私の居酒屋、蕎麦屋放浪記
太田和彦や吉田類などの居酒屋散策の著作やテレビ番組が人気となって久しいが、最近の私の居酒屋、蕎麦屋散策を紹介します。落ち着いた渋い居酒屋もいいが、いわゆる大衆酒場もおもしろい。最近は若い女性も見かけるようになり、おじさんの世界が変わりつつあります。また、近頃は昼から飲める大衆食堂も人気のようです。 |
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やきとりJACO(東京都品川区大井)(2018.12.13) 元勤めていた会社の同僚といった大井町にある居酒屋。まずはビールで久しぶりの再会を祝し乾杯。退職してからすでに6年半過ぎていた。お勧めの焼き鳥とお刺身盛り合わせ(まぐろ、いか、しめ鯖)、塩豆腐を頂きながらお酒は焼酎(赤兎馬)のお湯割り、日本酒(菊正宗)の熱燗に移る。どれもおいしくお酒が進む。お店もどんどんお客が来て満席状態。お店の方が酢なますと白菜のお新香をサービスしてくれる。最後にドライカレーで〆る。久しぶりの再会でお酒が進みました。大井町の裏道にあるアットホームでやきとりのおいしいお店でした。 |
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大衆酒場BEETLE五反田店(品川区東五反田)(2018.11.07) 畠山記念館の帰りに立ち寄った五反田の新鋭の大衆酒場。蒲田に続き二軒目だという。コの字カウンターは新しいが、お店の雰囲気は昭和の居酒屋を再現している。まずは瓶ビールで乾杯。サッポロの赤ラベルが雰囲気にマッチしている。そして名物の肉豆腐プラス玉子、定番のハムカツ、ポテトサラダ、オニオンスライスを注文。日本酒も種類が豊富でお手軽な価格。信州の真澄と奥多摩の澤乃井を追加。夕方の四時からの開店もうれしい。(ちなみに土曜日は二時から)今度は蒲田店(西口の鳥万の先)ものぞいてみよう。 |
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蛸十(東京都大田区蒲田)(2018.10.24) 蒲田東口で偶然見つけた昭和の雰囲気のお店。店内はテーブル席と奥に座敷。奥の座敷に通されて、まずは生ビールで乾杯。お魚料理のお店とのことで、蛸の刺身としめ鯖そしてアジの南蛮漬けを注文。燗酒は白鹿とのことなので二合注文。お酒がどんどん進み、さらに二合追加してからし蓮根を注文。これがあげたてで最高でした。最後にお新香とさらに一合。お新香も自家製で少し古づけでお酒が進む。最初は我々だけだったが、最後のころにはほぼ満席状態と人気のお店。次回は他の刺身や天婦羅と鍋も注文したい。 |
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駒八目黒さんまセンター(東京都目黒区上大崎)(2018.10.13) 目黒のサンマで有名な目黒にあるさんま料理の居酒屋。土曜日の午後にもかかわらず、店内は秋サンマを味わう人でいっばい。まずは瓶ビールを注文するとサッポロの赤ラベル。つまみはサンマの塩焼き、なめろう、揚げナス、大根サラダ。日本酒熱燗を二合注文。最後に日本酒二合を追加して大根の漬物で〆る。松岡美術館の帰りに初めて入店したが、若い人たちがみんなサンマを食べているのには少し驚いた。 |
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こいち(東京都品川区旗の台)(2018.8.6) へのへのもへじの帰り、ラム酒バーうずまきが貸し切りで入れなかったので、旗の台駅近くのの路地で偶然見つけた居酒屋。晩酌処を謳っているだけあって店内にはサラリーマンが多い。二件目なので瓶ビールを注文。つまみはサービスの枝豆にえいひれとイカの一夜干し。お酒のお替りはレモンハイと澤村さんは日本酒一ノ蔵を追加。こじんまりした雰囲気のお店で落ち着けました。今度は旗の台近辺もリサーチしてみよう。 |
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へのへのもへじ(東京都品川区中延)(2018.8.6) 澤村さんと行った荏原中延駅近くの店内がハワイ風の内装の居酒屋。いつも前を通っていたが、今回初めて入店。5時過ぎのいうこともあり、初めてのお客。まずは生ビールで乾杯し、暑くてのどが渇いていたので、ぐいぐい飲む。それでも帰る頃にはお客さんで一杯になりました。つまみはタコの唐揚げ、タマネギのリングフライときゅうりの一本漬け。最後にお新香盛り合わせとアドガドの刺身。お酒はレモンハイ、緑茶ハイ。澤村さんはジャックダニエルソーダと日本酒の松竹梅熱燗を注文。手軽に行ける居酒屋でした。 |
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とりひろ(東京都品川区荏原)(2018.7.25) 武蔵小山にある焼き鳥のお店。以前から気になってたが、小野さんと初めて入店。一番奥の落ち着いた席に案内される。まずは生ビールを注文。つまみはあじの南蛮漬け、万願寺とうがらし、ナス焼。なかなかセンスの良い料理。お酒はレモンハイを追加。隣の客が注文していた名物の唐揚げを追加。これもおいしい。近くの武蔵小山で落ち着けるお店を見つけて満足。このあとこれも初めてミュージックパブQ&Qに行き、貸し切り状態でカラオケ歌い放題でした。 |
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海老勝(東京都大田区蒲田)(2018.7.13) 三浦半島の地魚と地酒のお店。田中さんと澤村さんとの飲み会で飛び込みで初めて入った。まずは生ビールで乾杯。メニューは実に豊富で、もちろん全国の日本酒も用意されている。取りあえずは、枝豆とお刺身の盛り合わせを注文。ビールのあとは、日本酒の常温に替えて、つまみは、オコゼの煮つけ、みょうがの甘酢漬け、万願寺とうがらしの煮びたしを追加。最後にさつまあげとお新香の盛り合わせで打ち止め。値段は少し高めだが、上品な味付けと季節のものが食べられる味の店。次回は地酒も楽しんでみたい。 |
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KAN KAN(東京都大田区蒲田)(2018.7.13) 海老勝の帰りに偶然立ち寄った居酒屋だが、ジャズが流れる落ち着いたお店。料金もつまみと飲み物のセットがあり、実にリーズナブル。最後に赤の冷たいワインとミックスピザを注文。このワインボトルがミッシャのイラストが素敵でした。 |
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福よし(北海道岩見沢市)(2018.7.24) 元祖美唄やきとりのお店。三船と並ぶやきとりの名店で岩見沢に行った時に純ちゃんに紹介してもらった。せい、レバー、ぼんぼち、砂肝、ひな皮、はつなどやきとりの盛り合わせは、少しおおぶりだ最高でした。煮込みもおいしかった。お酒はサッポロの生ビール、日本酒の国稀や鬼ころしなど北海道の地酒を楽しみました。人気店で帰るときには店内は満員で、電話で予約して焼き鳥を買いに来る人もいました。 |
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藤木屋(長野県善光寺)(2018.6.27) 長野善光寺で偶然見つけた蕎麦屋。創業は文政十年(1827年)信州蕎麦の老舗。お昼時だったが、カウンター席がちょうど空いたため入店出来た。霧下蕎麦玄蕎麦を使用。せいろは十割と二八があり、今回は十割が売り切れのため、二八蕎麦の手打ちを食べた。蕎麦前三味は、焼き蕎麦味噌、一口おやき、野沢菜の漬物がつく、本来は日本酒が合うのだが、暑かったので夏限定のモルツ生を飲む。 |
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十字屋(神奈川県川崎市高津区)(2018.6.16) 今年2回目の十字屋さん。静嘉堂文庫美術館に行った帰りに澤村さんと立ち寄った。一階を覗くが既に満員で、二階のはなれに案内される。まずはアサヒエクストラコールドを注文。ギンギンに冷えた生ビールは最高。次に日本酒の鶴齢と雪男を味見するが、我々の好みとは違うような気がする。ブラックハイボールに変えて、つまみはミョウガやイカフライ揚げナス、たこ酢、うるめいわし、だし汁たこ焼き、お新香を追加。帰る頃に店内は満員。溝の口の西口はまだ闇市の雰囲気が残りっており、最近は若者にも人気なゾーンで、次回はこの辺りを訪れてみたい。 |
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大露路(東京都港区新橋)(2018.6.15) 新橋を代表する昭和の居酒屋として有名だが、今回義弟のお勧めで初めての訪問。5時前だったが既に満員だったが、席をつめてもらい三人で何とか入店。サラリーマンが半分であとは女性同士やカップルなど最近の居酒屋は客層が変わってきている。まずは瓶ビールで乾杯し、つまみは、名物ハムカツ、まぐろブツ、冷やっこを注文。ハムカツはこれまで見たことのないような肉厚。次に名物のトマトハイとポテサラ、新玉ねぎのスライスを追加。トマトハイはトマトジュースが濃くて余り酔う感じがしないので、酎ハイに変更。壁の手書きメニューや少し破れた吉田類の酒場放浪記のポスターが張られ、まさに昭和を感じさせる雰囲気。5時をー過ぎて、外で待つサラリーマンも多い人気店。 |
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肉の大山(東京都台東区上野)(2018.5.23) 上野で6月の旅行の切符を購入したあとに立ち寄った。平日の午後だが、店内はほぼ満員状態。やはり、シニア世代が多いが、女性同士もいる。肉屋直営の居酒屋といわれるだけあって肉料理は豊富。和牛のステーキまである。まずは瓶ビールで乾杯し、つまみは、メンチカツ、アジフライ、コロッケなど揚げ物。さらに酎ハイを追加し、つまみは、サラダとはまぐりの酒蒸し、最後にカキフライで〆ました。 |
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山田屋(東京都北区王子)(2018.5.19) 今年最初の山田屋です。4時半の時点で予約もかなり入っており、先に来ていた義弟がかろうじて席を確保。後で鶴岡さんも合流して3人となった。まずはビールで乾杯し、6月の旅行について打ち合わせる。つまみは、いつもの玉子、落花生、アジフライなど。お酒はいつもの焼酎のお湯割り。隣に来た若い男女にここの名物の玉子と落花生を教えてあげる。わざわざ千葉から来ているという。最近はマスコミで紹介される機会が多く、遠くからのお客も増えている。それと客層も以前はおじさんばかりだったが、最近は若い男女が増えてきているようだ。若い人たちとこのような場所で話す機会が多くなっている。 |
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鍛冶屋文蔵(東京都千代田区有楽町)(2018.4.14) ルドン展や日比谷ミッドタウンを観た後に、有楽町の高架下でふらっと入った居酒屋。店内は多くのお客でいっぱい。まずはサッポロビールの赤ラベルで乾杯。つきみは、新ジャガコンビーフバター炒め、アスパラ肉巻き串、オニオンスライス、次のお酒は菊正宗の熱燗大を注文。さらに氷下魚魚醤焼きとアジフライを頼み、熱燗のお替りと向かいのお客が飲んでいて美味しそうだった辛丹波竹徳利、最後におにぎりとお新香で〆る。どれもおいしく、リーズナブルな値段で、また行きたくなるお店でした。 |
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佐一(東京都品川区小山)(2018.4.4) 武蔵小山で元お寿司屋さんのご主人がやっている居酒屋。たまたま一緒の友人と同じ名前なので初めて入店。5時過ぎだったこともあり、料理の仕込み中。料理はまだできないと言われので、まずは生ビールで乾杯。この後予約の4人組が入店し、このグループに合わせてつまみを注文。まずはホタルイカの刺身、これがほのかにあまみがあり、うまい。日本酒は自分で好きなものを選んでくださいとのことなので、日高見をチョイス。これに合わせあじのなめろうを海苔で巻いて食べる。これもおいしい。次にお酒は龍力(たつりき)の雄町。雄町は酒米山田錦のお父さんに当たるもの。日本酒の10年物の古酒を初めて飲みました。これに〆さばを合わせて最高でした。地元を最近開拓しているが、予想以上にハイレベルの料理でした。次回は是非予約していってみたい。 |
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十字屋(神奈川県川崎市高津区)(2018.3.2) 澤村さんを誘い、テレビや酒場本などで何度も紹介されている溝の口のスーパー直営の酒蔵を訪れた。ちょうどお店の前でお店の人に出会い、一階は満員のためはなれの二階に案内される。予約で結構埋まっているらしい。まずはビンビールで乾杯し、名物の厚焼き玉子、やきとり、春の山菜の天ぷら、菜の花のおひたし、うるめいわしを注文。他にもお勧めのメニューが壁にいっぱい。まさに大衆酒場といった感じ。飲み物は会津ほまれの熱燗2合を2本追加。このお酒は結構いける。つまみはさすがスーパー直営店だけあり、どれも新鮮でおいしい。今回はお刺身は注文しなかったが、周りのお客さんはおすすめの刺身を注文していたので、次回は頼んでみよう。2階は団体のお客が多く、今度は一階のカウンターで飲んでみたい。 |
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まつうら(東京都台東区上野)(2018.2.17) 澤村さんと上野に美術展を観に行った帰りに、上野のたる松に行ったが、中休みでお酒だけの提供だったので止めて、ぶらぶら御徒町を歩いていて偶然見つけた居酒屋。まずはアサヒスーパードライの瓶ビールで乾杯。つまみはいわしの煮つけ、これが味がしみていておいしかった。そして長イモの磯部揚げ、串焼き、季節の天ぷらなど。お酒は次にハイボール。錫の杯で氷なしでうまかった。そして緑茶ハイもうまかった。最後にタコの釜めしで〆る。久しぶりに釜めしおいしかった。お店も土曜日の午後で空いていて、落ち着いて飲めた。またルーマニアの女性店員がはきはきして気持ちが良かった。 |
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ちりん(東京都品川区小山)(2018.2.2) 朝、雪が降った日においしい熱燗が飲みたくて澤村さんを誘い当日予約した蕎麦屋居酒屋。口明けの客でカウンターに座る。お店は一階がカウンターのみで二階もある。まずはアサヒのプリミアムピール。次におすすめの山形の純米酒の杉勇を熱燗で。お銚子とおちょこは珍しい骨董品。次に神奈川の純米原酒いずみ橋、最後に愛知の無濾過原酒 星泉。お酒ごとにお銚子とおちょこを変えてくれるのはうれしい。つまみは板わさ、一足早い春を感じるフキノトウとタラの芽の天ぷら、牛すじのと大根の煮物、厚揚げの上にネギトロがのったものとぬかずけ。最後はかけそぱで〆る。 |
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Semus OHara(東京都品川区)(2018.2.2) 武蔵小山にあるIrish pub。愛嬌のある北イタリア出身のマスターと日本人の奥さんでやっている。今回で二回目の訪問。今回ほとんどのお客は外国人。普段はもっと日本人もいるらしいが、今日は我々のみ。外国語が飛び交い、まるで外国のパブにいる雰囲気。隣のお客はオーストラリア人。キャッシュオンデリバリーが基本らしい。カウンターに陣取りギネスとミックスナッツを注文。次回はアイリッシュウイスキーも飲んでみたい。武蔵小山もずいぶん国際化しいる。 |
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雀のお宿(東京都調布市深大寺)(2018.1.21) 久しぶりに深大寺にお参りし、深大寺蕎麦を堪能してきました。深大寺には20軒ほどの蕎麦屋があり、江戸時代の江戸名所図会にも紹介されしている。雀のお宿は東門のすぐ横にあるベスト3にはいるお店で、店の前の水車が印象的な落ち着けるお店です。豊かな湧水のさわやかさがそばを引き立てている。江戸時代は地元のそば粉を使用していたが、現在は北海道や長野のものを使用しているという。まずは瓶ビールで乾杯し、厚焼き玉子を肴に日本酒の金婚の熱燗を楽しみました。酒のつまみが種類が少なかったが、最後はおいしいもりそばで〆ました。 |
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おふくろ屋台1丁目1番地(東京都吉祥寺)(2018.1.21) 深大寺の帰りに吉祥寺に見つけたお店。ハモニカ横丁にあり、学生とか劇団員などがたむろするよう感じの居酒屋で4階まである。急な木の階段を上るとカウンターとテーブルのある2階で、その上の3階に通された。真ん中が回転するテーブルがあり、その周りに座る。取りあえずは我々二人のみでゆったり。ハイボールを注文するとウィスキーが入ったグラスとウィルソンキンの炭酸が供され、自分で炭酸を注ぐというやり方。つまみは乾きものとおしんこ。中のウィスキーを追加できるという。常連が多そうな感じで、我々は一杯飲みで撤収。そのあとドンキの近くのLABOにてレモンサワーを飲んで帰りました。 |
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