幻想水滸伝4 ネタバレプレイ日記
第3回 商船護衛〜無人島漂着 |
海もさもさ退治から戻ってみるとグレン団長から新たな任務です。
なんと、昨日今日騎士団員になったばかりのスノウと主人公に他国から嵐で流れ着いた商船の護衛を
しつつ送っていけというのです。
グレン団長、意外と太っ腹。(違)
こんなヒヨッコ達にいきなり特別任務を与えるなんて、そんなに人材不足なのか?と思っていたら、どう
やら御領主様直々のお達しらしい。
そうか、宮仕えは辛いっすね、団長。
とにかく準備をしてこいと言うので一旦街へ。
そうしたら、珍しくスノウが別行動をするというので、ランラランと軽やかに表通りへ駆けていく主人公。
あ、その前に騎士団の先輩に話しかけたら、やっぱりいきなり大きな任務なので心配しているみたいな
んだけど「まあ、お前が一緒なら大丈夫だと思うが」だって。
主人公って凄く評価高いんじゃない。(そしてスノウは……)
街でおばちゃん達に話しかけても可愛がられてるっぽいし、ホント良い子なんだろうな。
さて、準備をしてこいと言われた物の、特に買いそろえる物もないんだけどと思っていたら怪しい二人
組を発見。
護衛していく商船の乗組員らしいんだけど、これ見よがしに意味深な会話をしている。
ラマダって気弱そうに見えたけど、ただの商人じゃなさそう、と思わせるあからさまな伏線イベントを見
て、いよいよ出航です。
取り合えず海は穏やかで航海は順調。
戦闘も雑魚相手のなので二人でも楽勝。
ちなみにこの頃になると友情攻撃のレベルが上がる。
エイエイオーのポーズの時に主人公がチラッとスノウを窺うのは、このポーズの発案者スノウに付き合
わされてて「これでいい?」って感じで見てるんだと思うな。(笑)
そんなのんびりした航海ですが、スノウが言うのです。
「見たことないくらい大きな紋章砲が積んである」と。
あんなので攻撃されたらどんな船も一発で沈むだろうとか何とか言っているのですが、そんな事呟いて
る場合か?
積み荷の内容を偽って、しかもそんな恐ろしげな武器を積んでるんだから明らかにただの商船じゃない
でしょう?
何故、団長に報告しないんだ。
そういうことこそ、上司に報告しなきゃいけないでしょうがっ。
まあ、主人公も「怪しい人たちが乗り組んでます」って言ってないけどさ。(^^ゞ
とにかく今からでも良いからナセル鳥を飛ばせっ!
しかし、このナセル鳥ってナッシュのドミンゲスもそうだっけ?賢い鳥なんですね。
けど、使っている人間はあまり賢くない気がする。
ナセル鳥のことは極秘事項らしいのにカタリナなんて第三者の前でペラペラ喋っちゃうし。
もっともスノウに不安を感じているから、つい言っちゃったんだと思うけど、言われたスノウは「あー、は
いはい、大丈夫ですよ」って感じで流してるし。
しょうがないなぁと思っている内に、ついに海賊船のお出ましだっ。
すわっ、海戦かと思いきや、なんとスノウおぼっちゃまがお逃げになる。
「腕が、腕が……」と言ってた割りには元気にボートを漕ぎなさる。
まあ、いいけどね、別に。
取り繕ってたベールが剥がれて馬脚表したってだけだし。
もちろん主人公はそこまでスノウに付き従う理由もないんで、他の騎士団員と「商船を護って戦うぞっ」
「オーッ」って感じで盛り上がってガンガン戦います。
敵は海賊ブランド、超有名な海賊らしいが、海戦はあっさり快勝、白兵戦もあっさり快勝、一騎打ちもも
ちろん快勝。(笑)
この人ってキャラ紹介とかでバンバン出てた気がしてたので「あら、この時点で仲間にするのかしら?」
なんて大ボケな事を考えていたら、とんでもない。
いきなり罰の紋章使ってくれました。
さすが真の紋章というのか、敵味方の区別無くことごとく消し去るんじゃ、凄いのを通り越してすっごく危
険な紋章じゃないですかねぇ。
が、何故か主人公には利かず、ブランドは次の継承者が主人公だと知るのです。
なのに、危険を察知して駆けつけてきたグレン団長に移るんだな。
何で?(笑)
取り合えず、近くにいれば誰でもいいって事なのか?(全く恐ろしいことにそうらしい)
紋章が移った途端、ブランドの寿命は尽きて塵みたいになって消えていき(マジでこれで出番終わ
り?)、オラーク商会の船も無事に逃げおおせたので任務完了。
悠々と帰港する船を一人呆然と見上げるスノウ。
ちなみにスノウは一旦グレン団長に拾われて事情を説明した後、もう一回捨てられたらしい。(笑)
もちろん、その前にガンガン説教されたあげくガツンと一発殴られている。
ゆらゆらとボートで漂っていた彼は自分が捨てた船の勇姿をどんな気持ちで見たんでしょうね。
ま、どっちにしろそのツケはきっちり払わされることになる。
さすがに領主の息子でも艦長でありながら戦わずして逃亡したんじゃ、世間の見る目は厳しいわな。
街でも賞賛されるのは主人公ばかりなので(それだけのことをやったんだから当たり前なんだけど)スノ
ウはそれが面白くないらしい。
紋章が乗り移って以来(その事は秘密らしいんだけど)具合の良くない団長に特効薬を買うことで自分
の不首尾を償おうとしている。
でも特効薬って既に何個も普通に持ってるんだけど、そんなに貴重品なのか?なんて思ったり。(まあ
「君にもあげるね」って言葉通りくれたから文句は言わないけど)
どっちにしても海戦での失敗は海戦で償わないと意味ないんじゃ、と思っていたら願ったり叶ったりで海
賊船の襲来。
良かったね、名誉挽回できるよ、とさすがの私もあまりにもスノウが情けないんで、思わず応援してみ
たり。
だけどどこまでバカなのか、敵が逃げていくと解った途端、調子にのって深追いしやがる。
もう、呆れて物が言えない。
気持ち的には「勝手にやってろ」って感じなんだけど、ほっとくわけにもいかないので取り合えず追いか
ける。
ケネスにも「行かないとまずいよね」みたいに言われるし。
ホント、しょうがないおぼっちゃまである。
実際、逃げていった海賊もお金で雇われて適当な所で切り上げただけだから、追ってくるヤツには手
加減しない。
応戦するぜって感じだったので主人公達が行かなかったら実際スノウは危なかったんだけど(だからス
ノウの部下達は大喜びである)その辺の判断ミスも自分じゃ解らないらしい。
グレン団長の叱責にも凄い不満そうで「何で君ばっかり」とかって主人公に八つ当たりするけど、人を
羨む前に自分の行動をもう一回よく考えてみなさいって。
だけど、こういう気持ちのしこりって案外根が深いから要注意なんだよね。
ちなみにこの時の相手は愉快な海賊親子、ダリオとナレオ。
ナレオは後々海棠の心のオアシスになるんだけど、この時点ではなんと!ボーイッシュな女の子だと思
っていました。(笑)
そう、性別を間違えていたもう一人はナレオなのだ。(オスカルちゃんは間違えなかったのよ)
だって、半ズボン姿も可愛くて、「パパ」って言うし(男の子は「お父さん」って言うという思いこみが(^^ゞ)
ダレオに冷静に突っ込みを入れている所も普通に「しっかり者の女の子なんだ」って思いこんでたんで
すよね。
さて、カタリナの献身的な介護も甲斐なく、グレン団長の具合はあんまり良くならない。
ところで団員と団長の面倒を見ている副団長って、なんか寮母さんみたいですよね。
男の副団長だったら絶対やらないでしょ。
まあ、団長の面倒は思いっきり個人的感情からやってるらしいっぽいけど。
そのグレン団長は紋章と相性が悪いらしく、しょっちゅう発作を起こしていて起き上がることもままなら
ないのに、またぞろやってくる海賊船団。
今度は敵も本気で緊急連絡網のナセル鳥も全滅させられて奇襲攻撃をかまされる。
何か思うところのあるらしい団長に館には近づくな、と釘を差された上での白兵戦。
戦っても戦ってもキリがないと全員が思い始めた頃、ついに団長が罰の紋章を発動する。
えっ、それって味方も巻き込むやばい攻撃じゃあ……と思っていたら、ちゃんと敵だけやっつけるんだ
な。
じゃあ、ブランドはやけくそで味方も巻き込んでたのか?
確かにとっても荒んだ感じはしてたけど……。
それはともかく、敵は全滅でみんなは負傷者の手当に追われているけど紋章のことを知っている主人
公は団長が心配で、来るなと言われてる館に入っていきます。(そしてスノウもこっそり付いてくる。スト
ーカーかお前は)
そしたら団長はあの一撃で寿命を使い果たしたらしくて紋章は主人公に移るのです。
当然、団長は亡くなるんですが、それを見ていたスノウがあろう事か主人公が団長を殺したと大騒ぎ。
紋章のことを知らない彼にはあの状況を全部理解できたはずはなく、自分の都合の良いように考えた
結果なんでしょうが、「何でそうなるの」と思う間もなく団長殺しの汚名が……。
スノウについては今までも散々言ってきた通りで、この時点では本当にヤツには何にも期待してなかっ
たんで「そう来たか」って感じなんだけど、ビックリなのがカタリナの態度。
そりゃあ団長を尊敬してただろうし、もしかしたら愛情もあったかもしれないけど、それにしても取り乱し
過ぎじゃない?
まともな判断力も機能してなくって主人公の言い分も何も聞いてくれないんじゃ、どうしようもない。
ガイエン海上騎士団ってスノウだけじゃなくて副団長もこの程度か、とちょっと嫌気がさす。
タルとジュエルが「私たちは信じてるから」と言ってくれたけど、慰め程度にしかならいし。
だから追放になったときは、やけくそ気味に「もういいや」といっそさっぱり。
鬱陶しいだけじゃなく役に立たない新団長スノウも、自分を哀れむ気持ちでいっぱいで主人公のことを
考える余裕もなく最後の最後まで冷たい副団長もさようなら。
一人小舟に乗せられて清々しく旅立つ主人公。
と言いつつ、その小舟にケネスとポーラが乗り込んでくれてて、マジで泣きそうになったくらい嬉しかっ
た。
やっぱり誰にも信じて貰えないのって辛いもの。
信じて行動に出てくれて本当にありがとう!
あの時はなにげに決めたメンバーだったけど、君たちを選んで本当に良かったよ。(もちろん、タルとジ
ュエルを選んでいたら彼らが付いてきてくれたんだよね)
あと、ついでにぷにゃっとしたチープーもおまけで付いてきた。
うーん、これはどうだろう。
そもそもチープーって道具屋さんで本拠地要員だと思ってたの。
だから、どうせ本拠地の道具屋なんて滅多に行かないから多少不気味でもいいかと思っていたんだけ
ど(海棠の結論としては、やっぱり可愛いより不気味。しかも名前の発音変だし)まさか、戦闘要員と
は。
これじゃあ、使わざるを得ないじゃない。
が、次第に慣れるし、時には可愛く見えるようにもなるんだね。(笑)
さて、当分このメンバーで動くことになりそうなんですが、どこに動いて良いか分からない。
と思っていたら、なんとトロイの船に拾われてしまいました。
トロイはイラストより全然ハンサムさんです。
久々に画面見ているだけで幸せになれる極上キャラ。
半端じゃなく強くて戦闘でも全く歯が立ちません。
イメージ的にはFEのカミュってとこ?(笑)
そんな事言ったら仲間になってもらえなくなるかもしれないけど。(いや、一旦死んだと見せかけて仮面
つけてレベルダウンして仲間になったりして)
ま、そんなことはどうでもいいのですが(^^ゞ)コルトンがちょっと微妙でよく解りません。
公式サイトのキャラ紹介ではトロイのことを「若様」とか言ってたから執事か何かだと思ってたんですが
(笑)本当は彼のことをどう思ってるんだろう。
優れた若者だけど若さ故甘いところがあると思っているのか、マジで青臭い若造だと思ってるのか、ど
っちかな?
とにかくトロイの船に乗ったんで、嬉しくってチョロチョロと船の中を動き回ります。
ちゃっかりと宝の地図までいただいちゃいます。
そんなことして調子こいてたせいか、元ガイエン騎士団員とばれてしまい慌てて逃げる主人公達。
雑魚だと思われて見逃してもらえたのは幸いでした。(爆)
再び漂流して無人島に流れ着く一行。
次回はいよいよ無人島ライフでございます。
さて、最後にちょっと気になることが。
問題のスノウについてですが、こういう主人公との別れがあるとつい2のジョウイと比較しちゃうんです
が、ジョウイと比べたら全然小物。
もちろん、どっちが酷いかと言えばジョウイのやったことの方が断然酷いのですが、その分彼はスケー
ルが大きかったですよね。
それを考えると、なんかスノウって小っちゃいんですよ。(小粒でもピリリと辛ければ良いんですけどね
ぇ)
まあ、皇王になろうとする男と、地方騎士団の団長になりたい男では比べる方が無理なのかもしれませ
んが。
でね、ちょっと不安なんですが、物語のスケールがスノウと比例しているってことはないですよね?(^^ゞ
その点で凄く嫌な予感がするんです。
総プレイ時間30時間ってところがどうも……。
はずれるといいんだけど。ドキドキドキドキ……
(2004.9.5)
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