![]() | どんな時に行けばいいのか |
![]() | おそらくいつでも。何の悩みも症状もなくても、何か話したいことがあったらいつでも行っていいと思います。 |
![]() |
どんな症状の時行けばいいのか |
![]() | どんな症状でもOKです。もちろん心理的な症状(ノイローゼや不安、緊張、悩みなど)や、行動修正(クセ、人間関係、性格など)が有効ですが、たとえ体の症状でも心と体はひとつです。そういう意味では、必ず心理的な面でもできることがあるはずですし、暴行を受けた時など、傷を負っているのは体だけではありません。 |
![]() | どのくらい行けばいいか |
![]() |
期間については、相談している所で聞くしかないようです。回数をあらかじめ設定している所もあるし、目安でしかない所もあるし、まったく制限のない所もあります。自分の気持ちと説明を聞いて、納得がいくところを選んで下さい。 実際は、1週間に1回位のペースの所が多いと思いますが、そのペースで1か月〜3か月くらいが目安でしょうか。 ひょっとすると、セラピーをまったく受けなくても、同じだけの月日がたつとよくなったかもしれないし・・・・・。たとえば、風邪をひいた時、医者にかかってもかからなくても、治るまでの日数はあまり変わりがありません。ただ、こじらせないためだったり、症状を抑えて少し楽に過ごせるといった程度ではないかと思います。むしろ、症状を抑えて無理をして、長引いてしまうこともあるくらいです。 |
![]() | 料金はいくらか |
![]() | だいたい、5,000円から14,000円か15,000円あたりがそうばでしょう。 |
![]() | 受け方 |
![]() | 約束した時間は守りましょう。キャンセルはなるべくはやめに電話しましょう。終了時間も守りましょう。延長したくなるのは、何かの心理(セラピストへの不満や、セラピストを自分にひきつけたいなど)が、働いているかもしれません。次回、そのことを話し合ってみましょう。 |
![]() | どこに行けばいいのか |
![]() | 心理療法がいいか催眠か、それとも精神科か心療内科かと、どれがいいか迷ってしまいますね。はっきりいって、好みの問題だと思います。薬が必要か、薬が欲しいかどうかが、医療を選ぶか療法を選ぶかの分かれ目です。療法では薬は使いません。 心理療法には、それこそ星の数ほどの療法があります。まあ、セラピストの数だけあると言って間違いないでしょう。ようは、名前をつけているかどうかの差でしかありません。どのセラピストも自分のやり方を持っています。ある療法のやり方を吹聴するのは、まだ自分のやり方のない初心者だという事です。 |
![]() | 選ぶ時の注意点 |
![]() |
病院の場合、薬漬けは恐いですね。好きな人は別ですが、入院してもう何もわからないほど薬を使われると、本人はもうどうしようもないでしょう。必要な場合もあるのでしょうが、やっぱり恐いです。もくもくと、話しも聞かないで薬を出しつづけられるのも恐いですね。いろいろと評判を聞いてみるのがいいと思います。 療法のほうでは、伝統的な分析の場合、クライエントの自我が強く、分析者がしっかりしていないと、その関係のなかに二人とも取りこまれてしまって、変なことになります。もともと、独特の関係を築くことが分析の目的なのですが、迷路のなかに迷いこんで、何をしているのか、もともとの目的はなんだったのかわからなくなったりします。よほど、分析者の力量がすぐれていないと、一般的には難しいものです。 特に催眠を売り物にしている所に多いのが、みょうに自信たっぷりな人、何でも治してやるなんて意気込んでたりします。威光暗示という、権威を利用した誘導法もあって、それだけで悪いとはいえないのですが、言葉で安請け合いされたり、ちょっと疑うと怒り出したり、冷たくなったりというのはどうもいただけません。 料金は、だいたい1回行くごとに1万円前後と思って下さい。5,000円位の所や12,000円、15,000円位の所もあるでしょう。まとめて払う所や、毎回払う所もあるでしょうが、あまり高い所やあまりに安いところは注意して下さい。 指導料以外に、いろいろお金を要求したり、品物を買うよう要求する所は避けましょう。 しきりと過去の成功を自慢したり、学歴や資格を吹聴する所も要注意です。 どんなに立派なセラピストだと評判の人でも、あなたが合わないと感じたらやめたほうがいいでしょう。どんなセラピストでも、万能はありえません。 受けていて、途中で他に変わることについて、言葉や態度で反対したり、嫌な顔をしたり、怒ったり冷たくなったり、突き放したりするような所は避けましょう。すでにあなたを取りこもうとしているか、自信がないのか、尊敬や感謝をされたい気持ちが強く、それをコントロールできてない可能性があります。 薬を毛嫌いしたり、医療ではダメだといったりするセラピスト(カウンセラー、臨床心理士、心理カウンセラーといった人達)、または、心理療法を毛嫌いする医者などは、避けるようにしましょう。 担当のセラピストがコロコロ変わって、先に進んでいかない所は避けましょう。責任を持ってやってもらえないし、同じ説明を何回も繰り返さなければならなくなります。 自殺の危険や、突発的に何かしそうな時は、病院の治療を受けておいた方がいいでしょう。セラピーだけでは、緊急の時、対応が取れないかもしれません。 グループセラピーやエンカウンターグループでもないのに、1対1で会ってくれないで、掛け持ちでやったりする所は避けましょう(説明会ならまだ理解もできますが)。特に、事前に断りのなかった時は、行くのをやめておいた方がぶなんです。 こちらの質問にちゃんと答えてくれなかったり、怒り出したり、突き放したりするところは避けましょう。それは、最低限のことですから、それさえできないところでは、どんなに優れたセラピストであったとしても、必ず何かの不都合が起きるでしょう。 異性のセラピストで、何かの理由で外で会うことを要求したり、セラピー中に何か性的な振る舞いや接触をもってくる時は、注意が必要です。 |
![]() | 異性のセラピスト(カウンセラー)を好きになったら |
![]() |
デートしたくなったら、そのことをセラピストに伝えてそれについて話し合ってみるのも、問題解決の役に立つかもしれません。軽い、意識できないほどの恋愛感情を持つことはよくあることですが、好きになってしまうというのは、やはり特別の事情がありそうです。 |
![]() | グループセラピーについて |
![]() |
セミナーもありますが、セミナーは一応心身ともにトラブルのない人が、能力開発的な目的でやるものとしておきます。調子の悪い時や何かのトラブルを感じている時はさけた方がいいでしょう。 ここでいうグループセラピーというのは、来談者中心療法(クライエントセンタードセラピー)から出たエンカウンターグループや、ゲシュタルト療法のグループワーク、その他同じようなトラブルを抱えた人達で相互に助け合う自助グループのようなものを指しています。 グループで気を付けたいのは、心理的に抜けにくくなる時があることです。人間にとって集団は強力な引力を持っています。抜けた後罪悪感を感じたり、不安になったりしないために、気軽にリーダーに相談できる雰囲気が必要です。やたらに引きとめるような所は危ないです。 |
![]() | 本当に治るかどうか |
![]() |
質問も来たので、このことに一応触れておきます。 そこで、あなたの判断による所が多くなります。あなたがよくなったと思えばよくなったのだし、そう思えなければまだだということです。この辺がうさんくさいですよね。結局何も変わらないんじゃないか、とくに一度受けにいった所で何も変わらなかったという経験を持っている人は、心理療法に対して特にそういった感じを持っているのではないでしょうか。スカッとよくなる人もいるのですが、逆にそういう人はころっとやっぱりだめです、という感じになりやすかったりして、なかなかスカッとはうまく行かないものです。 |
![]() | 良くなったらもう悪くなることはないのか |
![]() |
これも良くある質問なのですが、まず、なにを悪いとしてなにを良いとするかです。
私が高校生だった時の話しをしましょう。少々、人間関係というか、人間関係のなかでの自分のありようというか、そういうものにぎこちなさや不満を感じていた私は、もう少し自分を出すように、たとえ相手が不愉快な思いをしてもまず自分というものを外に出す、というように心がけてた時期があります。やがて、少しずつ自分というものが感じられるような気がしてきて、自分ではうれしくなって来た時のことです。 ここで、質問に戻りましょう。もし、あなたの考える性格改善が成功して、あなたは良くなったと感じたとしましょう。しかし、受け方治り方でも話したけれど、本当に良くなるというのは、自分の本来の生活の中でそれを育てていかなければなりません。 ここではっきりいっておくと、良くなったらまた悪くなることはありません。 |
![]() | ダイエットに催眠は効くか |
![]() |
イエスでありノーでもあります。 |
![]() | 心理療法やカウンセリングは話しを聞くだけなのか |
![]() |
もちろんその通りです。 |
![]() | ある所で「言われた事をちゃんとやらないとよくならないと」言われた |
![]() |
これはセラピストからしたら、言いたくなるでしょうね。治りたいといいながら、何もやらない。また、いろんな理由を並べ立てて、結局できませんでしたといわれると、いったい本当によくなりたいのかと思ってしまうのです。 しかし、本当は、その何もできないというそこにこそ大事なものがあります。 |
その他、いろいろ質問などありましたら、駆け込み訴えか、サロン、メールなどでどうぞ。
内容によっては、この部屋で答えていきたいと思ってます。