3月某日、T秘密工作所にて・・・今回はDR-Z125Eをオーバーホールするために入所させて頂きました。ついでに200ccにして125の6速ミッションを組み込むことにします。ボアアップは燃費が悪くなるとの見方が強いですが、小排気量に限ってはボアアップしてパワーに余裕が出たので回す必要が無い=燃費が良くなる、パワーが無いときはアクセルをがばがば開けていたが余裕があるためにそれほど開けなくなる=排ガスも少なくなるとはTさんのお言葉
今日から俺は地球に優しいライダーです(笑)
外装を剥がし、エンジンのばらしに入ります。まずはエンジンハンガーはずし。ここからは後学のため、自分自身も勉強しています。しっかりと覚えていきたいです。
キャブレターを外し、バルブロッカーのキャップを外します
シリンダーヘッドカバーを外すとバルブスプリングなどが見えてきました。僕はここからは初めて見ました。カムシャフトとカムスプロケットを外します。
シリンダーヘッドを外すといよいよピストンヘッドが見えてまいりました!やはり1万9千キロ走るとカーボン溜まってますね・・・。カムチェーンはクランクケースに落さないために事前に針金を引っ掛けています。
シリンダーを外すといよいよピストンの全貌が見えてきました!こんな小さいピストンで良くがんばってくれました(笑)
これは今回使う200用のシリンダーです。一度焼きついているためにボアを66.5mm、202ccにしています。
125と200のシリンダーをならべてみました。めったにない珍しいことだと思います(笑)なんだかんだ同じようでもやはり200cc用はでかいですね!(特に横幅)ちなみに二万キロ走ったシリンダーは横溝が無くなっており縦に少しだけひっかき傷が入っておりました!
125ccのお役ご免ピストン(今後は置物)と202ccのピストン比較写真です。
今回の 200cc用シリンダーに125ccピストンを入れてみました。こんだけ違っています。どんな乗り物になるんでしょうか?(笑)わくわくしてきます!

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