めっきをつける部分の形状とめっきの厚さの関係でマスキングの仕様が決まります
形状とめっき厚さ（クロムめっき）
- ピンや円筒状などの丸物の外形には、膜厚のバラつきをほぼ抑えて、指定寸法にめっきをつける事が可能です
- 平面や凹凸のある部分、穴内径への厚めっきは、指定範囲、指定寸法が大きくなればなるほど、膜厚がバラつきます。その為、指定寸法より過剰なめっきをつけて、後加工していただく場合もあります
マスキング
- 基本的に、めっきを指定された部分以外はマスキングしますが、めっきが厚くなるにつれて、めっき部とマスキング部の境目に「寸法不足」や「しわ」などの不具合が生じます。その為、寸法必要部分より範囲を多少広げてめっきをする様にマスキングをして、不必要な部分を後加工していただく場合もあります
後加工
- 厚めっき後の不必要な部分や、過剰な寸法のめっきは「研磨」か「放電」で仕上げて頂きます
- ヤスリや刃物を使うとめっきがかけてしまいます
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