艦船写真の写し方(カメラ付携帯)
カメラ付携帯
カメラつき携帯は今や当たり前で、こんなものもつと、いかがわしい盗撮に走りかねないから必要なかったのだが・・・
付いていれば、使ってみたくなるのも人情(ただしまっとうな使い方)
早速試してみた。
CMOSで200万画素という。
ちっちゃなレンズとCMOSの構成なので、ある意味ピンホールカメラのようなものだから、前後の距離差が大きいものは、中央にピントがあって、前後の被写界深度がかなり浅くなってしまう。
尚、以下の事例は、主として SoftbankPhone 706Nの例である。
NECのカメラ機能は、SoftbankPhone の中では、レベルは低いらしい。
ちなみに、SH904iは、5.6mm/F2.8 約 320万画素で、こちらはカメラらしく写っている。
200万画素以下と、それ以上では、カメラ機能の質は異なるようだ。
すなわち、200万画素以下は、とりあえず写る程度だが、それ以上では、ある程度カメラとしての質を考慮しているようで、すなわち、レンズもそれらしいものになっている。
カメラ機能
デジカメ(右)との比較
さすがに一眼デジカメと比較してはかわいそうと言いつつ、中心部にはピントがあっているものの、周辺に行くに従いボケている。
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撮影において、ボタンを押したときにすぐ写るのかと思えば、秒単位の処理時間がかかっていて、押した直後に手を動かして位置が変ると、想定外の構図で撮影されてしまう。
その意味では、動体を写したいとき、ボタンを押したら表示が消えてしまうので、実際に画像取得の未来位置を想定追従しなければならない。
また、液晶の表示自体、かなりの処理時間を要しているようで、瞬間的リアルタイムではなく、0.何秒か過去の表示が見えている。
ズーム機能には、一般のレンズのような、光学ズームと、デジタルズームがある。
以下の例はデジタルズームのため、フルサイズをトリミングして拡大、みたいな方式なので、最大サイズを選択していると、等倍のみとなる。
画像サイズとズーム倍率の関係
200万画素CMOS
UXGA 1600x1200
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SXGA 1280x960
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VGA 640x480
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CIF 352x288
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QCIF 176x144
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SQCIF 128x96
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壁紙 240x270
CLIF & ICON 160x160
画像品質
各段 エコノミー、標準、高画質
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83KB, 114KB, 172KB
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60KB, 79KB, 123KB
ホワイトバランスの関係
左から、オート、晴天、曇天、電灯。
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レンズテスト
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マクロモード
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マクロモード(各段右)
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被写界深度が甘いせいか、このように「ミニチュア」を写したようにも撮れる
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色試験(中央はカラーチャート(RGB)、右はD70)
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マクロ撮影(下段はD70)
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内側32万画素CMOS
CIF 352x288
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VGA 640x480 (外側カメラ)
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画像加工機能
いくつかの機能が搭載されているが、お手軽さが売りであって、やはり、パソコンで処理したほうが格段に綺麗だ。
もっとも、画質を追求しても、所詮カメラ付携帯である訳だが。
ビジュアル効果
(UXGA 1600x1200 撮影分も、VGA 640x480で出力されてしまう)
(左は UXGA 1600x1200 撮影、右は VGA 640x480 撮影)
ネガ表示
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セピアカラー
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エンボス加工
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シャープネス
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ソフトネス
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画像編集
画像回転(90°右、90°左、180°)
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鏡面設定
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画像切抜き
(左は、UXGA 1600x1200 撮影分、右二枚は、VGA 640x480撮影分)
(VGA 640x480)
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(CIF 352x288)
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(QCIF 176x144)
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(SQCIF 128x96)
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(壁紙 240x270)
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(CLIF & ICON 160x160)
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動画機能
ビデオも使えるが、風を拾いやすい。
画面も小さいが、とりあえず動きは見える。
撮影の技
人物や風景の場合問題はないのだが、品物などを簡単にとろうとする場合、ちと問題が出る。
品物を部屋においてさあ撮影と構えると、往々にして天井の照明と被写体の間にカメラ付携帯がいて、影となってしまう。
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この場合、被写体を立てる様にすると、天井の照明と被写体の間にカメラ付携帯が入ることなく写すことができる。
これには何もたいそうな装置がいるわけではなく、ちょっとしたもので構成できる。
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参考
艦船写真の写し方(被写界深度)
艦船写真の写し方(ホワイトバランス)
艦船写真の写し方(夜景撮影)
⇒携帯電話 SoftbankPhone 706N
⇒携帯電話 SoftbankPhone 820P
⇒携帯電話 SoftbankPhone 815SH
⇒携帯電話 SoftbankPhone 905SH
⇒携帯電話 SoftbankPhone 831P
新規作成日:2007年7月18日/最終更新日:2007年7月18日