色再現の模索

基準素材

2004.2.16 16:00 の試験
「反射率18%のグレー」をオート測光で撮影し、その露出値をマニュアルでセットし、他の被写体を写せば、本来の露出であると想定した。
各、撮影結果とヒストグラム。/右は、撮影対象の元データ。


2004.2.18 Canon Scanner CanoScan FB636U の試験
フラットベッドスキャナー Canon Scanner CanoScan FB636U による高画質カラーの、スキャン結果とヒストグラム。/右は、スキャン対象の元データ。
下段は、D100の撮影結果と補正後を、比較のため再掲示。


2004.2.19-3.19 写真プリントの試験
プリンタでのプリントは、カラー調整などが働くことから、写真プリントを試してみた。
ただ、写真プリントも、機械によって自動調整が働くものがあり、結果もばらばらとなった。
また、ホームページに掲載するに当たり、写真プリントの結果をスキャナーで取り込むという動作が入るので、正確な写真プリントの状態を表現できているわけでは無いのだが、ある程度の傾向は表しているようだ。
「反射率18%のグレー」のヒストグラムから解かるように、全般に0.7EVアンダーになっている。
「カラーチャート」を写真プリントし、フラットベッドスキャナー Canon Scanner CanoScan FB636U による高画質カラーでの、スキャン結果とヒストグラム。/右は、スキャン対象の元データ。


2004.2.19 14:00 の試験
「反射率18%のグレー」をスポット測光し、その露出値をマニュアルでセットした。
BL100〜BL0も、BL50(0EV):1/250に対して、BL100(-2.3EV):1/50、BL90(-2.3EV):1/50、BL80(-2.0EV):1/60、BL70(-1.3EV):1/100、BL60(-0.7EV):1/160、BL50(0EV):1/250、BL40(+0.3EV):1/320、BL30(+0.7EV):1/400、BL20(+1.0EV):1/500、BL10(+1.0EV):1/500、BL0(+1.3EV):1/640、を示していた。
前掲の「反射率18%のグレー(コニカ)」も、当方作成の「反射率18%のグレー」とほぼ同様〜(-0.3EV):1/200の露出値を示していた。
が、全体的に0.7EVアンダーに写っているようで、常用+0.7の補正は当然のもののようだ。
クリアフォルダーに入れたままでも、大差はないようだが、照かりはあるようだ。
各、撮影結果とヒストグラム。/右は、撮影対象の元データ。


2004.3.2 11:00 の試験
これまでの経験から+0.7の補正をしているが、当然のもののようだ
各、撮影結果とヒストグラム。/右は、撮影対象の元データ。


2004.3.5 12:30 の試験(デジカメとリバーサルの比較)
これまでの経験から+0.7の補正をしているが、当然のもののようだ
各、撮影結果とヒストグラム。/右は、撮影対象の元データ。


各種設定による試験
この例は、カラーチャート(Photo Print)をD100で撮影し、w(ホワイト)g(グレー)b(ブラック)をヒストグラム上で矯正した物を、Nikon Capture 4 で処理したもの。