●講師 平林和久さん(元海苔生産者)
協力 ; 小島さん、平林さん
●テーマ 体験!! 海苔づくり (冬にしかできないこと)
冬だからこそやってみよう体験!!海苔づくり
参加者38名+1名
●参考 海苔づくり実習の様子
●1問1答から;
・海苔は、海水と真水が混じった処でよく採れる。東京湾には、多摩川、隅田川、江戸川が注ぐ。
・埋め立てで沖へ沖へと海苔場が移動した。深いと海苔が海水に潜ったままとなり良い海苔ができない。
・昭和38年に品川、大田の海苔生産は終了。
・東京湾では、対岸の木更津、袖ヶ浦で竹ひびを使って栽培している。
受講生が、袖ヶ浦の海苔場の夕日の写真(昨日の新聞切り抜き)を持参
・良い海苔は、寒い時期、12月の末
・海苔付け(海苔すき)作業は、1時間で300枚(本日の我々は全員で80枚)
●海苔づくり奮戦記;(スタッフ奮戦記)
1月22日 歴史館で海苔づくり講習見学。海苔づくりの手順を観察。
1月末日 歴史館から海苔づくりの道具一式を調理室の道具置き場に搬入。
2月3日 講師の平林さんにお越し頂き、調理室を下検分。5日の段取りを打ち合わせ。
2月4日 太田市場で、海苔を仕入れ、文化センターに保管
2月5日(当日)
9:00 スタッフ集合
4階会議室 ビデオと席のセッティング
調理室 海苔すき台の搬入、まな板包丁のセッティング
9:20 受付開始
出席簿、名札、海苔簾2枚、荷札と封筒に氏名を記入
9:30 講師到着(平林さん、平林さん、小島さん)
9:50 ビデオ(品川海苔)上映(15分)
10:05 講師紹介の後、地下の調理室へ
10:10 平林さんが、作業手順の説明
10:15 包丁で海苔切り作業開始 調理台6卓
10:40 海苔すき作業の実演(講師) 流し台2台
切り刻んだ海苔を桶に入れ、古来の木製流し台ですく(1人2枚)
その間、調理台の片付けと掃除。海苔は流してしまわず海苔桶へ
10:55 水が切れた海苔簾から、枠乾しへ(調理室廊下) 6枠
順次、4階へ移動
11:15 海苔すき作業終了
直ちに、後かたづけ。
4階では、ビデオを見ながら、小島さんの話を聞く
11:30 昔の簾編み台を披露(平林さん持参)
その後、質疑応答
11:45 調理室後かたづけ完了
11:55 調理室廊下の枠乾しを4階へ
皆さんに披露の後、ベランダで天日に
12:05 講師の方に拍手でお礼
講座は解散
講師控え室で、取り入れ方、海苔のはがし方を伝授
13:00 スタッフ一時解散
15:30 スタッフ再集合
海苔の乾き具合チェック
裏乾しから表乾しへ
16:00 乾いた海苔簾の取り込み
海苔簾から1枚1枚海苔を剥がして、各人宛の封筒へ
16:30 電話のベル(会場を次の人達に空けてください)
急遽、1階事務室へ移動(何が何だか、ドタバタ)
簾から荷札を取って、水洗い
乾燥していない簾は、枠のまま(明日送り、誰が来るの)
15:00 解散
とにかく、綱渡りの1日でした。
皆さん、ご協力ありがとう。