DDG51 ARLEIGH BURKE 型

イージス駆逐艦 Guided Missile Destroyer

在来システムのミサイル駆逐艦が、寿命を迎えるにあたり、計画されたミサイル駆逐艦。当初よりイージス艦として設計されたため、ステルス性を重視した設計と相俟って、タイコンデロガ級より、きわめて洗練された艦容となっている。
日本の、イージス護衛艦こんごう級は、本艦を模した艦とされている。
言うまでもなく、最新鋭のイージス艦である。
タイコンデロガ級より価格を押さえるため、砲と、VLSの装備弾数を削減し、イージスシステムのスペックダウンをしているが、イージスシステム自体が十分高価なため、単艦ではあまり経済効果は無いと思われるものの、30隻を超えて揃えることを考えると、あながち馬鹿にできない。
現在、ヘリ2機の格納庫を装備した、改良型のフライト２Aの建造が始まっている。このタイプより、VLSのクレーンを廃止し、合計6セルを、ミサイル格納量の増加に当てている、
DDGは、 Guided Missile Destroyer の略号で、ミサイル駆逐艦の意。
建造所: Bath Iron Works、Ingalls Shipbuilding
主機: ガスタービン 4基 2軸,100,000shp.
長さ: 466 feet (142m)
幅: 59 feet (18m)
排水量: 8,300t(8,433.2 metrictons) 満載
速力: 30kt
航空機: 無し(SH-60 Sea Hawk (LAMPSⅢ)運用可能)
乗員: 23(士官),300(下士官・兵)
主要兵装: Mk41 VLS,スタンダードミサイル, ハープーン4連装発射機×2, 垂直発射 ASROC (VLA), トマホーク ASM/LAM, 3連装魚雷発射管(Mk46魚雷)×2, Mk45 5インチ54口径軽量速射砲×1, 20mmCIWS×2
在籍同型艦 30隻 (建造同型艦総数 30+隻)
就役日: July 4,1991 (USS Arleigh Burke)

同型艦

参考
防空システムイージスへの系譜
イージス防空システム
弾道ミサイル防衛
2006.6テポドンへの対応

新規作成日：2001年12月22日／最終更新日：2001年12月22日