ニコン D5000

ニコン D5000

ニコンプラザ銀座で試用する機会があったので整理しておきたい。

D5000は、名前からは少し判りづらいが、D60の後継の入門機である。
D3000との大きな違いは、ライブビューモード、動画機能だが、それ以外も、上位指向が随所に見られる。

ニコン D5000

ニコンの従来の構成とは異なり、カメラ本体内にAF用モーターを搭載しておらず、これが低価格のミソでもあるようだ。
このため、レンズ内にAF用モーターを搭載しているレンズでなければ、AFが動作しない。
新たにレンズを買う場合には問題はないが、在来資産を利用する場合は注意が必要だ。
記録メディアはSDメモリーカードだ。
リモコンはD70と同じML-L3を利用できる。
また、D80同様、撮影後にカメラ内で多彩な編集ができる、画像編集メニューが盛り込まれている。
連続撮影は、RAW等でなければ100枚程度は問題なくできることになっているが、買ったときの標準設定で、D-ライティング等の「処理」が設定されていると、負荷がかかってきて、連写速度が落ちてくる。
D-ライティング、モノトーン、フィルター効果、赤目補正、トリミング、スモールピクチャー、画像合成などができるようだ。

セレクタのダイヤル設定式のシーンモードの他に、液晶画面を見ながら状況にあわせた撮影設定ができる。

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画像サイズ L(4288x2848), M(3216x2136), S(2144x1424)

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画質 Fine, Normal, Basic

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各種モード

シーンモードがいくつか用意されていて、セレクタダイヤルで設定できる。

ポートレート	風景	こどもスナップ	スポーツ	クローズアップ	夜景ポートレート
人物を美しく撮影したいときに使う。人物の肌をなめらかで自然な感じに仕上げる。	自然の風景や街並みを、色鮮やかに撮影したいときに使う。	子供の撮影に向いている。肌の色を美しく表現すると同時に、服装や背景も鮮やかに仕上げる。	運動会などスポーツ写真の撮影に向いている。動きのある被写体の一瞬の動きを鮮明にとらえ、躍動感のある画像に仕上げる。	草花や昆虫などの小さな被写体に近づき、大きく写したいときに使う。	夕景や夜景をバックに、人物を撮影したいときに使う。人物と背景の両方を美しく表現する。
ISO400, f5.6, 1/30, 発光	ISO400, f7.1, 1/25, 発光禁止	ISO1000, f5.0, 1/60,	ISO1600, f5.0, 1/100, 発光禁止	ISO200, f5.6, 1/30 発光	ISO400, f5.0, 1/30 発光
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ISO400, f5.6, 1/50,	ISO400, f7.1, 1/30, 発光禁止	ISO800, f5.6, 1/100,	ISO1600, f5.6, 1/200, 発光禁止	ISO500, f5.6, 1/60	ISO400, f5.6, 1/50
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夜景

パーティー

海・雪

夕焼け

トワイライト

ペット

キャンドルライト

桜

紅葉

料理

シルエット

ハイキー

ローキー

ISO400, f7.1, 1/40,

ISO450, f5.6, 1/60,

ISO400, f7.1, 1/40,

ISO400, f5.6, 1/80,

ISO450, f5.6, 1/60,

ISO1600, f5.6, 1/200,

ISO800, f5.6, 1/50,

ISO400, f7.1, 1/40,

ISO900, f5.6, 1/60,

ISO360, f8.0, 1/60,

ISO800, f5.6, 1/40,

ISO320, f5.6, 1/125,

画像加工

D-ライティング、モノトーン(白黒、セピア、クール)、フィルター効果(スカイライト、ウォームトーン、赤強調、緑強調、青強調、クロススクリーン)、カラーカスタマイズ、傾き補正、ゆがみ補正、魚眼効果、などは、 ⇒４台目デジカメ(D90)試行結果を参照。

塗り絵、トリミング(3:2, 4:3, 5:4, 1:1, 16:9)、ストップモーション作成、などは、 ⇒ニコン D3000
を参照。

アオリ効果 / 元画像
建物を下から撮ったときに生ずる上の方が細くなるゆがみを補正する。