」
「だから、俺はそうは思わない」
みさきに言い聞かせるように二度、反芻するように祐一は言う。
この言葉が予想外だったからか、オタオタとし始めるみさきに、祐一は苦笑。
「確かに、人の有史以来……人に
だが…………俺は思う、『だから、何だ?』とな」
祐一らしい言葉に、みさきは心が軽くなるような感覚を得た。
そして哀しい訳でもないのに、涙が零れていく………。
「あ、あはは………えへへ………」
必死に涙を拭うのに、涙は止まることを知らないかのようにポロポロと零れ続ける。
笑っているのに、涙は止まらない。こんなことは初めて…………いや、たった一度だけあった。
(雪ちゃんのときと一緒だ)
昔、雪見に真実を話した時も、自分は泣きながら笑ったことを思い出した。
その時と違うのは、やはり怒られていないことだろうか?
雪見に真実を話した時、雪見は泣きながら怒っていた。私はそんなことで、みさきを否定しない、と。
二人で大泣きしながら片方が怒り、片方が笑っている姿は、傍目に見て酷く滑稽だったことだろう。
「涙は余り好きじゃない」
そう言うと、祐一はみさきの顔をハンカチで拭く。
乱暴な拭き方だったが、みさきにはそれ以上に祐一の優しさが感じられて嬉しかった。
「ふむ…………その瞳が
「…?」
祐一の確信を籠めた問いに、みさきはキョトンとして首を傾げた。
この反応には、流石の祐一も訝しむように呻く。
「………まさか、気付いてないのか?」
「え、っと…………精霊たちは、祐一君が凄い人だって言ってるよ」
まるで見当違いの答えに、祐一は思わず天を仰いだ。
まさか本当に気付いていないとは思いもよらなかった、と何度も祐一は考える。
普段からボケボケしている奴だとは思っていたが………これほどとは思わなかった、と祐一は反省した。
祐一の中でのみさきが、色々な意味で変わった。…………………そう、本当に色々な意味で。
「お前の頭の中は、春のような陽気なのだろうな」
「そんなぁ〜、褒められると照れちゃうよ」
「……………」
間違いなく褒めてないのだが、態々訂正する気にはなれない。
まぁ本人は幸せそうなので、ほっとこうという祐一の判断だった。
「まぁ良い。知らないなら、先にお前の力を見せてくれ」
「え? それって、
「そうだ」
祐一の言葉に、みさきは少しだけ困ったような表情を作る。
「どうした? まさか制御が出来ない訳じゃあるまい」
「う、うん………そんなことは無いけど…………」
「じゃあ、さっさとやってくれ」
そう言って促されると、何やら意を決したように目を瞑る。
自分の中から何かを汲み上げるように…………ゆっくりと、双眸を開いた。
―――――ヴゥゥゥゥゥン
羽虫が羽ばたくような音が、そこかしこから響き始める。
流石の祐一も、ピクリと眉を動かす。
この音は、大気に満ちる風の精霊たちが
そして続々と精霊たちが、みさきの下へと集っていく……………。
凄まじい数の精霊が、祐一たちのいる屋上に集まっていくのが良く分かる。
普通の魔術師には分からないだろうが、一端の精霊使いならば、集った精霊の多さに戦慄するに違いない。
(大したものだ………………幾ら
人間たちの使っているランクで言えば、大体Sランクに相当するな。
力を封じている秋子ならば、良い勝負が出来そうだ。………………まぁ、そんなことある筈も無いが)
すぐに戦いに関連付けて考えてしまう自分の思考に、祐一は思わず苦笑する。
そういうのが自分の癖になっているようで、祐一は反省しつつも治そうとはしたことはない。
この癖は、役に立つことがとても多いからだ。そう――――――とても。
「祐一君?」
思考の海に埋没していた意識が、不思議そうな声に引き上げられる。
ハッとして見れば、そこには小首を傾げたみさきの顔があった。
どうでもいいことに、少々意識を傾けすぎたようだ。固まったまま動かない祐一を、みさきは訝しんだのだろう。
「何でもない。……………最近は、哀しいことに考えることは多いんでな」
どこか、遠くを見ながら言う祐一。
祐一の脳裏には、カノンでの……………いや、闇主の存在がある。
不可解すぎる存在に、慎重に考えすぎることは無いだろう。
「…………良く分からないけど。祐一君も大変なんだね」
「フッ、そうだな。大変だよ………とてもな」
一陣の風が、二人の横から吹く。
小さな悲鳴と共に、みさきは長い黒髪を押さえようとすると、力強い腕が伸びてくる。
「ふわっ!?」
「気紛れな風だな。大丈夫か?」
「う、うん」
鋼のように硬く、しかし鋼では有り得ない暖かい胸。
祐一に抱きすくめられたみさきは、頬を僅かに染めて頷いた。
男性に抱きしめられるなんて、父親を除けば始めてのみさき。
しかし、不快ではない。守られている……そんな優しさが、自分の体を包んでいる気がするからだ。
顔が綻び、祐一に身を任せようとすると、急に体が反転させられる。
「もう夕暮れだ」
その言葉に、自分の体を祐一が夕日の方に向けてくれたのだろうと、みさきは判断する。
実際、みさきの霊瞳には大量の陽精≠ェ映っていた。
陽精とは、太陽を司る特殊な精霊である。
闇と共にあるヴァンパイア等は、この陽精が苦手で、ひいては太陽が弱点となっている。
しかし、この陽精…………地火風水の精霊たちと違い、恐ろしく扱い難い。
並みの精霊使いでは存在すら知らない者も多いし、上級の精霊使いでは存在を感知することしか出来ない。
みさきは平然と見ているが、精霊に祝福されし
「うわぁ………!」
みさきの目には、確かに陽精たちが煌いていた。
彼女が夕日が好きな理由は、ここにある。
陽精は、日中の太陽が高い位置にあるときよりも、夕暮れ時が優しいのだ。
優しいというのは、みさきの表現ではあるが……………実は正鵠を射ている表現である。
勘違いされやすいが、陽精と光精は違う。日中の日差しが強いのは、光精が力を振るうからだ。
逆に陽精は、夕暮れ時に最も活動し、人に恩恵を与える。
まぁそれが何なのかは、みさきにも分からないのだが。
「良いモノを見せてやろう」
え? と祐一の言葉に問おうとした瞬間、祐一の手で両目を塞がれる。
反射的に閉じた目蓋に触れる、優しい感覚をむず痒く感じた途端、世界が開けた。
「ぁ―――――――――――」
全てが言葉にならず、みさきはただ目の前に広がった光景に魅入った。
朱に染まる太陽が、世界を紅く染め上げている。
雨の多い季節なのだが、まるでこの瞬間を祝福したように雲一つ無い赤い空。
みさきは、生まれた初めて見た夕日に、感動して………………ただ見惚れていた。
「擬似的な視覚器官を作り、それを視神経と繋げる。
まぁ制限時間は短いから、ちょっとした魔術でしか無いがな」
何でもないことのように言う祐一だが、実はかなりの大魔術だったりする。
それを詠唱無しで発動させる実力は、規格外としか言いようが無い。
「綺麗……………」
夕日が半ばまで沈んだところで、みさきが漸く口にしたのはその一言だった。
生まれた頃から精霊以外を見てこなかった彼女には、極当たり前の光景は、如何なる絵画にも勝る美しさ。
鮮烈なまでの存在を脳裏に焼きつけ、世界は限界まで彩られて………本当に言葉にならない。
今の一言だって、他に上手い言葉が無かったのだ。心にある感動を表す言葉が。
「あ……………」
夕日が完全に沈んだと同時に、みさきの視界にも精霊しか映さない盲目の瞳となる。
体を再び反転させて、最高の経験をさせてくれた祐一に向き直った。
「有難う。本当に………有難う」
今のみさきには、こんな言葉しか返せなかった。
感動で胸が一杯であり、ともすれば再び泣き出してしそうな位に心を揺さぶられる光景。
祐一への感謝で、みさきの心は一杯だった。
「別に気にすることは無い。また気が向けば、見せてやるさ…………この醜くも美しい世界を」
祐一の言葉は、どこか遠く……遥かに。
単純にみさきに向けた言葉ではなく、何かの宣言のようにも、みさきには聞えた。
「うん、約束だよ」
ただそれだけを口にして、みさきは祐一に向かって微笑んだ。
彼女なりの気遣いのようなものを感じた祐一は、抱きしめていた彼女を解放し、彼もまた微笑んで言う。
「じゃあ、俺はこれで」
「またね、祐一君」
まだ此処に残るらしいみさきの声に、祐一は振り返らぬまま手を振って応える。
屋上の扉を開け、出たところで祐一は口を開く。
「そんなに親友が心配か、雪見?」
交錯する視線、言葉の先には、深山雪見の姿があった。
しかし、祐一は気配を察していたので、もっと前から聞き耳を立てていたことに気付いていたが。
「まぁ………ね。あの子の秘密を最初に聞いたのは私だし、貴方が現れるまでは私しか知らないことだったから」
何の表情も浮かべず、ただ淡々と言葉を口にする雪見。
元の美しい容姿と相成って、どこか人形めいた雰囲気を醸し出していた。
「ふむ。自分だけに明かされていたことが、俺にも話されて…………嫉妬か?」
「クス………まさか。そんなんじゃ――――」
「では、重荷だったか?」
続けて問うた言葉に、雪見は殺気すら滲ませた目で睨む。
だが、それも一瞬のこと。
すぐに目を伏せて、沈黙…………………そして呟くように言う。
「そう……………だったのかもしれないわ」
誰かに秘密を漏らしたい、と思ったことは無い。
しかし…………秘密を持ち続けるのは、思いのほか苦痛なのだ。
特にみさきの秘密は、とんでもなく特殊だったからこそ。
「初めて聞いたときは…………正直、嬉しかった。
うん、あれから数年経っているけど、はっきりと言える。
私は嬉しかったのよ、本当の意味で親友になれたんだと思って、ね」
一息置き、雪見は更に言葉を続ける。
「けど、いつの頃かな……………秘密が大変だって、思うようになったのは」
ふっと儚い笑みを作り、言葉はそこで完全に途切れた。
これ以上の何かを、祐一には推し量るようなしない。
何かを勝手に想像したところで、所詮それは祐一の考え、意見でしかない。
だから何も言わず、想像せず…………祐一はただ佇んでいる。
静かな沈黙を打ち破ったのは、他でもないレンだった。
「でも……………独りじゃない」
相変わらず人形染みた無表情のまま、レンは一言だけ言う。
それ以上は何も語らず、しかし目は逸らさず。
レンは、虚偽が出来ない真っ直ぐな瞳で、雪見を射抜く。
「…………そう、ね」
低い天井を見上げ、雪見は呟く。
そして祐一とレンを置いて扉、屋上へと出て、大きく息を吸う。
「みさきッ!!!」
ビクッ
「ゆ、雪ちゃんッ!?」
雪見が駆け、みさきの首に飛びつく。
また怒られると身を竦めていたみさきは、急な圧迫感に困惑する。
何せ、怒声も痛みも来ない。来るのは少々の息苦しさだけ。
「く、苦しいよ。雪ちゃん」
「我慢しなさい! いっつも私に迷惑掛けてるんだから!!」
みさきの抗議に、雪見は叫びを返す。
そこで漸くみさきも気付いた。
雪見の声が……………震えていることに。
「行くぞ、レン」
ジッと雪見たちの方を見ていたレンに、祐一は声を掛ける。
レンが祐一の方を向いた時、祐一は既に階段を下りていた。
足音を響かせる祐一から、再び雪見の方を一瞥。
口を開き、言葉を作る。
ただそれは、音にはならず、全ては唇の動きで表された。
――――――ヨ カ ッ タ ネ。 ユ キ ミ。
後書き
ここまでほのぼのなのは、久し振りじゃないかと再認識。ども、放たれし獣です。
今回は祐一と深い接点の無い、みさきと雪見の接点作りでした。
いえ…………決して趣味というわけでは。(爆
殆ど場つなぎ的な話しになったような気がしないでも…………。(汗
兎も角、次回は演劇です。どんな劇なのか、そして浩平ははじけられるのか?(ぇ
それではまた、次回をお楽しみに。
管理人の感想
いい加減祐一は多芸ですね。
これも長く生きているからこそでしょうか。
浩平達は彼の年齢を知っているのか……知らない方が面白いですけど。
レンが可愛いですね。
祐一が愛でる気持ちも分かろうものでしょうか?(笑
彼らの台詞から判断するに、目的地は『あそこ』みたいですね。
管理者の彼女はどうなるのやら。
……今回の話でみさきヒロイン化フラグオン?(爆
感想は次の作品への原動力なので、送っていただけると作者の方も喜ばれると思います。
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