セーターで巡る東海道五十三次
土山(春之雨)

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制作者から宿場を編もうという話が来た直後ばたばたと忙しくなり、一度は返上しましたが、10月になって「土山」の話が来てまたその気になり、今までにないスピードで編み上げることができました。雨の多い土地だそうですから暗いイメージをはずそうと、人物や川に明るい色を使いました。自分では大満足です。[与倉安子]

原画のお話鈴鹿馬子唄に「坂は照る照る、鈴鹿は曇る。あいの土山、雨が降る」とあるそうだが、広重の描いた土山もまた雨景色である。春の雨には、夏の雨とは違った風情があるが、長旅の疲れが最高点に達している大名行列には、ただ鬱陶しいだけであろうか。

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