2020年 第18回ノー・ウォー横浜展をWeb上で開催
みなさんの出品をよびかけます 新型コロナウイルスによる惨禍が地球規模に広がっています。今年の初めには、日本はオリンピ ックまでの日数 を数え、株式市場の世界はアメリカの動向に一喜一憂し、年度替わりの時期 でもあり子どもは新学期、卒業に夢 をふくらませ、青年は就職と新しい人生に踏み出そうとして いました。降ってわいたように人類に襲いかかった新 型コロナウイルスはたちまち地球規模に拡 散、猛威を振るい多くの命と仕事を奪い、暮らしを破壊し、世界に悲し みと恐怖を広げました。 そしてそれは今も続き、終息していません。 この目の前に広がる信じ難い現実に、私たちはどう向き合うべきか、ノー・ウォー横浜展事務局 は問われ ました。様々な角度から検討の上、新型コロナウイルスに負けない気持ちを込め、 “第18回ノー・ウォー横 浜展をウエブ(web)上で開こう”ということになりました。 眼の前に広がる惨禍、それは人々の暮らしと平和をないがしろにしてきた人間社会がつくりあげ てきた結果では ないでしょうか。医療・福祉、教育・文化の脆弱な実態が、これでもかと言うほど 突き付けられています。近隣へ の行き来も厳しく制限され、すべての人々生活と健康が脅かさ れています。更に被害は途上国に無慈悲に襲いか かろうとしています。私たちは巨費を投じて 作られた最新鋭の原子力空母、艦船が相次ぎ艦内兵士の新型コロナ ウイルス感染で機能不全 となっている教訓的な現実をしっかりと記憶しなければはならないと思います。 人類の歴史はウイルスとの戦いの繰り返しだったと言われています。この歴史を軽んじてきたこ とを猛省しない わけにゆきません。いま世界が一つになってこの新しい人類の敵と闘おうとして います。今日の科学、人類の英知 は14世紀のペスト、100年前のスペイン風邪の時代と違い、 必ずウイルスに打ち勝ちます。そして現在の惨禍、 たたかいから学び新しい社会を築くはずで す。今を見届けて、次の社会、文化に足を踏み出しましょう。2020年 ノー・ウォー横浜Web展を その一歩に。 4月20日 ノー・ウォー横浜展事務局
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