小学生から白鳥さんへの質問 |
堆肥づくりはどのくらいかかるの 竹原 隼人 |
私のところでは牛を飼っています。 牛の糞や稲わら、もみがらが一緒になって腐っていきます。 一年くらい十分に発酵するよう何度か(4回)かくはんしてやり、完熟堆肥になるとイヤな匂いなくなります。 |
何時から仕事をしているのですか。 山形 竜太郎 |
朝6時から夜6時ごろまで仕事しております。途中昼の12時から2時まで昼寝します。 3月・苗作り準備。4月・苗作り。5月・田植え。6月から9月・稲の管理。10月・稲刈り。11月モミスリ・他 |
トラクターなどの機械は一年間にどれくらい使うのですか。 白崎 勝美 |
田圃のトラクターを使用するのは田おこし。代掻き、畦取り、肥料散布、けん引き作業に使います。ほとんど春に使います。 トラクターにはアワメータというのがあり、それで使った時間がわかります。我家ではトラクタ−250時間。コンバイン100時間。 |
ひと袋(5kg)何粒くらいの米入っているの。 臼井 真喜子 |
玄米ですと1000粒で22g。白米にすると約10パーセント減りますから約20gになります。 5000÷20×1000=250000粒になります。 |
米は腐るの 加藤木 克也 |
腐ります。玄米でも保存が悪いとカビがはえてしまいます。 |
田にはどんな害虫がいるの 佐久間 ひとみ |
田圃にはたくさんの虫がいます。稲にとって害になる主な虫はイネミズゾウリムシ、ドロオイムシは5〜6月に稲の根を食べてしまい生育を悪くします。 シマグロヨコバイ、カメムシは稲の汁やモミの汁を吸って米粒が黒くなったりします。 イナゴは稲の葉を食べて、実りを悪くします。 |
米の値段はどうやってつけるんですか 錦織 璃奈 |
生産原価といって米を作るのに必要な資材(肥料・農薬・機械地代)それにかかった労賃を計算してきめられます。 また、市場価格も無視できません。 |
米を作るのに一番大変なことは何か。 飯島 隆広 |
大変なことは毎年の天候が変わること。そんな中でその年によって虫や病気の発生といろいろ問題が発生して、きめ細かい管理が大切です。 今は機械でする作業が多くなり肉体的に昔とくらべて大変楽になりました。 特に大変なことは夏の作業で秋にコンバインが入るように、田圃がかわきやすいように、田圃の中に何本かのみぞを立ててやること。一年間に四回くらいあるあぜの草取りをすることです。 |
協力・飯島郁夫商店