セーターで巡る東海道五十三次
阪ノ下(筆捨嶺)

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制作者から若い人に混じって70歳より始めた手編みも13年。とても楽しく、生き甲斐としています。宿場を選ぶとき、風景それも山がよいと「坂下」を選びました。出来上がってますます、この風景が気に入りました。山の稜線や屋根の糸を周りの人に少しずつ分けていただき、1玉の糸を皆で分け合うことで大勢の人と心が通い合って、本当に良かったと思います。堂々と着て歩きたいと思います。[今戸千代子]

原画のお話鈴鹿峠を境に伊勢側(坂下宿)と近江側(土山宿)では、天候がまったく違うらしい。宿場は山の下に位置するので、「坂之下」と付けられた。筆捨嶺のある山は、本当は「岩根山」という名であるが、狩野元信がその絶景から絵筆を捨てたという故事から「筆捨山」と呼ばれる。

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