レーダーとECM
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が、一行で見える幅にしてご覧ください。
凡例
■:自艦
□:目標
>:送信波
<:反射波
):送信波
(:反射波
幅(横軸):距離
高さ(縦軸):時間
レーダーは、電波が物体に反射してくる事で、目標の存在を確認します。
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この、電波が帰って来るまでの時間差が、距離として計られます。
距離が近ければ、当然反射してくる時間も短くなります。
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何もなければ、電波は行きっぱなしです。
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仮にあっても、距離が遠すぎれば、電波は帰ってきませんから見えません。
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また、レーダーは、一定の間隔で電波を出し続けています。
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さて、ECMですが。
レーダーというのは、電波の反射で見ています。
目標の物体その物を、形として確認しているわけではありません。
もし、レーダー波と同じ電波がタイミング良く帰ってきたらどうなるでしょうか。
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06■ > <□ :ECM波発射
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すなわち、ECMは、相手の電波を解析し、欺くのです。
この例では、本来の距離より、僅かに近くなったと解釈されます。
もちろん、急激にやったのではばれてしまいますから、僅かずつずらすことにより、巧妙に欺きます。
さて、ECMを考える以上、相手のECMの対策(ECCM)も必要です。
発射する電波をお休みしてしまうと、目標はECMとして発射し続けていますから、見破ることが出来ます。
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06■ <□ :ECM波発射
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あるいは、発射する電波の質、例えば周波数を替えてしまうと、目標がECMとして発射した電波と区別がつき、見破ることが出来ます。
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06■ ) <□ :ECM波発射
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ECM側では、即座に追従して、これに対抗します。
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参考
⇒ 艦載兵器あらかると
⇒ 電子兵器
⇒ 電子戦装置
⇒ レーダー
⇒ 電子戦
新規作成日:2002年5月27日/最終更新日:2002年5月28日