日本海軍正規中型空母 「飛龍」
瀬戸内海を豊後水道に向け航行中の空母飛龍。護衛の戦艦伊勢とさらに遠方に球磨型軽巡が見える。
空母飛龍は太平洋戦争開始から、ミッドウエーにおける痛恨の敗北まで僅か5ヶ月の間ではあったが、空母蒼龍と第二航空艦隊を編成し、
西太平洋からインド洋を縦横無尽に活躍した。しかしミッドウェー海戦では米航空隊の急降下爆撃を避けられず、
次々と日本海軍機動部隊の
赤城、加賀、蒼龍が米航空母艦を攻撃することなく海の藻屑と消えた中、唯一生き残り、二波の攻撃をヨークタウンに対して行い、
大破させる。97艦攻を指揮した友永大尉は魚雷発射後、被弾、そのまま機もろとも、ヨークタウンに体当たりをしたという。
その後ヨークタウンは、護衛の駆逐艦と戦場離脱を図る中、日本海軍のイ号潜水艦の雷撃を受け沈没する。
また飛龍も米軍の執拗な攻撃を受け、数千メートルの深海に沈んでいった。
アオシマ 1/700 WATER LINE SERIES 飛龍 旧キットです。