完全ネタバレ! 幻水3へっぽこプレイ日記



ゲド編 第3章−2
一路ビュッデヒュッケ城へ!
と、一応勇ましいことを言ってみた海棠ですが、その前にちょっと身軽になっておきます。
だって、せっかくダッククランに行けるようになってるし、ねぇ。(^^ゞ
と言うわけで、交易タイムの始まりです。
まずはダッククランに行ってそれまでに買い貯めた光る玉17個(!)を大放出。(笑)
更にカレリアまで戻ってパールを大量に売りさばく。
って、あらら、嘘でしょ。
お金って999999ポッチまでしか持てないの?
ちょ、ちょっと待ちなさいよ、今のパール、2〜3個多いでしょ、返しなさいよっ。
とジタバタするも、もちろん戻ってくるはずもなく…
ていうか、いつの間にこんなにお金持ちになっていたんだ?
気付かなかったよ。
こんな事ならもうちょっと装備を充実させてから売れば良かった。(ちなみに初期装備とほとんど変わっ てない/大笑)
なんか、凄いな、交易って。
やっぱりシュウ、後悔してるだろうな。
っていうか交易続けてた方が国庫が潤う気がするぞ。(笑)
ちぇっ、日本もそうならないかな。(おいおい)
とにかく、まだルビークで売りさばく物もあるので(一体どれくらい交易品を抱えてたんだ)防具屋にいっ て色々と買いあさる。
こんなに一生懸命お金を使うのなんてゲームの中でも初めてかもしれない、という幸福感に束の間酔 う。(笑)
そしてまたルビークで大金持ちに。(嬉)
 
半分浮かれてビュッデヒュッケ城に赴いたゲド達を待っていたのは、今まさにパーシヴァルとレオに連 れて行かれようとしているトーマスの姿でした。
ゴメン、トーマス。
もっと早く来ていれば…。(違うって)
ですが、もちろん黙ってトーマスを連れて行かせるセシル達ではありません。
「トーマス様を連れて行かせはしませんっ」と立ちふさがるセシルのなんて健気なこと。
「トーマスさまぁトーマスさまぁ」と泣き縋るのも(って見えたのっ)可愛くて、こんな健気な子を足蹴にして いくなんて鬼だって出来ないわさっ、と私が息巻いてるのに「いいねぇ、いいねぇ。青春だねぇ」ってお笑 いにしないでよ、エース。(笑)
揉めはしたものの、サロメが何か画策しているのは知ってるらしいパーシヴァルが一旦引くことを提案 してレオと二人で帰っていきます。
もちろん、喜ぶセシル達。
 
けど、ここのレオとパーシヴァルの会話を聞くとクリスはもっとこの人達を信用しても良かったんじゃな いかな、と思いました。
いえ、もちろん信用も信頼もしてたと思うんですけど、もっと打ち解けるというか色々と相談しても良かっ たんじゃないかと思うんですよ。(やっぱり性別ってのはある程度邪魔してるかもなぁ)
評議会での事でも自分はこう思うとか、どうすればいいだろうとか、この命令についてどう思うかとか、 相談しても良かったんじゃないのかな、と。
サロメやパーシヴァルなんて柔軟な考え方をしているし、いろんな抜け道を考えることも出来たはず。
今にして思えばクリスって一人で抱え込んで自家中毒に陥ってたようなものだから、決してマイナスに はならなかったと思うんだけど。
もっとも、そういう融通の利かない潔癖さもみんながクリスに惹かれる理由の一つではあったんだろう けどね。
 
騎士団は引き上げましたが、明日またやってくることは分かっているのでトーマスを助けるためにゲド 達も行動を開始します。
んで、どうやら図書室に行かないといけないらしいので行ってみる。
すると、あの不気味な…えーっと……司書さんが(^^ゞいきなりゲドの名前を呼ぶのです。
サッと臨戦態勢に入るエース達。(カッコイイ!)
その中を悠々とゲドが近づいてきます。(ステキッ)
「会ったことはないと思うが」
うーん、ゲドって健康状態だけじゃなくて記憶力もいいのね、と感心する海棠。(あんたが悪すぎるだけ です)
司書さんは全く動ぜず(動じていても分かんないだろうけど)ビュッデヒュッケ城をグラスランドとゼクセ ンの共有地にするときの調印式が絵になって残っていると、それにゲドが描かれているというのです。
そりゃ、そうでしょ、と海棠は思うのですが「大将がこの城とワケありだったなんて知らなかった」とエー スは驚いている。
どうやら1章で出てきた証明書の名前は単なる同姓同名だと思ってたらしいですね。
しかも共有地の話が何年前のことか知らないらしいので、その話をごく当たり前に受け止めているんだ けど…。
20年前のビュッデヒュッケ城を知っているジョーカーは、夜その疑問を大将にぶつけます。
そこで証される驚愕の事実。
って、なんだ、真の雷の紋章は知ってたよ、と余裕をぶっこいていた海棠に衝撃の事実!
うっそー、ワイアットってクリスの父ちゃんで(遅いっ!)そいでもってジンバなのぉ〜!!!!!(>_<)
 
ちょちょちょちょ、ちょっと待ってよ。
そしたら、なに?
ジンバって子持ちなのね?って、いや、そんなレベルの話じゃないか。(笑)
っていうかさ、なに、あんた、子供作ってほったらかして適当に真の紋章外してグラスランドにいたって のか?
んでもって、それを知らないクリスが逆上してルルが死んだのか?(結局ここに戻ってくる。結構トラウ マになってるらしいな、私)
「ジンバ兄」って言って慕っていたルルなのに。(T.T)
それで悩みに悩んでいる娘に「炎の英雄を追え」とかって謎かけをするのか?
それは子獅子を千尋の谷に突き落とす親獅子の親心と同じ物なのか?(ちょっと違う気が…/笑)
クリスがゼクセン一辺倒な人間になったのは父親不在が大きな原因でしょ。
それを矯正するためだとしたら、かなり一方的な荒療治じゃないかなあ。
もしかしたらジンバが真の水の紋章を?って思わない訳じゃなかったけど、そうなるとクリスの父親って 事になっちゃうし、どうしても人種的なところで「まさかね」って思ってたんだけど、ゲド以上に何を考えて るのかかなり謎だわ、ジンバって。
つーか、クリスって思いっきりテーマに則ったゼクセンとグラスランドを繋ぐ子って事になるのね。
生まれからして炎の英雄を継ぐ資質が大ありって事ね。
むう、親子2代で真の紋章持ち……って、それもどうよ。(クリスが継承者になるって決まった訳じゃな いけど)
それにしても真の紋章って付けたり外したり、そんなに簡単にできる物なの?
だって真の水の紋章は今はアルマ・キナンにあるんでしょ?
あ、でもゲンカクとハーンもそれぞれ外して祠に封印してたっけ。
テッドも一時期ソウルイーター外してたらしいし。
でもさあ、どうやったらそんな凄いことが出来るんだろう。
案外便利な物なのか?(違うって)
 
海棠の心の中は嵐のように疑問符で溢れているというのに淡々と昔話に興じるゲド。(いや、喜んで話 してる訳じゃないけど)
そして、その思い出の中のジンバは格好いい。
あ、ダメだわ。
何だかんだ言って私、ジンバがかなり好きかも。
なんかさ、クリスの父親って言ってもピンとこないし、どっちかというとエーベルバッハ少佐がティリアン・ パーシモンの子孫だって聞いて「いつティリアンに子供を作る暇があったんだ?」と思ったときの衝撃に 近い物があるんだけど(すみません。分かる人だけ分かってください)いいの、もう全然気にしないわ。 (ってだから何/笑)
 
取り合えず、頭のうまく働かない海棠は置き去りにされたまま物語は進んで朝、騎士団がやってきま す。
そうよ、ぼんやりしている場合じゃないわ。
これからトーマスを助けなきゃ、といきなりしゃっきりする海棠。
だけど何をしたらいいのかしらと思っていたら、一生懸命作戦を実行しているトーマス達の援護をすれ ばいいらしい。
この辺の騎士団は楽勝。
だけど表だって味方するわけにはいかなくて結構歯痒い。
電柱の影からそっと飛雄馬を見守る明子姉ちゃんのよう。(なんか今日は古い例えが多いな)
「僕達の城は僕達で守るんだ」とトーマスが頑張っていてそれだけで嬉しくなるあたり、親バカというか 何というか。(笑)
それにしても楽しいのが「一体何者だ?」とゲド達を見咎める騎士団に「正義の味方だっ」と言い放った アイラ。
よく言った。偉いぞ、アイラ。
だってそうよね、これはどう見たってただの弱い者いじめだもの。
騎士団だろうが何だろうが関係ないわ。
そしてサロメの策が成功して引き上げていく騎士団と評議員。
喜ぶトーマス達に目を細めていた海棠は「炎の英雄に会いに行く」というゲドの言葉に驚きます。
 
そう、ついに動く気になったのね。
いいわ!どこまでも付いていくわよ、大将!

                                                  (2002.09.21)