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          幻想水滸伝4 ネタバレプレイ日記 
          
          
           
          
          
          
            
              
                
                  
                  
                    
                      
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                        『幻想水滸伝4』を始める前に | 
                       
                      
                        
                         
                        
                        3のプレイ日記を書いた後に考えたこと(多分言われ尽くしているだろうこと)を今更ながら書いていま
                        すのでサラッと読み流してください。 
                        
                         
                        
                         
                        
                        実は、今でも時々『幻想水滸伝3』は一体何が(私には)ダメだったんだろう、と考えます。 
                        
                        私にとって、あれはとっても不完全なゲームでした。(多くの人がそう思っているとは思いますが) 
                        
                        ゲームが終わった後に残ったのは感動ではなくて、納得できない思いだけでした。 
                        
                        何が納得できなかったのか、一つ一つあげていくことは出来ますが、要するに「語られるべきはずだっ
                        た物語が語られていなかった」ということに尽きると思うのです。 
                        
                        私には3の話は本来語られるはずだった話の4分の3くらいまでしか語られていないのではないか、と
                        しか思えませんでした。 
                        
                        本当は破壊者一行を加えた108星で真のラスボス(おそらくヒクサクとハルモニア神聖国)と対決し、真
                        の紋章の持つ秘密なりが明かされて(ついでにルックへの救済もあって)幻水世界が一つ前に進むよう
                        な、そんなラストがあったのではないかと思うのです。 
                        
                        そうでなければ明らかに敵方だった人間が108星になるわけがない。 
                        
                        では、何故それが出来なかったのか。 
                        
                        それは製作スタッフが様々な事情があったにせよ「逃げた」ということではないかと思うのです。 
                        
                        幻水世界を作り上げたもっとも力の大きな人が退社したことにより、残されたスタッフでは真のラスボス
                        まで作り込めず、もしかしたらどうやって物語世界を広げていって良いか解らず、結果としてルックをラ
                        スボスにすることで手を打ってしまった。(=逃げた) 
                        
                        だから、あんな形で終わったのではないかと……。(まあ、大抵の方がそう考えていると思いますが) 
                        
                         
                        
                        今でも夢見ちゃうんですよね。 
                        
                        ルックとササライの和解とまではいかないけど、何らかのイベントがあっただろうな、とか。 
                        
                        もしかしたら双子攻撃(我ながらセンスの欠片もないネーミングだ)があったかもしれないし、真の風と
                        土のすんごい合体魔法が使えたかもしれない。 
                        
                        少なくともルック(とルックファン/笑)に、もう少し救いのある話になった可能性は大だし、他のキャラだ
                        ってもっともっと掘り下げられたかもしれない。 
                        
                        謎は解明されないにしてもユーバーとペシュメルガの対決だってあっただろうし、きっと残り4分の1で
                        登場するはずのペシュ(当然ハルモニア側)はカットされちゃったんだろうな、なんて、もしかしたらあっ
                        たかもしれない可能性を考えては溜息をついてしまうのです。 
                        
                         
                        
                        さて、それで何が言いたいかと言いますと、4も下手をしたらその轍を踏む可能性があるということで
                        す。 
                        
                        そもそも物語の核である真の紋章のこと、世界観、そういった全体像を把握していた唯一の人(多分そ
                        うですよね)であるプロデューサーがはずれて、残された人間だけで当初から思い描いていたようなゲ
                        ームができるのか。 
                        
                        もちろん、3の時も残されたスタッフは必死に作ったと思いますが、それで出てきた答えがあの作品で
                        私はそれを「ちょっと違う」と思ってしまったのですから、今後の幻水シリーズに2以上のものを求める
                        のは間違いなのかもしれない、と思ってます。 
                        
                        だから私は4については何も期待していませんでした。 
                        
                        公式HPもほとんど見ていなかったし、メールマガジンも最初の2〜3回くらいしか読んでません。 
                        
                        いかにも可愛いでしょと言いたげにネコボルトが出てきた段階で、ちょっと引いちゃったってのもありま
                        す。(いかにも可愛いでしょ、を逆手に取った『シュレック2』の方が断然いいですね) 
                        
                        まあ、その割りには発売日に買ってすぐに封を切ったあたり、私も単純にファン気質丸出しな訳です
                        が。(^^ゞ 
                        
                         
                        
                        ところが実際にプレイしてみたら、意外と良いじゃないですか。 
                        
                        基本に戻ったと言えばいいのか、とっても「幻水」って感じがして結構面白い。 
                        
                        ちょっとはまってしまいました。 
                        
                        そうなると、何かしら呟きたい事が出てくるんですね。 
                        
                        それで、プレイ日記を書こうかなぁ、と。 
                        
                        だけど書いていたらゲームを進められないし、ゲームしてたら何をやったか忘れちゃうしで迷っていた
                        のですが、引き網やってる10分間が手持ちぶさたでボーッとしてるときに気が付いたのです。 
                        
                        その間にプレイ日記を書けばいいじゃない!って。(笑) 
                        
                         
                        
                        と言うわけで、独断と偏見のプレイ日記開始です。 
                        
                        既に海棠の中でネタバレになっている部分も、初めてプレイしたときの印象で書いています。 
                        
                        また、未プレイの方は完全ネタバレになりますのでお気をつけください。 
                        
                        それからスノウファンは読まない方がいいかもしれません。(^^ゞ 
                        
                        苦情等は一切受け付けられないので、読むんだったら覚悟して入るようにお願いします。<(_ _)> 
                        
                         
                        
                         
                        
                        ちなみに、引き網はイワシとサバでいっぱいです。(苦笑) 
                        
                         
                        
                                                                           (2004.9.1) 
                        
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