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自由気ままな風の透明、まっさらな絵筆でぼくはぼくをぬる。

助けてくれた森の鳥。りっぱでやさしい茶色のはねの色。

怖いけれども強いヘビのきれいなみどり色。

踊るように泳ぐ池の魚。流星みたいな銀の色。

草原の真中のきりりとあざやかなひまわりの黄色。

ぼくのうまれた草原の茶色や緑や黄色や赤や。

たくさんの色をぼくは見つけていく。



何になりたいんだろう?ぼくは一番何になりたいの?








ぼくはどんどん旅を続けた。
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