小さな旅
以前から年に何回かやっていた小さな旅をはじめました。
日帰りから何泊かの泊まりの旅と気楽なものから始めました。
2012年6月に60才の定年を迎え、新しい人生を始めましたが、なかなか目標が見つかりませんが
あせらずのんびりとやっていこうと思います。
九品仏(2015.12.9) 朝から天気がよかったので、九品仏に行って来ました。春に行ってもみじが多かったので、楽しみにしてきましたが、期待以上にみごとな紅葉でした。入れ口の門の間から紅葉が目に入り、思わず立ち止まりカメラのシャツターを切りました。紅葉の見ごろということで境内は、カメラを持った人が多かった。特にもみじの緑、黄、赤のグラデーションがすばらしく、赤一色のもみじも鮮やかで、いちょうの黄葉も最高潮だ。晴れた日の紅葉にお寺、神社はとてもあう。それにしても最近の中高年の女性の立派なカメラには驚かされる。写真クラブのグループなのか男性の先生らしい人もいる。自分も最近写真に興味が出てきたので、いろいろな場面でとってみたくなった。今年はこれで紅葉も見納めだ。 |
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王子名主の滝、王子稲荷、十条富士塚(2015.12.7) 王子での忘年会に行く前に、名主の滝公園に立ち寄った。もともと江戸時代の名主が屋敷に滝を開き、明治時代に貿易商が栃木の塩原の風景を模して回遊式庭園を作ったものを後に東京都が購入し、現在は北区に移管されている。男滝、女滝、独鈷の滝、湧玉の滝の4つの滝があるが、現在は地下水をくみ上げて流している。紅葉はすでに盛りを過ぎていたが、それでも都会の真ん中で自然を堪能できた。帰りに前回も立ち寄った王子のきつねで有名な王子稲荷に参拝した。東十条の居酒屋に向かう途中に十条富士塚があったので、記念に頂上に登ってきた。ここはもともと古墳があり、その上に江戸時代に富士塚か作られたという。 |
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皇居乾通り通り抜け(2015.12.6) 昨年に続き皇居乾通り公開に行って来ました。乾通りは、通常公開されておらず、春と秋の一時期のみの特別に公開されている約600メートルの並木道。今回で3回目だ。春は桜の花、秋は楓、モミジなど紅葉がみごとだ。昨年は春と秋で73万人が訪れたという。二重橋前の広場は長蛇の列で、今日も2万人以上が訪れているという。今回は12時近くに並び始め45分くらいでセキュリティ検査の後、坂下門から入場できた。多くの人が見事な紅葉にカメラを向けている。乾門までは約15分程度で一度外に出で、東御苑に入場し、天守台に登ったり、芝生で休憩しながら大手門を経て、三の丸尚蔵館で開催されているモダンエイジ展を見学した。 |
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殿ヶ谷庭園、吉祥寺散歩(2015.12.1) 紅葉を求めて澤村さんと国分寺にある国指定名勝の殿ヶ谷庭園を訪れました。武蔵野の山野草と湧水の池の回遊式庭園。まさにもみじの紅葉の真っ盛りで、カメラをを抱えた中高年でいっぱい。もみじの緑、黄色、赤のグラデーションがすばらしく、紅葉を楽しめました。これほど紅葉の見頃も久しぶり。思わずデジカメラで何枚か写真を撮りました。これで都立庭園9箇所全て踏破しました。大名庭園から明治、大正の庭園まで様々な様式の庭を堪能できました。これらの庭園は都内に住みながら名前は聞いたことがあったが、なかなか訪れる機会がなかった。 |
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次に吉祥寺で下車し、南口の井の頭公園を訪れました。確か30年ほど前に訪れて以来だ。池は清掃と外来生物駆除のため一部かいぼり中でした。池のほとりにある弁財天にお参りする。お昼はインド料理店でカレーとビール。カレーはラム肉をチョイス、大きなナンでおなかがいっぱいになった。食後はホットチャイで一息。北口に移動し、ハモニカ横丁の散策。100軒近くの商店、飲食店がひしめいている。有名なお肉屋さん(コロッケが有名)、羊羹の老舗などもあるが、何と言っても飲み屋が多く、夕方訪れてみたくなった。帰りに白金台の畠山記念館により古田織部の焼き物を鑑賞。ここは荏原製作所を創立した畠山一清の茶道具を中心とした私立美術館。まさに芸術の秋を満喫した一日でした。 | |
靖国神社、神楽坂散歩(2015.11.6) 今年秋になって最初の田中さん、澤村さん私での三人散歩。まずは 皇居東御苑に向かったが、残念ながら休園日。月曜、金曜日が休みだったとは知らなかった。竹橋までお堀沿いを歩き、東京国立近代美術館に向かう。お堀端はマラソンや散歩の人が多い。美術館では開催中の藤田嗣治展を観に行く。藤田の戦争画は最近まで公開していなかったが、館所蔵している戦争画14点を含む26点が展示されている。その後、靖国神社まで歩き参拝する。戦争画を観た後なので特に厳粛な感じがした。遊就館でゼロ戦などをみて、地下鉄にて神楽坂に向かう。神楽坂を散歩しながら以前行った蕎麦屋(山せみ)を探したが、どうしても見つからず、翁庵にてビールで乾杯。(後で調べるとこの店も老舗でした)その後日本酒に切り替え、最後にざるそばでしめた。今年の紅葉はどこに行こうかな。 |
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芝公園、日比谷公園、巣鴨散歩(2015.11.3) 東京文化財ウィークに特別公開されている芝公園にある妙定院に行って来ました。増上寺の別院で1673年の開山。残念ながら東京大空襲で本堂などは消失したが、かろじて熊野堂、土蔵(国登録有形文化財)が残り、貴重な仏像、仏画が残されています。今年は善光寺ご開帳にあわせ、善光寺如来と阿弥陀様など江戸時代の作品が公開されパンフレットも無料で配布されました。その後日比谷公園に行き、恒例の菊花展をみて、菊を購入しました。都営地下鉄ワンデーパスでさらに巣鴨まで足を伸ばし、地蔵通り商店街を歩き、とげぬき地蔵に参拝。ちょうど開催されていた大正大学学園祭をみて帰ってきました。秋晴れの中、気持ちの良い散歩でした。 |
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神田古本まつり(2015.10.23) 2年ぶりの古本まつりに澤村さんと行って来ました。都営三田線神保町で下車。初日ということでそれほどの人出ではなかったが、それでも熱心に古本を探す人がいっぱい。大型の美術書や江戸、明治時代本の再販本、文学全集など貴重なものも多い。古本街を散策の後、お昼はスマトラカレーでポークカレーを食べる。前回はボンディだったが、ここも神田のカレーの名店。(詳細は味散歩参照)カレーを堪能した後、もう一度古本街を散策の後、老舗の学生街の喫茶店神田白十字でコーヒーを飲み、神田駅まで歩き、居酒屋で一杯やって解散した。 |
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馬込文士村レリーフ(2015.10.6) 大森の居酒屋富士川に行く前に、ちょっと寄ってみた。天祖神社に向かう坂にたくさんのレリーフが埋め込まれている。大正末から昭和にかけて特に関東大震災のあとに馬込付近に多くの作家や芸術家か移り住んだ。尾崎士郎、石坂洋二郎、宇野千代、川端康成、倉田百三、三島由紀夫、北原白秋、山本周五郎、山本有三などそうそうたるメンバーが揃っている。次回はこれらの人のゆかりの場所をゆっくりめぐってみたい。急な坂を登りきり、天祖神社に参拝し、暗闇坂を下り、居酒屋に向かった。 |
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新発田の旅(2015.9.26-27) 法事で新潟県の新発田に行ってきました。親戚一同14名の大所帯の旅行となりました。関越自動車道で新潟経由です。お寺は長徳寺といい、忠臣蔵で有名な堀部安兵衛ゆかりのお寺です。法事の後、新発田城に行き記念撮影。新発田城は1598年に溝口氏6万石によって築城された平城で、別名菖蒲城とも言われている。明治に入り廃城となりましたが、平成16年に2つの櫓が再建され美しい姿を見ることが出来ます。このあと白鳥の飛来で有名な瓢湖により、月岡温泉のホテルに向かいました。 |
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月岡温泉は、大正4年に開湯されたにっぽん温泉100選にも選ばれた名湯です。昨日のホテルニューあけぼのは落ち着いた旅館でゆったり過ごせました。夕食も13種類もありましたが、どの料理おいしく満足しました。お酒の方も新潟の地酒や焼酎を満喫しました。何度か新発田を訪れていますが、今回初めての月岡温泉でした。温泉、食事とも大変満足できました。帰りに新潟せんべい王国により孫達がせんべいづくりを体験したりお土産を買ったりして楽しみました。帰りは新幹線で帰る娘夫婦と新潟駅で別れ、途中のサービスエリアの展望台から雄大な信濃川を楽しみ、関越自動車道で帰ってきました。 | ![]() |
関西、名古屋、大阪、赤穂の旅(2015.9.6-8) 義弟グループによる3回目の旅行。今回も大阪より青春18切符を使用。(会の名前を今回よりOJI会とすることとした。おじさんとよく飲みに行く北区の王子から名づけました)第一日目は東京から新大阪まで新幹線で移動。車内でまずは焼酎ボトル1本を空ける。新大阪から地下鉄で新世界に移動し、やまとに向かう。昼時で込んでいてしばらく待ったが、店の人が席をあけてくれた。なじみのおばちゃんがいなかったが、おさしみや串揚げなどを肴にビールと焼酎ボトル1本を空ける。この後前回行った居酒屋カラオケに向かったが、オーナーが代わっており、宝塚風のママと東ちづる似た女性の2人。まずは料金を確認し、カラオケを10曲歌った。今夜の宿は、大阪南港のコスモススクエアにあるホテル。皆さん飲みすぎで疲れているため即就寝。 |
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第二日目は大阪から関西本線経由にて名古屋に向かう。前回も通った伊賀上野、関、亀山(加茂-亀山間は非電化区間でディーゼルキハ120で運行)を通り、4時間かけ名古屋着。名古屋でビールで乾杯し、食べ過ぎでおなか一杯になる。ここで偶然に鶴舞公園を見つけしばらく散策する。ここは明治時代に作られた近代的な公園で東京で言えば日比谷公園と行ったところ。名古屋から今度は東海道線で2時間ほどで大阪に戻り、京橋の居酒屋丸一屋に向かい、名物のおばちゃんに挨拶し、さっそくお薦めの秋限定ビールで乾杯。そのあとまたまた新世界のやまとに。ビールのあと焼酎ボトルを1本入れる。帰りに新今宮のおじいさんとおばあさんでやっているおいしいうどん屋で〆る。 | |
第三日目は忠臣蔵で有名な播州赤穂に向かう。大阪から直通で約1時間半。途中、龍野に停車した時、お醤油の香りがした。ここはヒガシマル醤油や揖保そうめんが有名で、また播磨の小京都といわれる城下町。次回時間があれば寄りたいところだ。赤穂駅で観光案内所で観光案内をもらい、赤穂城に向かう。 駅前には、大石内蔵助の銅像があり、ここで記念撮影。お城に向かう道路は歩道が広く整備され、お店もきれい。10分ほど息継ぎの井戸を横に見ながら歩く。お城は石垣もきれいに整備されいる。その脇に大石神社があり、参道には四十七士の石像が並んでいる。お土産に名物の塩饅頭、塩飴、焼き塩を買う。今回は時間がなく、二ヶ所しか見学できなかったが、次回の楽しみにしよう。大阪に戻り、またまた新世界のやまとで飲み、帰りの新幹線でも焼酎ボトル1本を空けてようやくお開き。前回は全区間青春18切符の各駅停車だったが、今回は新大阪まで新幹線を利用した。今回もいろいろと楽しい旅でした。 |
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大田区花火大会(2015.8.15) 今年28回目を迎えた大田区平和年宣言記念の花火の祭典。当日義妹に誘われ、東急多摩川線矢口渡駅より多摩川河川敷に向かった。インターネットによると東京の花火大会としては穴場とのことでこれまで知らなかった。会場はそれなりに人が出ているが、それでも1時間前でも河川敷や土手はまだ余裕がある。さっそくビールで喉をうるおし、花火の打ち上げをみる。川風で町中より涼しい。打ち上げ場所が近いため、結構な迫力で久しぶりの花火を楽しんだ。二子玉川の花火大会は大変な人出であるが、こちらはそれほどでもなく、ゆったり花火鑑賞できた。花火大会も終わると、夏も終わりに近づいた感じがする。 |
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文京区散歩(2015.6.10) 梅雨の合間をぬって文京区の白山神社に行ってきました。ちょうどあじさい祭りが開催されていて平日にもかかわらず、結構人出がありました。白山神社は歴史が古く、平安時代の天暦年間の創建。もともとは今の小石川植物園にあったが、江戸時代に五代将軍綱吉が現在の移した。残念ながら、3000本といわれるあじさいは期待したほどでもなく、お参りを済ませ、富士塚を探したが通り過ぎたようだ。帰りは一駅歩き、春日にでて、文京ふるさと歴史館に向かう。 歴史館は1F、2Fの展示のみで考古資料が少ないのが残念 |
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文京ふるさと歴史館をでて、坪内逍遥旧居あとの脇から炭団坂を下り、樋口一葉ゆかりの井戸を見学。狭い路地の一角で案内がなければ通りすぎるかもしれない。このあたりは空襲で焼けていなく昭和初期の建物が結構残っている。次に一葉が通ったという伊勢屋質店に向かう。この前では女性がふたり建物を水彩で描いていた。保存が危ぶまれていたが、最近跡見女子大が購入し、文京区に寄付したらしい。本郷菊坂近辺にはこのほか宮沢賢治、宇野千代、谷崎潤一郎など文人ゆかりの場所が数多く残されている。最後に明治創業の石井いり豆店をのぞき春日駅に出た。次回はもう少し文人ゆかりの地を歩いてみたい。 | |
九品仏、池上散歩(2015.5.11) 連休の終わり天気が良かったので、澤村さんを誘い、近場の九品仏と池上本門寺を散策してきました。九品仏浄真寺は1678年創建の浄土宗のお寺で、本堂の対面(彼岸)に3つの阿弥陀堂があり、それぞれ3体合計9体の仏像が安置されている。極楽往生の9つの階層を表す上品上生、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生にわかれている。また、3年に一度のお面かぶりは8月16日に行われ、二十五菩薩来迎会といわれている。ここは江戸以前の奥沢城のあとで土塁も残っている。イチョウの大木やモミジの木が多く、秋の紅葉も良さそうだ。入り口の鐘楼の彫刻もすばらしかった。 |
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東急大井町線から池上線に乗り換えて、池上本門寺に向かう。池上本門寺は、日蓮宗の宗祖日蓮が61歳で入滅した霊場。日蓮は身延山から常陸に向かう途中、池上氏の館で亡くなり、臨終の間も残っている。10月に行われるお会式は、日蓮が亡くなったときに花がいっせいに咲いた場面を表していると言われている。ここには狩野派中興の祖狩野探幽(昨日まで狩野探幽展だったらしい残念)、紀州徳川家などの大名家、近代では力道山、市川雷蔵、児玉誉士夫などの有名人のお墓があるらしい。今回は力道山のお墓にお参りしたが、次回はゆっくり他の有名人のお墓にお参りしよう。帰りに参道わきにある蕎麦屋(智屋)でビールと日本酒で乾杯した。 | ![]() |
小石川散策(2015.5.1) 東京メトロ一日乗車券を利用して都立庭園のひとつ小石川後楽園と小石川植物園を散策してきました。目黒で澤村さんと待ち合わせ、まずは水戸黄門ゆかりの小石川後楽園です。野球の東京ドームのとなりに残る深山幽谷。都会のど真ん中にこれほどの自然が残されているのはすばらしい。光圀が明の遺臣の意見を取り入れた作庭した中国趣味豊かな庭園です。もみじの新緑が美しいが、紅葉の季節も良さそうだ。これからはカキツバタ、花しょうぶも楽しみだ。池は琵琶湖を模していたり、京都の清水寺や東福寺の通天橋を写している。 |
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お昼は、文京シビックセンター25階の展望台に登り、スカイツリーなどを望む雄大な展望を楽しみ、椿山荘レストランでビールで乾杯。ここから地下鉄で茗荷谷に移動し、小石川植物園に向かう。小石川植物園は日本最古の植物園で、約300年前の江戸時代に小石川薬草園に源を発している。当時の薬草園や井戸が残されていて小説赤ひげの舞台になったところ。園内は4800坪以上あり、世界有数の植物園のひとつで近代日本植物学発祥の地でもあり、現在は東京大学の研究施設となっている。帰りは桜並木が美しい播磨坂を下り茗荷谷駅まで戻り、今日のしめとして王子の居酒屋山田屋まで足を延ばしお疲れ会。メトロ一日乗車券を有効に使った一日でした。 | |
谷根千散歩(2015.4.17) 練馬区立美術館に小林清親展を見に行った帰りに西日暮里に出て谷中、根津、千駄木界隈を散歩しました。道灌山通りから不忍通りに出て、団子坂下からまずは根津神社を目指します。根津神社ではつつじ祭り開催中だが、つつじの花はまだ2分程度で下旬辺りが満開か。境内で雨が降ってきたので、出来立ての酒饅頭を買いテントの中で雨を避けながらいただく。此の後、へび道(かつての川のあと)を通り、乃池、いせ辰、菊見せんべいなどで江戸情緒を味わい、団子坂をのぼり森鴎外記念館前を通り、南北線本駒込まで歩いた。 |
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目黒、千鳥ヶ渕桜散歩(2015.4.02) 満開の桜を訪ね澤村さんを誘い目黒川、千鳥ヶ渕を訪れました。目黒駅にて待ち合わせて目黒川を目指します。平日にもかかわらず目黒川遊歩道は人で一杯です。桜は満開で、中国人など外国人が多く、盛んにシャッターを切っています。駅に戻り、次の目的地である東京庭園美術館を目指します。建物内部は昨年リニューアルされ、アールデコ展が開かれています。しばらく改装工事のため閉館していたが開館30年を記念してリニューアルオープンした。久しぶりに大好きなルネ・ラリックの作品との再会に心躍った。 |
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目黒より飯田橋経由で竹橋に出て、国立公文書館で開かれているJFケネディーその生涯と遺産展を訪れました。ケネディー大統領の貴重な資料が展示され、結構な人で賑わっている。その後千鳥が渕を目指しましたが、なぜか反対の半蔵門方面に行ってしまい、ちょっと遠回りして千鳥が渕に出ました。ここでひとつ発見。他では宴会禁止だが、半蔵門付近では宴会は禁止されていなかった。千鳥が渕は東京でも人気のスポットで、ここも中国人が多かった。九段下の靖国神社の境内は出店が出ていてどこも人でいっぱい。500円のビールやお酒が飛ぶように売れています。会社のお花見かサラリーマンの姿も多く見られる。この後、武蔵小山に出来た居酒屋で一杯やって帰宅しました。 | ![]() |
清澄白河散歩(2015.3.30) 東京では桜が満開の時、江戸の歴史と文化の宝庫深川近辺を散歩しました。大江戸線の清澄白河駅で下車し、まずは霊巌寺の松平定信のお墓を訪ねました。江戸時代の三大改革のひとつ寛政の改革の立役者です。境内の櫻が満開で、下町散歩の方がちらほら見られます。向かいの出世不動尊にお参りし、次に向かったのが深川江戸資料館で、江戸の町並みの一部が再現され物売りの声と時の鐘が江戸情緒を感じさせます。ちょうど資料館では横綱大鵬の特別展示があり、実物大の写真の横で記念撮影しました。 |
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このあと、江東区芭蕉記念館と芭蕉庵跡の芭蕉稲荷神社を訪ねました。ここ深川は俳人の松尾芭蕉が庵を営んでいたゆかりの場所で、奥の細道もここより旅立つたといわれます。記念館には芭蕉が愛し、後に土の中から発見された石の蛙が展示されています。お昼は蕎麦屋でビールと天丼セットを食べ、いよいよ今日のメインイベント清澄庭園です。ここは一説には紀伊国屋文左衛門の屋敷跡ともいわれ、その後大名庭園を経て明治の財閥岩崎家の庭園となりました。庭は回遊式林泉庭園で全国から集められた名石が配されています。ここも桜が満開で、多くの人が訪れていました。これで都立庭園9箇所のうち7箇所を制覇しました。残りは小石川庭園と殿ヶ谷庭園です。 | |
目黒・白金散歩(2015.3.12) 不動前にて澤村さんと待ち合わせ目黒不動をめざす。目黒不動は正式には龍泉寺といい、円仁が大同3年(808年)に創建した江戸五色不動(目黒、目白、目赤、目青、目黄)のひとつで、青木昆陽のお墓がある。江戸名所絵にも描かれている独鈷の滝があり、2体の龍の口から流れる水は今も枯れることはない。早速本堂にお参りし、裏にある大日如来にもお参りした。ここは、江戸時代には一般庶民の行楽地で、江戸三富として富くじが行われていた。次に向かったのは五百羅漢寺で1695年(元禄8年)に創建された。松雲禅師により十数年かけ彫られた536体の羅漢像は、一体一体が姿、表情が異なりちょうど今年から始めたというお財布供養が行われていた。 |
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大鳥神社は、806年(大同元年)に創建された目黒最古の神社。主祭神は日本武尊で東国平定の時に立ち寄った言い伝えがあり、亡くなったときに白鳥になり飛んできたという伝説がある。毎年酉の市でにぎわう。ここから目黒区美術館に行き、ふたつの時代所蔵品でたどるパリの日本人を見る。藤田の小品と絵手紙が良かった。昼は目黒駅方面にもどり、ビールとピザとパスタ。午後からは白金にある松岡美術館に向かう。松岡美術館は実業家の松岡清次郎が創設した古代オリエントから現代彫刻まで幅の広いコレクション。ちょうど私の好きなシロカネ・アート開催していた。コンパクトなスペースにに内容が充実した作品が展示されていて満足した。帰りは目黒通りのしゃれたバーでビールとワインで乾杯。 | ![]() |
世田谷界隈散歩(2015.3.2) 梅を愛でに小田急線の梅が丘から世田谷線松陰神社界隈を散策。まずは都内有数の梅園の羽根木公園に。ここは18種類の約650本の紅白の梅がほぼ満開です。昨日まで梅祭が開催されて混雑したようですが、今日はそれほどではなく、静かに梅の花を満喫しました。次に井伊直弼の菩提寺豪徳寺に向かいましたが、東門と裏門が閉まっており、表門までかなり遠回りしました。豪徳寺は彦根藩井伊家の墓所があり、代々の藩主のほか桜田門外の変で暗殺された井伊直弼のお墓にお参りしました。また、井伊直孝を雷から守った招き猫の伝説で有名です。境内には総門、仏殿、本殿、三重の塔などがあり、参道も立派で、広い境内はとても静かでした。 |
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寺から歩いてすぐのところにある世田谷城址公園へ。ここは室町時代の吉良氏の城跡ですが、一部土塁と空堀らしきものが残るのみですが、今まで都会の真ん中でよく残っていたものです。ここから世田谷公園を通り松陰神社に。安政の大獄で捕らえられた吉田松陰は小塚原で処刑されたあと毛利家屋敷ここに葬られたが、明治時代に神社が建てられた。境内には松陰の座像や松下村塾を模した家があり、参拝する人がちらほら見られます。いま、NHK大河ドラマでやっている割には人気がない。井伊直弼と吉田松陰の墓がこんな近くにあるなんて、何か不思議な感じがした。帰りに三軒茶屋に出て蕎麦屋で一杯やって帰路に着きました。 | |
旧芝離宮・浜恩賜庭園(2015.2.13) 夕方の飲み会の前に、澤村さんと旧芝離宮恩賜公園と浜離宮恩賜公園に行ってきました。風がとても冷たく曇り空のため体感温度は零度に近い。まずは浜松町より旧芝離宮へ。駅のホームから見える都内に残された貴重な大名庭園のひとつで、国の指定名勝。潮入りの回遊式築山泉水庭でかつては品川の海も眺められたという。明治に入り宮内庁に移管され、芝離宮となった。庭内は江戸の風雅と石組みがすばらしく、梅の花がちらほら咲いているが、まだ満開までは一、二週間かかりそう。今年は寒さが厳しいので開花が特に楽しみだ。 |
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次に新橋駅近くの浜離宮に。大手門前の道路は工事中で雑然としているが、橋を渡り門内に入ると雰囲気は一変。徳川将軍家の庭園として規模と雰囲気を備え格式を感じた。特に大手門は立派で江戸時代には江戸城の出城の役割を果たしたという。江戸時代には将軍家の行楽や接待にも利用されたという。ここもりっぱな梅園があったがまだ満開まで時間がありそうだ。また庭内にはボタン園もあり、花の時期にもう一度来て見たい。寒風の中の散策で体が冷えたので、新橋地下街で熱燗と湯豆腐で一杯。そのあと元の会社の同僚との飲み会に日比谷ラインへと向かった。 | |
上野・湯島散歩(2015.2.4) 澤村さんと湯島に梅を見に行こうと上野駅より出発です。不忍通りから不忍池のほとりを歩き、しばらくいくと旧岩崎庭園の案内があったので、立ち寄ることとした。正門より広い通路を行くと白い洋館が目の前に見えます。イギリス人コンドルの設計による三菱財閥の岩崎家の本邸で明治29年に作られた国の重要文化財。中に入るとガイドの案内があり、一階から二階そして和館まで丁寧に案内してくれました。これだけの木造洋館は今ままで見たことはなかった。特に内装はすばらしく金革唐紙などの壁紙が再現されており、当時の豪華さが体験できた。以前から気になっていたが偶然立ち寄ってみて良かった。上野は見るものが多いがもっと宣伝してほしいすばらしい建物です。 |
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いよいよ今日の目的地 湯島天神へ。居酒屋のシンスケの横をとおり、階段を登り境内に。受験シーズンなどで混雑していると思ったが、意外と受験生は少ない。境内の梅はまだ早く、花が咲いているものは2−3本程度。男坂を下り、御徒町方面に。とんかつの名店井泉本店は本日定休日。お昼はアメ横でビールと焼肉ランチでおなか一杯。食後の運動を兼ねて予定変更して上野公園近辺を散歩。これも偶然に穴場中の穴場である五條天神社、花園稲荷神社を見つけ参拝。そしてお化け灯篭のある東照宮へ。ちょうど冬ぼたんの時期で観光客も多い。最後はまたアメ横で居酒屋で熱燗で一杯。予定通りに行かなかったが、偶然にもいろいろな出会いがあり、楽しい一日でした。 | |
伊豆 畑毛温泉(2015.1.17-18) 娘夫婦の家族10人で伊豆方面に1泊旅行に行ってきました。一日目は沼津港で魚料理を満喫です。魚河岸丸天はお昼の時間を過ぎているのにかかわらず待っている人でいっぱい。新鮮な魚をはじめ、ゆうに3−4人前ぐらいありそうな巨大なまぐろのステーキ、マグロテールシチュー、海鮮かき揚げ丼など見たことも料理のボリュームでおなかが一杯になりました。食べきれない時は、お持ち帰りも可能。泊まりは畑毛温泉大仙家です。函南から少し南にある二百年以上にわたり湯治場として親しまれた温泉です。田園風景に囲まれ団体客もいなく、とても静かで朝夕の富士山の眺めは最高でした。 |
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温泉の泉質は伊豆でも珍しいナトリウム塩化物炭酸水素塩泉で無色透明。ぬるめの温泉は高血圧や神経痛に効能があるという。30度、35度、40度の湯船があり、のんびり入っていられます。もともと新しき村構想に共鳴した新派の名優河合武雄が大正10年に開業し、若山牧水、与謝野鉄幹、晶子夫妻など多くの文人が訪れている。懐石風の夕食も品数も多く満足でしたが、お昼を食べ過ぎていたので、完食できず残念。夕食後はみんなでカラオケで歌いまくりした。2日目は、伊豆ぐらんぱる公園に立ち寄り、ゴーカートやウォーターバルーンなどで子供達は大喜びでした。お昼はお寿司を満喫、今回はさかなと温泉を堪能した旅でした。 | |
中山 法華経寺(2015.1.4) 2015年の初詣は、千葉県市川市にある法華経寺です。ここは日蓮宗の大本山のひとつで日蓮が鎌倉幕府から迫害を受けたあと最初に教えを説いた霊蹟です。重要文化財の祖師堂や五重塔のほか、国宝の日蓮直筆の立正安国論が保管されている聖教殿がある。京成電鉄の京成中山駅から参道が続いている。境内は広く多くの山内寺院や塔頭があり日蓮自ら彫ったという鬼子母神もあり、多くの人が参拝していた。商業主義に冒されていない素朴な感じか残るお寺です。30年ほど前に来た記録があったが、殆ど記憶になかった。帰りに偶然市川市東山魁夷記念館の看板を見つけ見学してきました。 |