完全ネタバレ! 幻水3へっぽこプレイ日記



ゲド編 第1章
やっとゲドの登場です。
ああ、ここまで長かったわ。
クリスとヒューゴが(あとトーマスも。うふ)それぞれの話の中で接点を持っているのと違って、ゲドの出 番って今まで全くなかったので、もう本当にお待ちかね、という感じです。
でもこれだけでゲドが歴史の表舞台ではなく裏側を生きている人なんだなというのは分かりますよね。
さすが、設定が上手いわ、村山さん。
 
ゲド編は仲間が酒場で飲んだくれているところから始まります。
で、それがどこかというとビネ・デル・ゼクセの宿屋。
てっきりカレリアから話が始まると思っていたのでちょっとびっくり。
ちょうど同じような時期にヒューゴ達が泊まっていたわけだから、すれ違うくらいはしてたかもしれないん ですよね。
もっとも一方は酒場で飲んでいて一方は元気に北の洞窟まで走り回っていたりしたわけだから大した 接点もなかったとは思うけど。
楽しみにしていたゲドチームですが、さすがに大人の(っていうかオヤジの/笑)集団ですね。
やるときはやるんだろうけど、やることがない時は思いっきり自堕落に飲んだくれてます。
エースがハッパをかけても慣れっこという感じでどこ吹く風。
苦労してるのね、エース。
まあ、ユダの昔から経理は苦労するものと相場は決まってますからねぇ。
と言っても自分もちゃっかり軍費の恩恵に与っていそうなエース。
あんたはゲドを裏切らないでね、などとは言うまでもないって所でしょうか。
さて、そのエースが久々のお仕事を持ってゲドの所に向かいます。
やった、ようやくゲドを動かせるわ!と喜び勇んだ海棠はお仕事を引き受けるのを無意味に渋ってみ たりします。
うーん、なんかエースを困らすのってちょっと楽しいかも。(笑)
でもあんまりそんなことをしていても話が進まないので「炎の運び手を調べる」だったか「真の炎の紋章 を調べる」だったかの(既に記憶が曖昧(^^ゞ)仕事を受けることにします。
 
なんですが〜、ちょっと意外だったのはゲドってアンニュイ(爆笑)な感じがしませんか。(いや、覇気が ないというのもアレなんで)
私の勝手な思いこみだったんですが、ゲドってもっと働き盛りのっていうか精力的なっていうか、ゲオル グ・プライムみたいなおっさんかな、と思っていたのですよ。
そしたら、寡黙というか何というか自分で動かしてるキャラのくせに何考えてるか分からない。(ヒューゴ やクリスが分かりやすかったからね)
もっとも、長い付き合いらしい12小隊メンバーもよく分かってないらしいから焦ることもないんでしょうけ ど。
それにいい加減大人になっちゃうと正義感とか、そういう物だけでは動けなくなっちゃうし、そういうこと なのかなと、取り合えず納得してゲームを進めます。
 
さあ、例によってゲドも走ります。
ゲドの雰囲気だと全速力で走るのは本意でないでしょうが、ここは海棠の(操作の)ストレス減少のため にも走って貰います。
で、まず行くのが宝くじや。(懲りないヤツ/笑)
こんなに通ってる割にはどのくらいの時間で当選日になるのか、とかそういうことが全然分かっていな いので、とにかくまっ先に買ってしまいました。
次に行くのはやっぱり鍛冶屋さん。
海棠は装備を揃えるよりも武器を鍛える事を優先する方なので、すぐさまトンカントンカンとやって貰い ます。
………
えーん、まさかこんなにゲドの持ち金が少なかったなんて。(T.T)
つい、クリスの時の癖で(最初から最後までお金持ちだったな)ろくに手持ちの金額も確認しないで鍛え てしまったのです。
これではマジで宝くじに頼るしかありません。
本当はリザードクランに行かないといけないのですが、森で適当に戦闘を繰り返してレベルをあげつつ 小金を稼いで宝くじの当選発表を待ちます。
やっぱりゲドチームもなんか弱いです。
というよりも、前にプレイした主人公チームが育っているから弱く感じちゃうんでしょうね。
これはこちらの意識を切り替えないといけないんだなと、ようやく分かってきました。
でも二刀流(十手かと思った)のエースに小回りの利くクィーン、拳法のジョーカーと戦い方が様々で楽 しいです。
特にジャック!
いいな、いいな、あの巨大なボウガン。
飛び道具系の中ではかなり使える方じゃないでしょうか。
紋章も便利だし、さすが、あの若さでゲドにスカウトされただけのことはあるんですね。
それから行き倒れポイントなんですが、何度行っても「装備は既に奪われているな」となってしまうのは 先にヒューゴが取っちゃったからなんでしょうか。
そういうところもちゃんとザッピング出来てるとしたら凄いかも。
そんなこんなでようやく4等を当て((^^ゞ)稼いだ小金は交易品に代えて(つい光る玉を買ってしまう。ど うせダッククランにも行くだろうと思ってたんだけど実はなかなか行けない(T.T))ようやくゼクセを出発で す。
本当ならここでエースが「麗しの故郷」とかなんとかやるんでしょうが、ゴメンよ、順番がずれちゃって。 (しかし、ギルバートの傭兵隊にいたなんて。デュナン統一戦争の時はどうしてたのかな?)
 
旅は滞りなく進みます。
ブラス城も相変わらずですが、交易商の兄ちゃんに「男は交易。宝くじなんて当てにしちゃダメだよ」と 言われて思わず宝くじの束を隠すゲド。(笑)
また買ったのかよ、という突っ込みはナシにしてください。(^^ゞ
でも、この兄ちゃんに途中で摘んだ漢方薬を買ってもらい一気に懐が暖かくなる。
ありがとー、兄ちゃん。
交易品もあるし、それなりにお金も貯まったしで、意気揚々と訪れたリザードクランでいきなりリザード の皆さんに取り囲まれてしまいます。
そしたらゲドったら、ちゃんとリザードの礼に適った作法で族長への面会を通してしまうじゃないです か。
あんた、何者?
だって、あの独特の言い回しってゼクセン騎士団でもサロメみたいな軍師クラスにしか分からないよう な種類の物なわけでしょ?けっしてボルスが粗野なんじゃなくて。(笑)
それをスラスラと口にして、しかも人払いして族長と1対1で話せるなんてただ者じゃないわよね?
しかも今度の任務に関係あるのかもよく分からない意味深な内容の話してるし。
ちょっと面白いことになってきました。
取り合えず、一番の謎は大将ってことになるのかも。
 
さて、謎は謎としておいといて、ぐるっと大空洞巡りです。
というより、交易ですね。
今度の交易は今までの履歴が見られるからとっても便利。
ここでたくさん仕入れてゼクセで売るんだわ♪とちょっと嬉しいエース(海棠)。
そうやってお店に立ち寄ったりするうちに何だか騒ぎになっている。
不審者の侵入ということでリザードの偉い人(シバだっけ?)をパーティに加えて(おそらく)高速路を進 んでいくと、なんとゼクセン騎士団の急襲にあうのです。
あら、クリスったら随分とよそよそしげじゃない。
敵なんだからしょうがないけど。
で、戦うことになるのですが、これが強い。
半端じゃなく、ゼクセン騎士団強いわ。(クリス編でのへなちょこぶりはなんだったのか…)
でも決して止めを刺しにきたのではなくて時間稼ぎ。
なんと、族長暗殺のための陽動部隊だったんですね。
でも協定間近なのに暗殺だなんて、誰が考えても変。
ジャックも「足音が…」なんて言い出すところをみると戦闘中から変だと思ってたんですよね、彼は。(侮 れない若者だ)
それに、そもそもクリス編でこんなシーンなかったし。
このゲームって、例えばミステリーに「地の文で嘘をついてはいけない」というお約束があるように、クリ ス編で出てこなかったクリスの行動が他の主人公の所で語られることはないと思うのですよ。(私が勝 手に決めてるだけって気もしますが)
クリス編に出てこなかったんだから、このゼクセン騎士団は明らかに怪しい。
でもそんなことが分かるはずもないから、族長が殺されてしまって怒り狂ったリザード戦士達が雪崩を 打って出ていきます。
さすがのゲドも大恩あるという族長の死はショックのようなんですが、きわめて冷静に(内に秘めるタイ プの人らしい)情報集めをするために、カラヤクランに向かうことになるのですが…。
 
ゲドにその気はあっても素直にカラヤに行くような海棠ではありません。
なにしろ手元には気になってしょうがない宝くじがあるんですから。(笑)
当然ゼクセに引き返します。
危ういところで宝くじを引き替え(笑)更に交易品を売買し、ようやくカラヤ入り。(今度はさすがに宝くじ は買わなかった)
すると、いきなりカラヤの勝ち気な女の子アイラ(ルシアの子供時代を彷彿とさせる子だわ)から攻撃を 受けてしまいます。
やっぱりねぇ、見るからに胡散臭い集団だもの。
それなのにあんな作り話で切り抜けようなんてエースったら自分を知らなさすぎ。(笑)
相手の疑いに火に油を注いでどうする、って感じなんですが、とりあえずアイラをこてんぱんに伸したと ころへ、慌ててジンバが止めに入ります。
やーん、ゲドってジンバとも知り合いなんじゃない。
この顔の広さったら何?
しかも相当深いところまで知り合ってる仲と見た。(いえ、別にカップリング推奨って訳じゃありませんの で、ええ)
ジンバもやたらと情報通だし、ちょっと目が離せない二人です。
 
さて、その間エース達がどうしてたかというと、まあ自由行動なんですが(笑)エースとジョーカーはアイ ラが何やら揉めてる場面に出くわします。
その相手というのが破壊者グループの紅一点、セラなんですね。
しかもセラったらカラヤ焼き討ちの予言までしてる。
「あの人は100万の犠牲より価値ある物を見つけた」って何よそれ。
あの人ってルック(ゴホッゴホッ)もとい仮面の男のこと?
ルックったら(違うって)いつの間にレオンみたいなことを言うようになったのよ?
しかも、だとしたらカラヤを襲ったのはゼクセンの評議会じゃなくて、破壊者チームって事になるじゃな い。
えぇ〜、ちょっと待って〜、もっと詳しいこと教えなさいよっ、とアイラと一緒にセラを追いかけるエースと ジョーカー。(ちょっと違う)
ようやくセラを高速路の入り口まで追いつめたものの、そこへアルベルトとユーバーが現れて一目散に 退却。
いいなあ、敵の強さを一目で見破るっていうのもかっこいいなあと、オヤジ二人にちょっとうっとりする海 棠。
が、そんな場合ではありません。
その頃カラヤの村は騎士団の焼き討ちにあっていたのです。
 
遅まきながら海棠はここでやっとゲド編の時間軸が分かってきました。
まあ、あっちこっち寄り道しすぎたのがいけないんですけど(^^ゞ
つまりリザードクランで戦士の皆さんが出ていったのはゼクセンとの協定の場で騎士団を取り囲むた め。
リザード側からすれば族長の敵討ちだし、騎士団側からすれば協定破りの不意打ちになるから、それ でカラヤの焼き討ちになると、そういうことだったんですね。
で、ゲドは図らずもその両方の場に居合わせてしまったと。
ジンバはカラヤの戦士に呼ばれて行ったまま戻ってきません。(多分、村人を逃がすとかしてたのよ ね。その後はゲドの話の裏付けをとるべく情報収集に歩いてたんで大空洞に行くのが遅れたと、そんな ところかな)
もちろん、ゲドとクィーンも逃げないといけないのですが、ここでボルスと戦うか否かという選択が出ま す。
一応、戦う方を選んでみる。
つ、強ぇ〜、ボルス。
クリスの横でゼェゼェと息切れしてた貴方は一体どこへ?(笑)
こてんぱんにされた後、今度は逃げる方を選んでみる。
こっちの方が戦い慣れた傭兵さんっぽい。
しかもさり気なくジャックの援護があったりして良い感じ。
でも、悔しいので何度かリセットしてボルスをボコる事に成功。
さすがのボルス君もちょっと頭が冷えたみたい。(って要するに自己満足なだけなんだけど)
赤々と燃え上がるカラヤの村を見下ろしながら全員が合流してアイラも加えたパーティになります。
 
さて、翌日からの行動ですが、クィーンはカレリアに戻ることを提案しますが、まだこの近辺で情報収集 することに決定。
そうしたら、なんとビュッデヒュッケ城に行けるようになったではありませんかっ。
喜び勇んでヤザ平原を越えるゲド一行。(いえ、喜んでるのは海棠だけですが)
そうしたらいきなりセシルに「悪者っ」と言われてしまいます。(笑)
しょうがないよね、子供には怖いよね。(笑)
ゼクセでだってエリオットにいきなり「ごめんなさい」って言われちゃったしね。
もちろん、その後は城主トーマスのお詫びのフォローが付きます。
ここを商業の自由地にするというトーマスにみんなが首を傾げますが、マーサが得意げに共有地の証 明書を見せてくれました。
ああ、あの時みんなで一生懸命探したのはこれだったのね、と現物を見られて海棠もちょっと感慨深い 物が。
ここで「お店を紹介してあげる」と約束して仲間の契約(?)成立です。
その後やることは決まってます。
宝くじ買って(だってぇ、マーサの宝くじって一番当たりますよね。3枚くらい平気で当たりますもんねっと 言い訳してみる)探偵の所に行って調査依頼して交易して…。
で、調査結果が出るまでちょっと戦闘でもしてこようかな、とお城を出ようとしてびっくり。
エースがあの証明書に仲立ちをした人のサインがあってそれがゲドの名前だったなんて言うじゃありま せんかっ。
なぁんですってぇっ!!!
どういうことよ、それっ。
だって、共有地って50年前の話でしょ。
そんなの真の紋章でも持ってない限り……
はっ、そういえばゲドのスキルって、素晴らしい素質って……!
 
(スゥ〜ッ)ちょっと、ゲドッ、あんた、真の紋章持ってるわねっ?!
真の雷の紋章持ってるでしょっ!!
こらっ、白状なさいっ!!!(ゼェッゼェッ)
 
くっそー、そうかぁ、ジーンさんはフロックだったのね。
炎の英雄の二人の親友のうち、一人は真の水の紋章を持っていて、じゃあ残りの一人は寂しく年老い ていったのかしら、なんて思ってたけど、とんでもないじゃない。
そりゃあ、ハルモニアだって無理したくないわよね。
真の紋章3つを相手にするとなったら協定でも条約でも結ぶでしょうよ。
うっわー、びっくりー。
道理でゲドの顔も広いはずよ。
………
そのゲドと対等の口を利いていたジンバは?
ヤツは何者?
な、なんか謎が謎を呼ぶわ。
 
あまりのことに呆然としたまま城内を歩き回り、お風呂に入って傭兵さん達の会話に心癒された後(今 度のお風呂システムってこうなのね)ゲド一行はカレリアに向けて出発したのでした。
 
それにしても、どんな「腹」なんだ。エース〜(T.T)

                                                  (2002.09.15)