家庭犬のためのしつけ教室   
人と犬とが仲良く落ち着いて暮らせる社会を目指して       ☎ 03-37795755動物病院TOP 
 レッスンの特色   学習の方法  ▼コンセプト  
     
  愛犬をお家に迎えて・・・

吠え声がご近所迷惑にならない安心感を
カフェやリゾートで愛犬とのひとときを満喫できる充実感を
可愛い愛犬と目と目が合った時の幸せを

 体感してみませんか?

 
   
 インストラクターとして、どんなことを考えて、どんな理想を持ってどんなことに気をつけながら活動しているのかについて少しのべさせていただきたいと思います。こういうお話のお好きな方やお暇な方だけどうぞお付き合い下さい。そうでない方は見出しや途中の大きな文字だけ拾い読みしていただければ幸いです。

 
   都会で愛犬と暮らすライフスタイルを楽しみましょう!  
 
 私の住む品川区は東京都の中でも特に人口の密集している地域です。高層マンションも立ち並んでいます。ペット可のマンションも増えて来ました。そういう場所で愛犬と暮らすというライフスタイルを選択された飼い主様に、気兼ねなく楽しく生活していただきたいという思いが第一にあります。密集しているので、ご近所の住民の皆さんや地域の皆さんとの距離も、広々とした地方都市とは違い密接になっています。犬の嫌いな人もいるでしょう、吠え声が気になることもあるでしょう。

 反面、都会ならではの楽しみもあります。大きな公園やドッグランも多く、中目黒や恵比寿・自由が丘・駒沢など愛犬と一緒に過ごせるカフェやレストランも充実しています。目黒川沿いなど四季折々にお散歩に適した場所もあります。また、大型の商業施設では愛犬を連れてのショッピングも楽しめます。

 ご近所迷惑を気にしなくても良い日常の暮らし。のんびりとカフェやリゾートへのお出かけを楽しんで下さい!そんなライフスタイルを楽しんでいただけるよう、フレンドリーで落ち着いた、どこにおでかけしても暖かく迎えてもらえるような愛犬になるよう、しつけインストラクターという立場から飼い主様を全力でサポートいたします!


  
 
   理想は・・・人と犬との共生  



 Human Animal Bond は文字通り人と動物との共生のことです。都会で暮らしている場合でも、人は他の動物との関わりを持ちながら生きています。特に、犬は人にとって特別な存在と言っても過言ではありません。1万2千年以上も前から犬は自然に人と寄り添い、自然に共生するようになりました。動物の中でも一番身近な犬、その中でも最も人の社会に溶け込んでいる家庭犬と共生できる人間社会、そのような社会は人も暮らしやすい社会だと思うのです。振り返って現状はといえば、ペットブームと言われてはいますが、まだまだ日本の社会の中に家庭犬がうけいれられているかどうか?というと疑問です。公園には入れないような看板が立っている事が多く、散歩に行ってお茶を飲みたい休憩したいと思っても受け入れてくれるお店は少ないのが現状ではないでしょうか。
 ペットは一緒に暮らすご家族に幸せをもたらしてくれるものです。しかしペットと暮らすことがストレスをもたらすことが多い事もまた事実です。例えばペットと暮らす事でお出かけなどの機会が減る事や、愛犬の吠え声がご近所迷惑になる可能性などです。
 
   
【人と犬とが暮らす事で生じる双方のストレスを軽減する】

 
誰かが勝手気ままに振舞うために、誰かにストレスが多大にかかれば、友好な関係を築く事は難しいでしょう。どうせなら皆で楽しく友好的に生活できた方が良いではありませんか!家庭犬にも飼い主様にも、地域社会にもストレスをなるべくかけない。言い換えれば 飼い主様・愛犬・地域社会 この三者の共生を図るために必要なことは何かと考えてみました。
 
1.家庭犬の社会性が向上する
 
 
 社会性が向上すると、社会に溶け込みやすくなり、吠える等の逃避回避行動が減ります。人に良く慣れた家庭犬は、人の社会の中でも親和的な行動を取ることができますので、周囲の人々にも精神的に良い影響を与えることができます。周囲に暖かく迎えてもらうことは、飼い主様のストレスを減らすことになり、社会的な満足を得ることにもつながります。

2.人間社会に快く受け入れてもらえるためのマナーが向上する

 社会性が向上しても、人間社会で軋轢無く暮らすためにはマナーが必要です。例えばあたりかまわず排泄をした場合、ご家庭内でも不潔になりますし、戸外でも大概の場所では迷惑ですし、不快に思う人も多いでしょう。お散歩中に、家庭犬が、誰かれかまわず飛びついたり、勝手にうろうろ歩いたら犬の嫌いな人はびっくりするでしょうし、危険でもあります。犬が自分で判断することはできませんので、そこは飼い主様の判断になりますが、その判断や指示に従う事ができなければどうしようもありません。そこに「しつけ教室」の必要性があります。

3.飼い主様と愛犬の信頼関係が構築できる
 元々犬は人同様社会性のある動物ですからコミュニケーション能力は高いのです。例えば人の表情を読み取る能力はゴリラよりも高いと言われています。家庭の一員として生活する上で、飼い主様との絆というのは犬にとってはとても大切なものです。また飼い主様から見ても信頼関係が構築できないと問題が起こる場合も多いのです。「飼い主様に任せておけば安心」と思っていれば、文字通り犬もリラックスして生活できます。反対に任せておけないと感じた場合には、警戒心が強くなり、問題行動につながります。
 愛犬とのアイコンタクトで人もリラックスするという研究結果も発表されています。愛犬とアイコンタクトできた時の幸せを知らないのは飼い主様としてはもったいなすぎます。
 残念ながら、何もしないでいると、私たち人は犬の表現がわかりませんし、犬は人の言葉がわかりません。そこを結び付けるのがしつけ教室です。しつけができるようになるということは、愛犬と意思の疎通ができるようになるという事です。同じお家の中で家族の一員として暮らすのですから、コミュニケーションはできた方が良いに決まっています!!
 

 
 
   適切な行動に、良い出来事を付加して、増やすことを考える
   
   辞書で引けばわかりますが、しつけとは「家庭生活や社会生活が円滑にできるように教育すること」だと思っています。支障なく日常生活ができるようにするための約束作りという言い方もできます。

 ストレスを軽減することが人と家庭犬とが共生するために必要だと考えているのですから、しつけのためにわざわざ意図的に嫌悪刺激を使うことには抵抗があります。つまり言いやすくしてしまうと、しつけのためにチョークカラーやスリップカラーを使いません。これは理想とか精神論だけではなく技術的な問題でもあります。「次に○○しないように罰を与えられる」より「○○できたらメリットがある」方が理にかなっているという考え方が現在は主流です。なぜそうなるのかは、とても長いお話になりますし、きちんと理解していただきたいので、ここでは説明いたしません。

 また、家庭や社会で共に生活する家庭犬なので、人に対して嫌悪的な感情を持たれるのはとてもとても望ましくありません。人は良い物と家庭犬には思っていてもらいたいのです。
 
 
   しつけ教室の目的 
 
 言葉の通じる人の子供でも、学校が必要です。家庭の中だけで、学校の役割を親が全て果たす事は不可能だと思います。
人の子供でもそうなのですから、犬の視点に立つ事は飼い主様にはむずかしいのではないでしょうか?
家庭犬のしつけについて沢山の知識と技術、経験を積んだ専門家の元で学べる事はとても多く、また家庭犬と付き合う限り学んだ事は有効です。家庭犬のしつけは「愛犬に言葉を教える」作業も含みます。また、教室では愛犬の気持ちを推察することも学べます。つまりしつけは【コミュニケーションツール】でもあります。これを知らずに過ごすのはとても勿体ないと感じています。例えば外国で、言葉が通じなくても身振り手振りでなんとかできることも少しはあるでしょうが、前もって文化や歴史、言葉を理解していれば経験できる事は比較にならない程多くなるでしょう。同じ事です。

 家庭に愛犬を迎えたら、まず、しつけ教室に行こう!

そう皆様に思っていただけるよう、活動したいと思っております。
   
   なぜ<おすわり><ふせ><待て>なのか? 
 
 ではなぜおすわり・ふせ・待てをコマンドで教えるのか?と言えば、これらは普段教えなくても犬がする動作だからです。それも放っておいてもかなりの高頻度でする行動です。今までした事のない動作を教えるのには技術が必要ですが、すでに生活の中で行動レパートリーに入っている行動ならば教えるのは割合と簡単です。家庭犬のしつけですからなるべく簡単に覚えられることが飼い主様のためにも愛犬のためにも良いのです。
 また、
「動かないで」というのはわかりにくいですが「おすわり・待って」ができれば動かないでいられます。ふせ・待っても同様です。できる所から始める。できる事を伸ばす。そうして愛犬が待っていてくれる間に、飼い主様は色々な事が安心してできますね!
 
 お散歩の最中に色々な落し物を拾うこともできます。お客様にお茶を出すこともできます。インターフォンや電話に出ることも、宅急便の印鑑を押すこともできます。何をするかは飼い主様次第です♪毎日使いましょう、毎日使えば飼い主様も愛犬も「おすわり・待って」を忘れる事はありません♪

 実は愛玩犬種といえども元々は狩猟犬や牧羊犬だった歴史があります。だからお仕事をもらうことの大好きな子が多いのです。そしてお仕事をうまくできた時に、飼い主様から褒められることも大好きなのです、難しいことが出来た時の愛犬の自信満々の「どや顔」を飼い主様に是非見ていただきたいと思っています。コマンドトレーニングは飼い主様が便利に生活できるだけでなく愛犬の精神的な満足感を増やしてあげることもできるとても良い物だと考えています。
 
    



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 動物取扱業登録表示:番号11東京都訓・保第000431号/名称 遠藤動物病院/所在地 東京都品川区大崎5-4-11/種別 訓練
                責任者氏名 遠藤いづみ/有効期間末日:平成28年10月9日