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/* 論理演算子には次の３種類があります。
- 式１ && 式２
- 式1 || 式２
- !式
１.では、式１と式２が共に真ならば真になります。２.では、式１と式２どちらかが真ならば真になります。 '||'という記号は、'|'というキーを２度たたいて入力します。キーボードの'|'というキーは機種によって場所が違います。１. と ２. では、式1が式２より先に評価されます。このことは将来重要になってきます。心に留めておいて下さい。３. は式が偽ならば真になります。
今日のソースプログラムを見てみましょう。メインルーチンでchar型の変数を宣言しています。下記に示します。
char c = 'c';
次に、printf( )を使いでその値を画面に表示します。
printf("c = %c\n", c);
その次にif - else文があります。その前半部分を下記に示します。少し難しいです。
if (c >= 'a' && c <= 'z')
printf("c は小文字です。\n");
英文字には英文字にはアルファベット、数字、スペース、タブ、改行、その他表示できないコンピュータを制御する文字があります。それらは値を持っています。その一覧表がＡＳＣＩＩコード表です。ＡＳＣＩＩコードとは、文字やコンピュータの制御記号などを定めたもので、American Standartd Cord for Information Interchange（情報交換用米国標準コード）の略です。ＡＳＣＩＩコード表はそれらの文字の値を一覧表示したものです。
ＡＳＣＩＩコード表を見ると、'a'から'z'は連続しています。'0'から'9'も連続した領域に取られています。'b'の値は'a'の値よりも１大きくなっています。
c >= 'a'は c という文字の値がアルファベットの'a'の値と、等しいか、大きければ真になります。c <= 'z'は c という文字の値が、アルファベットの'z'の値と、等しいか、小さければ真になります。c >= 'a' && c <= 'z'は && の両辺が真なら真になります。結局、c がアルファベットの小文字なら真になります。
あとは、ソースプログラムを見て下さい。 */
#include <stdio.h>
void main(void);
void main(void)
{
char c = 'c';
printf("c = '%c'\n", c);
if (c >= 'a' && c <= 'z') /* c が英小文字なら真 */
printf("c は小文字です。\n");
else
printf("c は小文字ではありません。\n");
if (c >= '0' && c <= '9') /* c が数字なら真 */
printf("c は数字です。\n");
else
printf("c は数字ではありません。\n");
if (c == '+' || c == '-') /* c が '+' か '-' なら真 */
printf("c は符号です。\n");
else
printf("c は符号ではありません。\n");
}
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