日本海軍正規中型空母 「飛龍」
富士を背景に相模湾を航行中の正規中型空母の飛龍、遠方は最上型重巡
戦艦、巡洋戦艦から空母になった赤城、加賀で設計、運用を学んだ日本海軍は、初めて、実戦的正規空母として 最初から空母として設計された蒼龍、飛龍の建造をした。日本の空母は普通司令塔を前方に配置し、その後方に煙突をつけた。 しかし飛龍は、航空機の発艦時の安定を図るため艦中央部に司令塔を配置し、煙突はその反対側につけた。重量バランス上は 好ましかったといわれているが、煙突の排気と司令塔による気流は発艦する航空機にとっては良い結果を生まなかったといわれている。 航空母艦の設計の難しさは、戦艦とはまた別の意味で有ったようである。
アオシマ 1/700 WATER LINE SERIES 飛龍 旧キットです。


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