完全ネタバレ!
幻水3へっぽこプレイ日記
トーマス編 第2章 |
ほのぼのトーマス編、第2章の始まりです。
朝目覚めたトーマスは、さて何をしようかと考えます。
セバスチャンさんは今日の執務を、と言いますが日誌を書くしかないのではすぐ終わっちゃうよね。
(笑)
で、城をウロウロしてみるんだけど、ホントに何をして良いのか分からないぞ。
適当にパーティ組んで仲間集めかなあ、と歩いていると「悪者だなっ」とセシルの声。
おおっと、いきなり大将のお出ましかしらといそいそと走っていくと案の定。(笑)
そう言えばゲドがビュッデヒュッケ城に行ったの早かったもんね。
ヒューゴより全然早い時期に訪問したらしい。
それにしても山賊に間違えられるなんて、そりゃあアイラだって攻撃してくるはずだって。
でも、せっかく大将一行と会ったのに顔見せ程度に挨拶をするだけ。
多分、トーマス編を先にやっていたら「もしかしてあの人達が助けてくれたのかしら」と思わせる伏線程
度ってことでしょうか。
で、大将達が去った後、ホントに困ってピッコロさんの占いに頼る。
これってほとんど高い占いしか役に立たないですよね。
最初の頃はその100ポッチが払えなかったんだけど、今は結構余裕。
少しは城主らしくなってるトーマスです。
で、ピッコロの占いだとイクセに何かがあるらしい。
そっか、と早速パーティ組んでイクセに向かいます。
イクセに行くだけならパーティを組む必要はないんだけど、ちょっと交易とかしたいし。
すると、イクセで横柄な評議員にビュッデヒュッケ城への道を聞かれるのです。
ど、どうしよう。
いい話じゃないのは明かで、でもトーマスは嘘を言うような子じゃないし……。
仕方ないので「はい」と頷くとこいつったら城の名前を間違えてる。
そりゃあ、舌を噛みそうで何でこんな名前にしたんだって名前だけど、失礼極まりないじゃない。
ムッとしながら城に戻ると取り乱したセバスチャンさんが。
評議会の議員が来ると教えてくれるのだけど、こいつよ、こいつ。
もう来ちゃったの。
さて、お城の1階にある謁見室(何に使うのかと思ってたらこういう時に使うのね。あと、多分本拠地に
なってから、えいえいおーとかってやるときに使うんだろうけど)で、評議会議員から商売の自由地にす
ることを禁止されてしまいます。
もちろん、毅然と抗議するトーマス。
トーマスってこういうところ、本当に偉いですよね。
この城の人たちは、それが仲間に対してであっても主張すべき事をちゃんと言うから好きです。
一見、長いものには巻かれろ風なセバスチャンさんも汗を拭き拭き、主張を通そうとしていますしね。
そんな風に逆らわれたことなどなさそうな評議会議員。
嫌味タラタラでトーマスの父親のことまで持ち出す始末。
さすがに項垂れるトーマスとそれを見守るセシル。(いいねぇ、いいねぇ、青春だねぇ←これ、海棠的に
大ヒットです)
最後の最後まで食い下がるんだけど、結局どうしようもなくて円陣を組むみんな。
さすがにもうダメかな、という感じでいつもは強気のマーサまで「この歳で新しい土地は骨が折れるから
ねぇ」とぼやく始末。
と、ここで改めてマーサとピッコロの服装を見たんだけど(評議員があんまり蛮族扱いするからさ)二人
とももしかしたらカラヤ族なのかな?
何か、そんな感じの服来てますよね。(ということは村にも戻れないって事だしね)
きっと評議員から見たらコボルトも同じようなものなんだろうし(エルフはどうなんだ?と思うとロランがど
んだけ苦労して六騎士と呼ばれるまでになったのか、と思いますよね)権力にあぐらをかいているだけ
の連中というのは本当に厄介です。
そんなみんなにトーマスは決意を秘めた顔で力強く「僕がみんなを守ります」と言うのですが、何か策が
あるわけじゃないしねぇ…。
いつもは大人しい(いや、私が存在を忘れてるだけって話も(^^ゞ)ムトが直訴に来ちゃうくらいみんなの
不安は拭えていない。(ついでによく見てみるとムトって結構ハンサムだと思う。あの額の傷はどうした
のかな?)
ただの脅しだから大丈夫だよ、と宥めて返すのですが、脅しじゃないんだよ。
翌朝、大挙して押し寄せた騎士団にみんな真っ青。
しかもいつの間に入り込んだのかヒューゴがいるし。(そりゃ、いるだろう。それから久しぶりにリリィを
見たぞ)
鬼の首を取ったような評議会議員に困り果てる。
ヒューゴを引き渡すという意見が大勢を占めそうな中、毅然と拒否するトーマス(ステキ!)だけど具体
的にはどうすればいいのか分からない。
当てもなくウロウロとしていると、おっとアップルとシーザーだ。
そうか、ヒューゴ編では突然現れたみたいに見えたけど、ここでちゃんとトーマスと挨拶してたのね。
そこでシーザーから「炎の運び手を匿ってる」という噂があることを知らされて驚くトーマス。
これはどうやら誰かの策略で囮にされているって事らしい。
シーザーは自分たちの足止めかも、みたいに言うんだけどアップルは冷静に「彼は私たちのことは恐
れてない」と言う。
彼って誰?
シーザー絡みとなるとアルベルト?
じゃないよね、ルックだよね?
ってことは、アップルとシーザーはルックが何をしようとしているのか知ってるんだ。
そう言えばヒューゴ編でチラッとそんなことを言っていたような…(自信ない)
で、やっぱりアップルはシーザーを一流の軍師に育てようとしている訳ね。
ついでに躾係も。(笑)
ここで100万の味方に値する(!)軍師を味方に付けて行動を開始するトーマス達。
一人不安げなトーマスに比べて生き生きと動き始めるお城のメンバー。
それぞれの働きぶりを見回りつつ、ジョアンを探すんだけどいないのよ。
シーザーとの楽しい掛け合いで彼が何か重要なことをするらしいんだけど、どこに行ったんだ?
結構探したんだけど見つからないので、諦めて寝ることにする。
さあ、決戦の朝です。
シーザーは「一度では終わらないだろうけど自分にはやることがあるから」と今後のためにトーマスに
手紙の束を渡します。
きっと策が色々と書いてあるのよね。
良いところあるじゃない、シーザー。
さすがマッシュの血筋に連なるだけあるわ。
そして戦争イベントに。
そう言えばヒューゴ編ではここって勝手に進んだ所よね。
あの時はどうなってたんだっけ、と思うものの、そんなに難しい場面でもないので楽勝でクリア。
それにしてもこの戦闘の最中、お店の依頼をするなんて本当にセシルったら。(ほのぼの)
そしてジョアンはブラス城まで伝令に走っていたのね。(そら、城の中探したっていないわな)
いざとなると本当に頼もしい仲間達です。
さて、一時の平和を取り戻したビュッデヒュッケ城。
ゲドが仲間にしてくれた新聞少年の壁新聞を楽しみ、ピッコロの占いでやっぱり探偵は役立たずだと知
り(今のところは確かに、ね)会う人毎に「カレーの匂いがする」と言われてビュッデヒュッケ城のご飯は
カレーライスなんだな、と知る。(笑)
でも本当に束の間の平和だったなあ。
ちょこっと交易に出て戻ってきたらレオとパーシヴァルが来ている。(T.T)
で、告訴状については審議中だの何だのと喜ばせるようなことを言っておいて、サクッとトーマスの解任
を告げる。
ふんっ、大人なんて大ッ嫌いだ、とはトーマスは言わないが、きっとそれくらいのことは思ったに違いな
い。
だって酷いよ。
何もこんな時に廃嫡請求が出てるなんて、そんなことまで言わなくてもいいじゃないか。
ていうかさ、何かって言うと評議会の決定決定って、評議会のお使いばかりしている騎士団て何なの?
(トーマス命の海棠なんで苦笑して見逃してやって下さい)
そりゃあ、レオだってこんな役目は不本意だろうけどさ。
絶体絶命のピンチでお城のメンバーも一様に複雑な面もち。
ジョアンはシニカルに現実的なことを言うんだけど、それは思いっきりセシルの逆鱗に触れる。
でも、せっかくセシルが庇ってくれるのに力無く歩いていくトーマス。
ヤケになって早々と寝ようとするのだけど、この状況で寝られたら相当なタマよね。
もちろん、繊細なトーマスはウロウロと歩き回ることになる。
月明かりの漏れるビュッデヒュッケ城はとても幻想的で綺麗。
ああ、この光景ともお別れしないといけないのかと(そんな事にはならないと分かっていながら)ちょっと
切なくなってみたり。(トーマスの気持ちを考えるとねぇ)
で、歩き回っているとどうも周りはまだトーマスのことを諦めていない様子。
ありがとう、みんな!と密かにエールを送っていると部屋の前でセシルが待っているのです。
ここで初めて自分の真情を吐露するトーマス。(関係ないですが、ここのBGMってFF7を思い出させる
んですけど)
真剣に聞くセシルと、こっそり様子を窺っているお邪魔虫たち。(違う違う)
でもね、ここで自分の負の部分をさらけ出したのが良かったんだと思うの。
翌日のトーマスの凛々しさと言ったら!
毅然と顔を上げたときのたくましさと言ったら!
エースが「いいねぇ、いいねぇ、青春だねぇ」なんて言ってる間にこんなに感動的な会話が交わされてい
たなんて。(嬉しさのあまり踊る海棠)
みんな、必死で引き留めた甲斐があったよねぇ。(感涙)
「君もゼクセン連邦の騎士なら」というパーシヴァルに「そんなの私知りません」って、もっと言ってやれ、
セシル。
セシルの「トーマスさまぁ…トーマスさまぁ…」は超絶可愛すぎるし、「トーマス様がトーマス様だからお守
りするんです」なんて、凄い殺し文句まで言われちゃって、トーマスの幸せ者ぉ。(すいません、なんか壊
れてるみたいです、私)
レオに立ち向かうジョアンも格好いいし、みんな最高。
開発スタッフさんもね、セシルの表情は豊かだけどトーマスはちょっと、なんて言ってゴメン。
この章のトーマスは表情豊かで生き生きしていてとてもカッコイイ。
ああ、主人公だったんだな、って思うもの。(笑)
改めてみんなに城主として迎えられたトーマスにセバスチャンさんが城の名を代えることを進言します。
「人に呼んでもらえない名前ならしょうがない。トーマス様が名前を考えてください」
そう言うことだったのかぁ。
だからこんなに言いにくい名前だったのね。
セバスチャンさんの提案は涙が出るほど嬉しい。
でも、トーマスは「それじゃあ」っていうタイプかな、どうかな。
一応両方選んでみた。
「元の名前で」っていう方がトーマスらしいですね。
もっと優れた城主が来るかもしれないし、ってそれは未来の炎の英雄の事ね?
そこまで謙虚にならなくても良いとは思うんだけど。
なんて言いながら、セーブの都合上名前は変わっちゃった。(^^ゞ
けど公表するほどセンスのあるネーミングでもないんで取り合えずビュッデヒュッケ城のままで進めま
す。
とまあ、浮かれていたのですが本当に大変なのはこれから。(苦笑)
だってザクセン騎士団、強いんだもの。
いえ、戦争システムの方は楽勝だったの。
みんな結構頑張ってくれて、どんどん撃破しちゃってパーシヴァル隊ですらパーシヴァルを裸にしちゃっ
たくらい。(あの、いえ、要するに歩兵を全滅させたって事で)
あのまま戦った方が全然楽だったと思うよ、トーマス。(笑)
けど、律儀にシーザーの策を取り入れて決戦は城の中に持ち越し。
で、ここの部隊が強いんだ。
何度となく全滅にされ、やり直しを繰り返す。
「田舎の拳法家風情にやられるかよ」と馬鹿にされてジョアンは悔しがるも、ホントに強い。
どうしようもなくなって戦闘メンバーにメルとオーギュスタンをいれてようやく凌ぐ。(ムトじゃなくてももう
少しゲド達が手伝ってくれたら、と何度も思う)
そして辛い戦いの最中届くのです。
ビュッデヒュッケ城をカラヤクランに売り渡し、更に200年の賃借契約を結んだ書類が!
そうか、シーザーの策ってこっちの方がメインだったのね、きっと。
そして単独ルシアに会いに行ってたらしいマーサもご苦労様。
ついでにルシアもカッコイイぞ。
こうしてトーマス編は見事ハッピーエンドとなったのでした。
ところで、トーマスって3章以降あるの?
何か、なさそうな予感。
それはちょっと寂しいぞ。
(2002.09.21)
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