平成15年度 自衛隊観艦式 配付資料「防衛ホーム新聞」の正誤
平成15年度 自衛隊観艦式 配付資料「防衛ホーム新聞」に著しい正誤が散見された為、正誤補足してみました。
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- 2面
前後段
総合火力演習ではないのでせめて「前半後半」だろう。
電燈艦飾の写真は、国際観艦式ではなく、呉の艦隊集合のものと思われる。
観艦式の為の各艦の寄港地
⇒ 碇泊地
艦名
きにさき ⇒ くにさき
あさゆぎ ⇒ あさゆき
ゆえやま ⇒ やえやま
ねむる⇔ねむろ
むらさま ⇒ むらさめ
しみだれ ⇒ さみだれ
*** ワープロ入力時の隣接アルファベットキーの打ち間違いかも知れないが、「しみだれ」「ねむる」など、「よだれ」「いねむり」とされなかっただけマシと思わなければならないのだろうか。***
信号旗を揚げて出港準備を整えた艦船。
⇒ 信号旗は満艦飾で、出港準備には無関係
また、自衛艦なので、艦船ではなく、艦艇。
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歓迎・安全な航海
⇒ 歓迎はUW2、安全な航海がUW
Z旗の意味の「皇国の興廃この一戦に有り・・・」は、日本海軍があてた、精神的な意味であり、国際的には通用しない。
危険物搭載中にUTをあてているが、UTは「行き先」を表す。
危険物搭載はB旗。
私は演習中にUTをあてているが、UTは「行き先」を表す。
演習中はUY。
射撃訓練にNEをあてているが、NEは「貴船は十分注意して進行せよ」を表す。
射撃訓練は、NE4。
海上自衛隊の場合、射撃訓練は、演習中のUYと、B旗をあてるらしい。
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受閲部隊旗艦 DDG168 たちかぜ が漏れている。
SS なるしお 写真は(同左) となっているが、おやしお型であり、はましおと同型ではない。
DD132 あさゆき 写真は(同型艦いそゆき) となっているが、本艦の写真である。
海上保安庁参加船がもれているのは、自衛艦に限定したと言うことだろうか。
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DD128 はるゆき 写真は、(同型艦いそゆき)の写真である。
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「祝砲発射」で実弾と空砲を交互
⇒ 「祝砲発射」の空砲と、ボフォースの実弾を交互
艦隊砲射撃 ⇒ 艦載砲射撃、艦砲射撃
上甲板散水 ⇒ 甲板散水
水陸両用機US-1A ⇒ 飛行艇US-1A
US-1A離着水は、一瞬だろうか
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Z旗の意味の「皇国の興廃この一戦に有り・・・」は、日本海軍があてた、精神的な意味であり、国際的には通用しない。
戦いを終わりにしようとしたのではなく、この後に戦う余力はない、背水の陣である決意の象徴。
土佐藩阪本竜馬 ⇒ 土佐脱藩阪本竜馬
その他「歴史年表」に色々記載があるのだが、海軍、観艦式についての要素ではなく、無作為に計上しているようだ。
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参考
新規作成日:2003年10月26日/最終更新日:2003年10月27日