●テーマ 品川歩きながらおもしろ発見
ーーー 路地裏ワークショップ ーーー
参加者38名
●注意事項;
・予め申し込みいただいた次の4コースに分かれて路地裏の面白さを発見する。●松田先生の観察心得:
第1グループは、独鈷の滝(目黒不動)コース (申し込み者13名)
第2グループは、林試おもしろ発見コース (申し込み者4名)
第3グループは、品川用水跡を探る武蔵小山コース(申し込み者18名)
第4グループは、百反通りから戸越公園コース (申し込み者10名)
・歩きやすい服装、履き物で
・当日の説明者はいません
・一人一人がおもしろ発見してください
・地図は目安です。路地裏を探索してください
・各コースに一人のコースリーダー。連絡事項はリーダーへ
・現地解散
・持ち物(カメラ、スケッチ、メモ、筆記用具など)
歩きながら見たもの、考えたことをメモしてください)
・コースごとに見所を紹介●探索コースMAP
・目線を下げて、道標などを身近にあるものを見落とさないように
1 独鈷の滝(目黒不動)コース
(行程;約1.5km 案内人; )
・荏原台地の崖線に沿って、江戸の人々の信仰を集めた目黒不動への路をたどる。目黒不動に参拝したあと品川に遊ぶコースは、明治、大正になっても親しまれ、参道には、名物の筍飯、栗飯、目黒飴などを売る店が軒をつらねた。
・探索路
五反田文化センター → 安楽寺(石造庚申供養塔) → 氷川神社(都内七瀑布のひとつ氷川の滝) → かむろ坂 → 安養院(石造念仏供養塔) → 目黒不動門前町 → 独鈷の滝(目黒不動)(ここで解散、時間のある人は林試の森公園へどうぞ)2 林試おもしろ発見コース
(林試の入口まで;約1.2km 案内人;松田けんじ先生 )
・広さ12haの林試の森公園を散策して、珍しい樹木、バードウオッチングなど、都会に残された自然を記憶にとどめる。松田けんじ先生と一緒にスケッチをしたい方にお奨め。
・探索路
五反田文化センター →(早足で)→ 林試の森公園入口 → 林試の森公園めぐり → (自由解散)
3 品川用水跡を探る武蔵小山コース
(行程;約2.5km 案内人; )
・大正末期まで麦畑、野菜畑、竹林が広がる純農村地帯であった荏原は、関東大震災(大正12年)で焼け出された人々が住み始め、目蒲線の開通もあって、急激に宅地化された。今も住宅、商店、工場が密集し下町の風情を色濃く残している。農村地帯の名残りである孟宗筍栽培記念碑や品川用水の後をたどりつつ下町の風情を感じ取るコース。
・探索路
五反田文化センター → 荏原金比羅神社 → 旧中原街道(旧中原街道供養塔群) → 星薬科大学(本館) → 浄土寺墓地(江戸の作家柳亭種彦の墓) → 長応寺(区内屈指の山門) → 孟宗筍栽培記念碑 → 朝日地蔵堂 → 武蔵小山商店街 → 武蔵小山駅(ここで解散)
・参考;朝日地蔵堂(地蔵の辻)は、玉川用水から導水してきた品川用水が、百反通り方向(桐ヶ谷村、寄木橋村)と戸越公園方向(戸越村、上蛇窪村、下蛇窪、南品川宿、二日五日市村、北品川宿、大井村)の二手に分かれた所にある。4 百反通りから戸越公園コース
(行程;約3.0km 案内人; )
・松田けんじ先生の話でおなじみの百反通り、戸越銀座を通って戸越公園の湧水に至るコース。石黒飴や洗い張り屋さんを発見できるかも。
・探索路
五反田文化センター → 百反通り → 貴船神社 → 戸越銀座の一部 → 八幡神社 → 行慶寺 → 国文学研究資料館 → 戸越公園の湧水(ここで解散)