セーターで巡る東海道五十三次
三島(朝霧)

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制作者から三島神社はよく訪れるので、身近な宿場として選んだものの、糸選びに一苦労。朝露のぼんやりとした景色は、モヘヤの段染めなどを入れて2本取りでぼかしを出し、鳥居はラメ入りの太いモヘヤのグレーを選びました。糸選びに時間をかけ、編み始めた途端に体調を崩し、絵は友人に頼み、私は字を入れました。何度もやり直し、やっと落ち着きました。[中島和子]

原画原画のお話馬や駕籠に乗って朝早く旅立ち、三島大社の鳥居を通り過ぎていく。霧の立ちこめる様は、まるで山水画のように薄墨で描かれ、心なしか神秘的な情景である。馬上の人は、こっくりこっくりと目覚めきらない様子である。

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