日本海軍正規空母 瑞鶴
発艦中の瑞鶴 後方に護衛の特2型駆逐艦が見える。手前に見えるのは重巡後部
マリアナ沖海戦で瑞鶴を発艦する攻撃隊。上空はすでに発艦した天山艦攻が見える。この時点までに日本海軍は 大型空母の赤城、加賀、中型空母の蒼竜、飛竜をミッドウェー海戦で、 そして小型ながら活躍した龍驤を第二次ソロモン海戦で失っていた。また米軍も大型空母レキシントン、ホーネット、 ヨークタウン、中型空母のワスプを失っていた。しかし米軍は大型のエセックス級、 小型のインディペンデンス級空母を続々完成させていたのに日本海軍は正規空母の大鳳のみであった。このように 彼我の戦力差が大きく開いており攻撃隊は苦戦し、敗退した。マリアナ沖海戦は 日本海軍にとって、実質最期の機動部隊運用となった。昭和19年6月のことであった。
FUJIMI 1/700 旧WATER LINE SERIES 瑞鶴


Home