艦艇探検
艦艇を探検してみよう。
ここでは、普段見られない、艦艇の色々なところを探検してみよう。
特定の艦1隻に限定すると内容が片寄るので、色々な艦から、面白いところを集めている。
残念ながら、一般公開では、艦内は非公開の場合も多い。
フィギアヘッド (CUAUHTEMOC)
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帆船ならではの物だが、艦首に付く飾りである。
艦首 前甲板(ぜんかんぱん) (FSG25 KASTURI)
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艦首には、錨甲板がある。錨は、停泊時に船をとどめておく為の重りで、長くて丈夫な鎖に繋がれている。この鎖を巻き取る機械をキャプスタンと言う。
キャプスタン (DDG168 たちかぜ)
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100mm砲 (FSG25 KASTURI)
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昔はメインの大砲を「主砲」と呼んでいたが、現代ではあまり呼ばれない。
ただ、本艦のように、何種類かの銃砲を混載している場合、その最大の物を「主砲」と呼んで区別する場合もある。
B/R 対潜ロケット (FSG25 KASTURI)
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海上自衛隊で使用している、4連装ボフォース対潜ロケットランチャーと同じシリーズだが、こちらは新型の連装の物を装備している。
アスロックや対潜ヘリが幅を効かせる今日だが、沿海部に潜む潜水艦などには、まだまだ有効な兵器である。
なぜかと言うと、ホーミング魚雷は(エンジンを停止して)ひっそりと潜む潜水艦や、マスカーやデコイによるジャミングに対して弱いのだが、対潜ロケット弾は非誘導の為、相手の位地が正確に特定できていれば、何発か撃てば命中する事も可能だからである。
艦橋 (FSG25 KASTURI)
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艦橋は、操艦(船の操縦)する場所であると共に、戦闘の指揮をとる場所である。
中央の丸いわっかが舵輪で、船の舵である。
艦橋には、航海の為の、レーダー、機関制御の機器、通信機器、海図台などが並んでいる。
艦橋内の写真撮影は禁止されている場合が多いので注意しよう。
尚、最近の艦艇では、戦闘の指揮はCICで行う事が多い。
旗甲板 (FSG25 KASTURI)
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艦橋のすぐ後ろにあり、信号旗を格納する箱がある。
⇒ NATO信号旗
チャフ (FSG25 KASTURI)
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フランスのチャフ。この上にマガジンを載せる。
前部マスト (FSG25 KASTURI)
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本艦の場合、前部マストには、(上に)射撃指揮レーダーと、(下に)水上レーダーが装備されている。
SSM
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フランスのMM38エクゾセ。写真では4基が実装されているが、最大8基搭載できる。
舷門当直士官 (CUAUHTEMOC)
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親善訪問先での当直の為、ビシッとしている。国によって異なるが、本艦の場合、サーベルと当直の腕章をつけている。
号鐘 (CUAUHTEMOC)
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本艦の場合は艦首甲板に備えられている。
昔は時間を知らせたりしていたが、最近ではあまり使用される事はない。
艦長室 (DD102 むらさめ)
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艦長室 (CUAUHTEMOC)
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本艦の場合は遠洋航海用の帆船でもあり、極めて重厚な造りである。ちなみにこちらは「私室」であり、公室は20名程度が会食できる広さ。
艦長公室 (Esmeralda)
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本艦の場合は遠洋航海用の帆船でもあり、極めて重厚な造りである。20名程度が会食できる広さ。
士官公室 (Esmeralda)
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士官公室 (ユジノサハリンスク)
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小型の警備艇なので、10人程度の部屋。簡素ではあるが、木目調の落ち着いた造りである。の
下士官室 (Esmeralda)
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兵員室 (Esmeralda)
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厨房 (Esmeralda)
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医務室、歯科医務室 (Esmeralda)
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長期航海を行う艦にとっては、重要な設備である。
記念盾 (CUAUHTEMOC)
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本艦の場合は遠洋航海用の帆船でもあり、寄港地の物が多数並ぶ。
パイロット待機室 (DD102 むらさめ)
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機関室 (DDG41 BRISBANE)
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本艦は蒸気タービン艦である。丸いタンク状のものがボイラの上部。タービンの上部も見えているが、狭い艦内にギリギリの大きさで入っているので、写しきれない。ちなみに、このフロアの下に、本体の主要部が収まっている。
機関室 (DD102 むらさめ)
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本艦はガスタービン艦である。LM2500と、スペイSM1Aが搭載されている。LM2500は、ジェットエンジンそのものである。
機関室 (Esmeralda)
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魚雷庫 (F912 WANDELAAR)
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本艦の場合、左奥のハッチから、直接射出する。
煙突付近 (FSG25 KASTURI)
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最近の艦艇の搭載艇は、ゴムボートの場合が多い。
後部マスト 艦尾構造物 (FSG25 KASTURI)
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後部マストには、対空レーダーが装備されている。
対空レーダーは、大きな網のようなものが多い。
30mm連装砲 (FSG25 KASTURI)
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ヘリ甲板 (FSG25 KASTURI)
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今回、搭載ヘリコプターは来ていないが、必要に応じて離着艦、繋止する事ができる。
57mm砲 (FSG25 KASTURI)
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これも、スウェーデンのボフォース社のもの。
舵機室 (F912 WANDELAAR)
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艦尾に有る。この下に、舵が付いている。非常時には兵員が腕力で動かす事もある。
係船索 (DDG168 たちかぜ)
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ロープが太くても、ロープワーク(結索)は同じなのれす。
艦尾 (FSG25 KASTURI)
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軍艦旗 (FSG25 KASTURI)
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マレーシアの国旗は、
だが、軍艦である本艦の艦尾には、軍艦旗
が掲げられる。
軍艦旗は、停泊時、一般に朝8時に掲揚され、日没に降納される。
キャップ (DDG168 たちかぜ)
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士官帽子 (FSG25 KASTURI)
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乗員 (FSG25 KASTURI)
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帽子や制服も、各国海軍により異なるので面白い。
参考
艦艇探検
艦艇探検(DDG168 たちかぜ)
艦艇探検(DD102 はるさめ)
艦艇探検(中国人民解放軍海軍 167 深セン)
艦艇探検(インド海軍 D60 Mysore)
艦艇探検(インド海軍 P46 Kuthar)
艦艇探検(FSG25 KASTURI)
艦艇探検(SSN758 ASHEVILLE)
 

新規作成日:2003年4月23日/最終更新日:2003年5月1日