活元運動について

元運動(270K ISDN)は、誰もが持っている自分で自分を整える力をより高度にする訓練のための運動です。

錐体外路系(意識下で動かす事のない部分、例えば心臓や呼吸やまばたきなど)の働きを訓練します。欠伸や寝相や貧乏ゆすり....など、無意識のうち体の疲れを調節するために行っている活元運動です。

々な変動(体の変化や症状)を、起こしながら体が整って行きます。

弛緩、過敏、排泄の3期があります。色々変動が有りその人様々です。

備運動

第一の準備運動.....正座し鳩尾に両手を当てながら、邪気を全部吐き出すつもりで前屈します。普通10回くらいと言われますが個人差で(訓練の進んでいる人は2−3回で欠伸が出てきます)何回でもかまわない。これによって、鳩尾が緩み...首が緩み頭がポカーンと出来るようになる。

第二の準備運動.....上体を背骨を上から下へ見るように捻ります。これ以上捻れないという所で、ぱっと力を抜いてその反動に任せます。これを左右交互に行います。7回くらいと言われています。これも個人差が有ります。

第三の準備運動.....これが、一番むずかしく。まず、親指を中に入れて握り息を吸い込みながら前に差し出し(肩より下がらないようにして)息を吐きながら背骨全体に力が集まるように腕を後ろに引きます。集まりきった時にパット全部の力を抜きます。ここで大切なことは、息を吐きながら力を入れることは体を壊す方向に持っていくので3回以上はしてはいけない、3回までで止めます。

は、出てくる運動に体を任せていれば良いのです。人様々にその人に合った運動が出ますのでその動きに任せます。そして、運動が自然に終わるまでおこないます。

中で中断したい時は、目をつぶってから、大きく息を吸い込で息を下腹にウームと吸い降ろします。後は片目づつ開けます。

初は運動が出難くいですが、何度もおこなっている内にその人に合った運動が出てくると思います。

に二人以上で組んでおこなう相互運動と言う運動が在ります。これは、余りおこなう機会が少なく上手く説明できませんが、....活元運動より活発に運動が出ます。まず二人で組一列に並び、前の人は背座をし、後ろの人(年齢の若い人と言われています)は立ち頭部二番(耳の横から延ばした線と目の中央から延ばした線が交わる点)に親指を当て人差し指と中指を耳の横に当て持ち上げるようにして20数えながら愉気をし、5休み...それを3回繰り返します。その後、後ろの人は座り前の人の肩に手を当てて座ります。後は、出てくる運動に任せます。この時後ろの人は前の人の肩に乗せた手が自然に移動すればそれ任せ、離れれば離し運動をします。終わる時は、お互いに息を合わせ、息を吸い込みウームと下腹に吸い込み片目づつ開けます。

 

以上簡単な説明ですが....終わった時の爽快感はすばらしいものがあります。

 

人で運動をするのも良いですが色々な変動が起こりますのでやはり活元コンサルタントや整体コンサルタントの指導のもとでおこなった方が色々なアドバイスを受けられて良いと思います。全国で、活元会と言って活元運動を指導する会(整体協会の会員で無くっても参加できます。)がおこなわれています。まずそこに出席し先生方のお話を聞いて又、活元運動を体験してみては、いかがでしょうか。

 

tsu@cts.ne.jp

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