経緯的には、解説文の支援と言う事でしたが、結局広範囲に参加させていただきました。
その範囲で、正誤補足など気の付いた点を、アンオフィシャルですが、以下に記載します。
- 表紙
補助艦艇 9,900t ⇒ 補助艦艇 99,000t
- p11 右写真中段
実習幹部 ⇒ 乗員
- p28 たちかぜ spec
5インチ54口径単装速射砲×2 ⇒ 5インチ54口径単装速射砲×1
- p43 解説左中段
SM1-ER ⇒ SM1-MR
- p61 写真キャプション
基地 ⇒ 清水港
- p75 下段写真左
EP3D多用機 ⇒ UP3C多用機
- p81 第2潜水隊群 組織図
第2潜水隊 SS578 はましお、SS590 おやしお ⇒ SS590 おやしお、SS592 うずしお
第6潜水隊 SS587 わかしお、SS589 あさしお ⇒ SS578 はましお、SS587 わかしお
- p84
高張力鋼のNS80とは、1平方cm辺り ⇒ 高張力鋼のNS80とは、1平方mm辺り
- p91 信号旗
「UW1」は「安全な航海を祈る」 ⇒ 「UW」は「安全な航海を祈る」、「UW1」はその返答として「感謝する」
- p93 掃海隊群の組織図
隊の番号順にしたはずなのですが、直ってませんでしたね。
- Q p28 DD106さみだれ 第一回出動公試の出港は、引渡後では?
A 艦尾の自衛艦旗から、この指摘かと思われますが、第一回出動公試の出港時の撮影で、引渡後ではありません。撮影時の「事実です」(就役時に発表する写真撮影の関係かと思われる)
- Q p64 対艦ミサイル ハープーンの写真は、国産のSSM1Bではないか?
A 護衛艦の多くは、ハープーンと、国産のSSM1Bの混載が可能となっている。上の「むらさめ」型搭載のミサイルは、左に2本載って居るのが国産のSSM1B、右に4本載って居るのがハープーン。
一般の出版物では、ハープーンと、国産のSSM1B、どちらか1つを搭載してある表記となっているが、これが誤解の元である。
- Q 防空部隊のミサイル車両がみあたらないのですが、やはり省いたのでしょうか?
A 艦艇中心で「車両もあるよ」程度だからです。
今回、車両の取材にわざわざ行った訳ではなく、下総と館山のが、以前撮っていた物で、まとまっていたので使ってます。で、当時は、短SAMは無かったんで。
ま、海自の短SAM載せるより、艦載ガスタービンエンジンとかの写真の方が見たい所でしょうしね。
- スタンダードミサイル 補足
対空誘導弾の系譜として、遠距離用タロス⇒打ち止め、中距離用テリア⇒SM1-ER、近距離用ターター⇒SM1-MR、と発展したのですが、タロス、テリア搭載艦は退役し、
やがてイージス用にSM1-MR⇒SM2-MRになり、ここでVLS用にSM2-ERができています。TMD用は SM2-ER ブロック4です。また、VLSは、SM2-MR、SM2-ER どちらも使えます。
MR ミドルレンジ。ER エクステントレンジ。
私は出版業界のものでは有りませんが、仕事柄、点検照合についてはうるさいつもりなのですが・・・、ちまちま有りますね〜。
電子化作業ゆえの間違い、複写ミスなども、いろいろな段階で起きてしまいます。
|