東京水産大学
東京水産大学
歴史
- 1888 大日本水産会水産伝習所が東京に設立。
- 1897 水産講習所の官制が発令され、農商務省は水産講習所を開設。
- 1903 校舎を深川区越中島に移転。
- 1921 「専門学校に準ずる学校」として指定。
- 1923 関東大震災により越中島の校舎はほぼ全滅。
- 1937 日中戦争勃発と共に遠洋漁業科入学者は海軍兵籍に編入、卒業後は海軍予備士官となった。
- 1944 缶詰工場や冷凍設備を備えた練習船白鷹丸が南方で撃沈。
- 1945 学生寮が空襲で焼失、越中島校舎を米軍に接収される。
- 1946 隣接していた東京商船学校寮を仮校舎とする。
下関分所として現在の水産大学校を開設。
- 1947 久里浜の旧海軍通信学校に移転。
農林省令により本所は第一水産講習所と改称し、下関分所は第二水産講習所となる。
- 1949 第一水産講習所を包括して農林省所管東京水産大学が誕生。
戦後の学生改革の一環として専門学校から大学に移行。
初代海鷹丸が就航。
文部省所管となる。
校舎は本建築の建物に移転するが、数カ月後に再ぴ米軍の接収を受けて元の校舎に戻る。
- 1953 水産専攻科(学部卒業後、漁船の運航に関して学ぶ一年の課程)を設置。
東京復帰が決定、第一水産講習所を閉所。
- 1954 本部を久里浜から現校舎敷地に移した。
- 1956 「第五福竜丸」を改造した「はやぶさ丸」が就航。
海鷹丸U世が「宗谷」の随伴船として南極洋に出航。
- 1957 全学が東京復帰を完了。
- 1964 大学院水産学研究科(修士課程)を設置。
- 1969 大学紛争が生じ、学生自治会は無期限ストライキに入る。
機動隊投入の上、全学の封鎖を解除。
- 1987 水産学部の全学科を改組し、海洋生産学科・資源育成学科・資源管理学科・食品生産学科の4学科となる。
大学院水産学研究科(博士課程)を設置。
- 1996 水産学部の全学科を改組し、海洋環境学科・海洋生産学科・資源育成学科・資源管理学科、食品生産学科及び共通講座の5学科、1共通講座となる。
- 2000 大学院水産学研究科を改組し、梅洋環境学専攻・海洋生産学専攻・資源育成学専攻・資源管理学専攻・食品生産学専攻の5専攻となる。
- 2003 東京商船大学と統合し、東京海洋大学海洋科学部となる。
平成15年10月1日、東京商船大学(越中島キャンパス)と東京水産大学(品川キャンパス)を統合して東京海洋大学が設置された。
- 2004 国立大学法人東京海洋大学設置。
平成16年4月1日からは国立大学法人東京海洋大学として、「競争的環境下での個性輝く大学」を目指して教育・研究・社会連携を一層進めながら変革に取り組んでいる。
東京水産大学
東京水産大学の船舶
新規作成日:2005年11月13日/最終更新日:2005年11月13日