神の居ないこの世界で−A5編−


→正面の攻防

     正面を離脱した高橋達。離脱したのには訳がある。  手持ちの装備では鎧をつけたドールに対して決定打にならない事が判明したからだ。  援護の2機が繰り返して銃撃、それも装甲の薄い部分を狙っている筈なのだが、その殆どに効果が見られ無かった。  特に足回りは異常なほど、執拗な銃撃に殆ど影響が無かったとしか思えない挙動をされてしまっている。  ネメシスタイプを相手にしているようだと、援護の2機の内の1機が洩らした。  守備力と装甲の厚さだけを見れば確かにそうかもしれない。  ただ、ネメシスタイプと決定的に違うのは装甲の枚数である。  現在のマリオネットは装甲の最も薄い部分でも最低2枚の装甲で守られていた。  ネメシスタイプは装甲は厚いが、機動力確保の為に装甲の無い部分もある。 「もう手持ちの爆薬無いんでよね?」 『あぁ。残念ながら。しかし、あの自走コンテナといい、鎧武者といい……無駄に頑丈だな』  高橋のその言葉に、返った声が苦々しい響き。  手持ちの爆薬で何とか、秋子たちの持ってきていた荷台を一つ爆発させる事が出来た。  2機の手持ちの爆薬を全てをつぎ込んで、1台をようやくといった所。  残りは放置するしか無い状況。加えて言うなら、荷台に爆発物が仕込まれてある事に対応する為でもある。  まとめられたデータは既にβ小隊に送ってあるが、どこまで対応できるか怪しい。  ゲートの外で動いている高橋達、3機は対処する手段を得る為に動いている。  結局の所、弾薬の補充の為に戻らなくてはならないといった感じだ。  加えて、新たな指示があればそれに沿った動きをしよう、そういった思惑もある。 『α2、ゲートを開けます。持ち場に戻ってください。先程、本部から通達がありました』 「了解……β1、貫通力のあるの用意した方が良いと思う」 『……送られてきたデータを見る限り焼け石に水っぽいですが、最大火力で御もてなしをしましょう』 「うん……無理しないでね? 後で返事、聞いてもらうんだから」 『そちらこそ。あちらも火がついたようです。かなりゆっくりですが、進軍を始めました』 「じゃあ、行って来ます!」 『後で、会いましょう』  少しだけ空けられたゲートの隙間から、高橋機を戦闘に3機のドールが入り込んでくる。  3機が入りきったところで、ゲートを閉じ外に対しての準備を始めた。  これ以降はゲートを開ける事はないだろう。開くとしたら敵が撤退をしたら開くと言うことだ。 『爆薬を出来る限り集めてください。種類は問いません』  レーダーには非常にゆっくりとした足取りのドールの群れが写り始めた。  2列縦隊を組んでいるそれは本当に動きが遅い。  だが、嫌な動きである事には間違いが無かった。  このペースならば十分準備に間に合うと藤川は思う。しかし、最大火力を集めても不安が残る。  γ小隊が援護してくれたら心強いのにと、思うが無いものねだりをしても仕方が無い。  今の状態で、出来うる事をきっちりとやるだけと、意識を切り替える。 『あとは弾丸の交換を。通常弾頭から特殊弾頭へ。相手は非常に固いです』  藤川の指示の元、慌しくゲートの守備の為に動き出した。高橋は一路、本部に向けて走り出す。  本命、つまり、高橋の相手にするべき敵が来たということ。  お互いに見送る事は無いし、ただ言葉を掛け合っただけでおしまい。それは、いつもの事だから。  それに、信頼している証でもある。それぞれの技量を知っているから無駄な心配はしない。 『配置は作戦通りに。まだ、事態は変化していません』  ちょっとだけ、振り向きたくなる衝動に駆られる藤川。  振り向けば、高橋を傷つけると知っているから、そんな事はしない。  いつも感じる衝動をいつものように噛み殺すだけだ。  迎撃する準備は着々と出来て行く。あとは、敵が向かってくるのを待つだけ。  その状態で藤川達、β小隊は準備を終えた。  近づくなら容赦はしないし、全身全霊をかけて攻撃すると意気込んで。
    ▲▽  ▲▽  ▲▽  ▲▽  ▲▽
     ヒュント達、γ小隊は焦れていた。  相手はどこから狙撃してくるか解らず、2つの盾を地面に突き刺して壁にする事で何とか弾丸を避けている。  音もなく、いきなり弾丸が飛んでくるのだ。その恐怖はうかがい知れない。   「……4発目ですね」 『あぁ』  小池の声も、ヒュントの声も疲れきっている。  見えない敵、どこから撃って来ているかも判らない。  その緊張感が急速に2人を疲弊させていた。  カウンタースナイプをしようにも、敵が見えなく、しかも場所に見当がつかなければ意味は無い。  正確には撃って来ている方向だけはわかっている。ただそれだけ。  例え、場所に見当が付いてもライフルの有効射程外でも意味は無い。  ただ、この暗闇さえなければ、これだけ緊張する事は無かったかもしれないと小池は思う。  太陽の光で、もしかしたら相手のライフル、もしくはついているスコープに光が反射して場所がわかるかもしれない。  そんな妄想に似た都合の良い事を考えて、小池は平定者が活動している時間が恨めしいと感じていた。  見えない敵に対してどう対応して良いか困っている。それが2人の現状だった。 「ん? 見えない?」  小池は何かに引っかかる。狙撃してされているのは当然。  では、そんな化け物じみた狙撃ができるのか? と言う当然の疑問。  自分なら、どんな状況で今の状況が組み立てられるか。  距離を伸ばす事で対応するのではなく、足場を作る事で対応できないかと。  近くに足場があれば、自分の技量でも十分に対応できるかもしれないと思う小池。  だが、その足場がどこにある? と自問自答を開始した。 「空?」  まさかと思いながら、小池は空を見上げる。そこには黒い雲しかない。  目を凝らしてみるが、カメラを通して見た空には同じ黒しか映っていない。  月明かりが無いのが恨めしかった。  雨でも降ってくれればまた違ったかもしれないと小池は思う。  しかし、そのどちらもあまり期待できない事だった。  確証があるわけでも無いし、馬鹿げた答えかもしれないと、小池は頭を振ろうとした時だった。 『γ小隊、応答して』 『こちらγ1、本部どうしましたか?』 『空に注意して』  名雪の声が聞こえる。名雪も小池と同じような結論に達していた。  小池はそう考えるのが妥当かも? と思い何も言わない。  しかし、言っていることが理解できないヒュントが疑問の声を上げる。 『どういうことです?』  ヒュントのその疑問に名雪は声を硬質させて、次の言葉を発する。  名雪は最短の説明ですむように考えを言葉に散りばめた。 『これから警告の証明弾を打ち上げる。γ2と組んで、360度狙撃できるように準備。準備が出来次第、連絡を入れて。  多分、目標は黒の気球か飛空船。見つけたらすぐに狙撃する事。チャンスを逃すな』  それだけ言うと名雪はヒュントの返事を待った。  ヒュントもそこまで言われて、ようやく考えが纏る。  つまり、おそらく敵は空に足場を作ってこちらを狙撃してきただのと。  考えてみれば当たり前なのかもしれない、超長距離といわれても人の技術を超える狙撃は出来ないだろう。  距離が伸びればそれだけ、計算させるにしても難しくなる。  空気の粘性に抵抗、気圧、空気中にある湿気・水滴、地形に影響される風向き、風の強さ、弾丸の形状、重力等など。  弾道の計算には複雑すぎる要素が絡んでくる。  そんなものに技術を積み込む筈も無い。無駄ではないにしても非現実的だ。  少しの才能と日々の訓練で弾丸の動きの変化も銃の癖も把握すれば確実に当たる長距離。  銃の性能が化け物だったとしてもちょっとした気圧の変化や風向きの変化で弾丸の動きが変る超長距離。  そんな、当たったらまぐれな超長距離より、それを縮めていって確実な長距離を取った方が現実的である。  ならば、足場が近くにある。あるとしたら、空に。  間違っていても、相手に対して警告をしたという言い訳が成り立つから失態にはならない。  何もしないよりはましである。 『なるほど……γ2、背中を任せる』 『了解しました。ライフルを一つ借ります』  咄嗟に小池とヒュントはライフルを手に取り背中合わせとなる。  それぞれが180度をカバーして何とか対処しようと言う事だろう。  小池がライフルを一つ手にとって準備完了となった。   『γ1、準備完了しました』 「γ2、同じく」 『了解、30秒後に照明弾を打ち上げる。照明弾は直接見ないで、強力にしてあるから』 『「了解」』  ライフルを手に持ち、空を見上げる。変らない濁った黒い雲。  見上げるだけあまり意味の無い空だった。  もし晴れていれば月や星が見えて見上げる価値のある空だったのかもしれない。  穏やかな雨でも降ってくれれば、見上げる価値のある雲だったのかもしれない。  2人は、そのどちらでも無い空を見上げる。  反撃の合図を待ちながら。静かに指を引き金にかける。  暗闇を切り裂くような、白の軌跡。直接目にしていたら、間違いなく目に残るような強い光。  その光が目に入らないように注意する2り。  軌跡が最高点に到達した時、光が弾けた。  
    ▲▽  ▲▽  ▲▽  ▲▽  ▲▽
     時間は少し戻る。飛空船。黒一色のそれは、優雅とまではいかなくとも静かに飛行していた。  船体の中には空気よりも軽いヘリウムガスが入っている。昼間に飛べば、真っ先に見つかるであろう。  速度は出ないものの、音も出ない。光も事故が起こらない限りでない。  隠密行動に関しては問題が無かった。ただ、細かい挙動が出来ないのが玉に瑕だったが。  飛空船自体に攻撃力は無い。更に言えば、防御力も無い。  防御力に関して言えば、船体を軽くしないと浮ばないのだから仕方が無い。  飛空船に乗せてある真琴の機体、フォックスアイのライフルが唯一の攻撃力である。  そのライフルはレールガンを改良した物で、極力音の出ないものになっていた。  本来は4つの砲身が付いているライフルなのだが、今は音を出さない為に一つの砲身しか動いていない。  モードを切り替えれば全ての砲身をつかえるようになる。  ただ、その時は弾丸の消費と音が凄まじい事になるが。  他に飛空船に積んである物は大きな鉄の玉に入ったマリオネットが2機。  飛空船のバランスをとるためか、中心線から少し離れ左右対象に取り付けられている。  ちなみに、外にむき出しであり真琴がスイッチを押せば落下する仕掛けだ。  その玉はガチャポンの殻を強力にして、中身が壊れないようにしたような感じである。  中身は現在指令を待っている状態で動きを止めている。  現在はゆっくりと施設の上空を飛びながら、予想された地点に居る狙撃隊の足止めをしている。  いや、正確には戦力の無力化を狙いたいのだが一撃目を防がれた時点で足止めにしかならなくなっていた。  こちらの位置を勘違いさせる為にわざわざ一方向からしか狙撃できない。  空に居ると解られてしまうと、命の危険に関わるからだ。 「あぅ……出てこない」  ゆっくりと旋回する飛空船。次の機会を待つとばかりに真琴は息を吐いた。  へんな立場から来る緊張で手に嫌な汗をかいている。    こんな不安定な場所からの狙撃は初めての体験で少しでも命中精度を上げるために変な調整が必要である為だ。  狙撃する時はいつも足場はしっかりしていた。  しかし、今は動きながら、風に動かされながらの狙撃である。時折混じる不安定な飛空船の動き。  本来の狙撃ならばしなくて良い挙動が混じって、それが真琴を疲弊させる。更に言えば、相手の対応の素早さである。  普通の部隊ならば、初撃を避けられる事も無い(初撃は真琴会心の出来だった)  その次の対応も間に合う筈無い、そういう認識で居たが間違っていた。  咄嗟に反撃をしてくると思っていたのだが、守備を固められて無力化が出来ずに居る。  2機セットで行動している為に、一機ならば無力化できるかもしれない。  残ったもう一機に飛空船が落とされては意味が無いから、現状では相手に勘違いをさせるしかなかった。  足止めが今の所のベター。そして、今の方法から無力化が出来ればベスト。 「狙える? ……うん、狙おう」  覗き込んだスコープの先に大型の盾から少しだけでた、敵の右肩。  命中すれば、少なくとも1機の戦闘能力が奪えるはず。距離にしても通常の狙撃と変らない。  抱え込んだライフルの引き金に指をかける。静かにそれを動かした時、飛空船が風に煽られた。 「あぅ」  キシュ、と小さな音。その弾丸が相手の盾目掛けて一直線に飛ぶ。  弾丸は盾の右上の端に命中し何処かへと跳ねた。  何度目かになる狙撃に同じような情け無い声を出す真琴。  相手が時折、真琴が居るであろう狙撃点を除くような動作をしているのは解っている。  タイミングが合わないか、それとも合ったとしても気紛れな風に邪魔されるかであった。   「……寒い」  空調の完璧な機体の中で真琴は体を震わせる。  寒いというよりも寒気がするといったほうが正確だろう。  人によっては第六感と呼ばれる何かが真琴に警告をする。  ここは何か危険だと。もしくは、これから何か良くない事が起こると。  スコープを覗き込んだままの体勢で相手を観察し続ける。  相手が変な動きをしているのが解った。変なというと語弊があるが今までとは完全に違う動き。  真琴は咄嗟に降下の準備をする。相手の動きにかなり嫌な物を感じたからだ。 「良い予感がしないのよぅ」  言った言葉を改めて自分で聴き、口に出すんじゃなかったと真琴は後悔する。  口から出された音が、不吉な予感を肯定したみたいでとても嫌な感じになっていた。  いった言葉がまさか、現実の物になるとは思いたく無いが真琴が弱気になっているのは解る。  一番外側のゲート、つまり秋子達が今進軍している所の上空辺りで、その予感は現実の物となる。 「!?」  強烈な光に目を傷める真琴。閃光弾が打ち上げられたからだ。  瞬間的に機体のカメラを暗視用から通常に切り替え、相手を捕捉する。  傷めた目から涙を流しながら、ライフルを握り締めた。  目に突き刺さるような強い自然の色ではない白の光。 「あぁーもう! なんなのよぅ!」  悪態をつきつつ、相手にばっちりこちらが捕捉されている事がわかった。  敵が打ち上げた閃光弾の真っ白な光は暗い闇夜を切り裂いて、こちらの姿を浮き彫りにしている。  そして、相手の姿のも浮き彫りにしていた。どちらも隠れる場所がなく丸見えである。  これは落とされると感じた真琴の行動は迅速だった。  マリオネット2機を投下、ライフルのモードを切り替えて飛空船から飛び降りる。  飛び降りる間際に、捕捉され、捕捉していた敵に目掛けて弾丸を全て発射した。  凄まじい音が空中から当たりに撒き散らされた。それも4発。  相手からも1発の音が巻き起こっている。  その頃になって、ようやく閃光弾が尽きたのか暗闇が帰ってきた。  すぐに真琴は次の弾丸を装填作業に取り掛かった。  光が完全に途絶えたのを見計らって、暗視用にカメラを切り替える。  相手の放った弾丸は、見事に飛空船を打ち抜き炎上させた。  元々、防御力なぞ皆無だったのだ、ドールの装甲を突き破る攻撃力を持ったライフルで撃たれれば落ちて当然。  ちょっとだけ、悔しい思いをする真琴。短い付き合いだったが相棒だったのだ仕方が無いだろう。  真琴の放った弾丸は全弾、ライフルで飛空船を打ち抜いたドールに命中していた。  そのドールは動きを止めて、火を噴いた。  真琴が不思議に思った事は相手が全く動かなかった事である。しかし、考えは塗りつぶされる。  正確には動けなかったのだが。彼の背後には仲間がいる。そこまでは考えが回らない。  パラシュートを開いて、降下する事が大変でそれどころではない。  手順を間違えればパラシュートは開かずに地面に激突する。  流石にそれは遠慮したいと思う真琴。無事パラシュートが開いて安心した。  黒く大きな布地が開いて風に乗る。方向を確認して秋子たちの居る方向へと向きを調整する。  これも初めての体験の為に、他の事を考える時間が無かった。  四苦八苦しながら、方向を定めるのに必死だった。  飛空船が燃えるオレンジ色の炎が周囲を鈍く照らしながらゆっくりと海へと落ちていった。  そのオレンジ色の光は真琴を照らす事は無かった。  真琴とは反対の方向へと落ちていったからだ。 To the next stage

     あとがき  正面戦はとりあえず今回で一区切りです。まだ続きは有りますけどね。  次は舞さんをお話の中心に持ってきて、反対側を描きたいかと思います。  いい加減舞さんとか他のキャラ書かないと、存在が忘れ去られそうで……  SSSも最近、舞さんや佐祐理さん書いて無いですしね(苦笑  では、拍手コメントの返事をしたいと思います。 >A5編で全く出番がなかった舞に、活躍してほしいです。 >GEナンバー内で総合的な戦闘力に順位を付けた場合、舞は何位になるのでしょうか? 10/9  まったく出番無いんですよね……舞さんと佐祐理さん。  祐一君に絡んでこないせいもあるのですが、設定上なかなか引張って来れないのが……  まぁ、次回は舞さんにスポットが当たるので、活躍してもらいます。  GEナンバー内で舞さんに近接格闘で順位をつけたらトップです。  ただ、総合的な戦闘となると、下のほうになります。ただ、これは後半ナンバーだけで見た場合です。  前半ナンバーも含めて見るとちょうど中間と言った感じになります。  >茜ちゃんに出番を〜 10/9  今回、SSSで一つ出てます。A5編でも登場する予定があるのですが……  もしかすると栞さん並になる可能性が高いです。  戦闘関係の役職じゃないので、中々出て来れないのが問題なんですけどね(苦笑 >由紀子と晴子to >SSSで由紀子と晴子と祐一の三人が酒を飲んだらみたいな話を見てみたいです! 10/10  今回のSSSでリクエストの答えてます。  やっぱり祐一君が巻き込まれるっていう形になってますけどね。  なんだか私の書く祐一君て受動的だなぁ…… >ようやく始まりましたか戦争が……で、ぶっちゃけ何人死にますか?まさか0は無いですよね?楽しみだニヤソ 10/10  数については言いません。ですが、人数は決まってます。  あーでも、思いのほか少ないかも……0と言う事はないですが……納得されないかもなぁ  楽しみにしても構いませんが、がっかりしないで下さいね(爆 >応援してます。張り切ってください。 10/10  えぇ、頑張ります。そして、張り切ります。  えっと、私が張り切ると何かあるか、疑問ですが……とりあえず頑張ります。 >A5編最終戦、期待しています。やはりドール戦の話は良いです。 >初戦闘。勝ってほしいのは平定者ですが、高橋の努力が報われてほしいとも思います。 >(SSSのリクエスト)子供達とかくれんぼして、祐一が船外ぐらい無茶な場所に隠れる話を希望します。 >(SSSのリクエスト)茜の愛夫弁当がすり替えられていた話(犯人は詩子か秋弦)を希望します。 10/10  期待に添えるように頑張りますね。こちらもドール戦は描いてて楽しいです。  厳密な勝ち負けはたぶんつかないというか、勝負ではないので難しいと思います。  高橋さんに関しては、どんな形であれ一定の区切りはつきますので。安心……していいのかな?  こんな中途半端なことしか書けないのがちょっと歯痒いです。  リクエストに関しては、今回入れ替えましたので楽しんでくださいね。  では、続き頑張ります。ゆーろでした。


    管理人の感想


     ゆーろさんからのSSです。
     風邪で体調不良につき、今回のコメントはカット。  ゆーろさんすみません。


     感想は次の作品への原動力なので、送っていただけると作者の方も喜ばれると思いますよー。

     感想はBBSかメール(yu_ro_clock@hotmail.com)まで。(ウイルス対策につき、@全角)