レイテ沖海戦で最期の発艦作業中の瑞鳳
開戦時世界最強の機動部隊であった日本海軍機動部隊はレイテ海戦時には唯一生き残っていた大型正規空母瑞鶴 と瑞鳳、千代田、千歳の何れも改装軽空母のみの出撃となった。瑞鳳は搭乗員の訓練は不十分だったが 零戦8機、爆装した零戦4機と天山艦攻5機の17機を搭載しての出撃となった。昭和19年10月24日11機を発艦させ、 また千代田、千歳からも夫々10機が発艦して行った。これが日本海軍最期の攻撃隊となった。
全幅18メートルの瑞鳳の飛行甲板から全幅15メートルの天山艦攻が発艦している。狭い飛行甲板の小型軽空母への発着艦は 操縦士にとって特別神経を使うものだった。
ハセガワ 1/700 WATER LINE SERIES 瑞鳳。