消防船艇

消防船艇、一般に、海上での消火活動に当たる船である。

自治体消防組織(消防局など)が保有する船艇は、一般名称として、すべて消防艇と呼ばれている。
ちなみに、車両の救急車も、大分類は「消防車」である。
が、その種類は、消防艇、救助艇、指揮艇、及び各種兼用艇がある。

消防艇は、文字通り、火災消火に当たるもの。
救助艇は、水難救助を主任務とするもの。
指揮艇は、現場指揮にあたるもの。
である。
救助専用艇、指揮専用艇は、放水能力を持っていないが、ほとんどの救助艇は、消防艇兼用である。


東京消防庁 指揮艇 はやて
Dcim0912/DSC_6726.

東京消防庁 救助艇 しぶき
Dcim0913/DSC_6895. Dcim0913/DSC_6920.

東京消防庁 救助艇兼消防艇 はまかぜ
Dcim0383/DSC_3538. Dcim0384/DSC_3540.

東京消防庁 消防艇 かちどき
低い橋の下を航行できるように、低い船体で、マストも倒せるようになっている。
Dcim0335/DSC_6996.

横浜市消防局 消防艇 よこはま
伸縮式放水塔を装備している。
Dsc_5310. Dsc_9790. DSC_7525.

市川市消防局 ちどり
屈折式放水塔を装備している。
DSC_0865. DSC_0894.

小規模な組織では、1隻で全てをまかなう必要があるが、大規模な組織では、大小さまざまに、任務に特化した船を持っている。

消火放水は、海(または河川)の水を使用するため、無尽蔵といっても過言ではない。
また、消防艇のポンプの能力は、どんなに小さいものでも消防車数台分であり、岸壁から陸岸への、消火給水所としての能力を発揮することも出来る。

化学コンビナートを抱える地域では、粉末消火剤、泡消火剤などの、化学消火剤タンクを備えており、消火剤単独で、あるいは水と混合で、消火活動に当たることが出来る。


また、自治体消防組織に対して、消防団があるように、消防艇をもつ消防団や、地域防災組織もある。
石油コンビナートを抱える地域では、各企業が出資して、防災組織を置いていたりする。
工場を守備範囲とする消防艇は、化学消火能力を備えると共に、オイルフェンス展張能力を持っているものも多い。

このほか、海上災害防止センターという、全国組織の防災組織もある。

また、海上保安庁や、米海軍などでも、消防船艇を持っている。


海上保安庁 FL01 ひりゅう
Dcim0934/DSC_4866. Dcim0934/DSC_4869.

海上保安庁 FM10 きよたき
p2205030.

米海軍横須賀基地 消防艇
Dsc_8515. Dsc_8518.

海上保安庁の場合、任務の効率化の観点から、消防艇ではなく、消火能力強化型の巡視艇を整備する傾向がある。

防災の観点からは、各港湾全てに、消防艇がおかれることが望ましいが、予算上難しいことが多い。
そのため、タグボートに消火能力を持たせたものも多い。


海上自衛隊 曳船
Dcim1071/DSC_2494. Dcim1074/DSC_5584.

放水砲付タグボート
Dcim0465/Dsc_4192. Dcim0395/Dsc_4942.

放水の色々
拡散放水
R0003031. p1886006.

一点集中放水
Dsc_1988. Dsc_1994.

自衛放水
Dcim1071/DSC_2494.



参考
消防関連
東京港の消防署
消防艇の運用(自治体消防)
消防船艇


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新規作成日:2004年8月4日/最終更新日:2004年8月4日