セーターで巡る東海道五十三次
日坂(佐夜ノ中山)

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制作者から今も夜泣石が残されていて、子育て飴を売る98歳のお婆さんも健在と聞き、いつか行ってみたいものだとこの宿場を選ぶ。木は後にして山と坂と空だけ編んだら、のっぺらぼうで家族に笑われた。石、人物と輪郭を編むうちに段々絵になり、曲がった木の幹、文字を入れたところで「おばあちゃん、すてき」と孫にほめられた。[星川久子]

原画原画のお話旅人が眺めているのは、有名な「夜泣き石」である。昔、この峠で妊婦が山賊に殺され、傍らの松や石に乗り移って泣き声をあげたという。絵にもあるように街道の真ん中にあったため、石は移されたが、石の跡と妊婦の墓は現存する。

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