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薬理学試験(06年度)
1 正しいものに○をつけなさい(誤っているものに×はつけない)。
- ( )受容体に結合はするが、それ以降の反応を細胞に起こさない薬物を作動薬という。
- ( )ジゴキシンは強心配糖体と呼ばれる。
- ( )アドレナリン受容体には、ニコチン受容体とムスカリン受容体のサブタイプがある。
- ( )カルシウム拮抗薬はカルシウムチャネルを遮断する。
- ( )経口投与された薬は肝臓で初回通過効果を受けない。
- ( )水溶性の高い薬物ほど、生物学的半減期が長くなる傾向がある。
- ( )結核治療薬リファンピシンは尿、唾液、涙などを赤く着色することがある。
- ( )新生児では、肝臓の薬物代謝酵素の活性が、年長児や成人に比べ、著しく低い。
- ( )ジゴキシンとループ利尿薬を併用すると、高カリウム血症を起こしやすくなる。
- ( )サルファ剤は細菌の葉酸合成を阻害する。
- ( )ペニシリンGはペニシリナーゼに感受性(分解されること)がある。
- ( )第3世代セフェム系抗生物質は抗菌スペクトルが広いものが多い。
- ( )アミノグリコシド系抗生物質は腎機能障害を起こしやすい。
- ( )原則として、がんの薬物療法では多剤併用療法を行う。
- ( )血中の好中球は自然免疫系に関与する。
- ( )T細胞は細胞性免疫に関与する。
- ( )シクロスポリンはT細胞増殖を抑制する。
- ( )HBs抗原陽性血液の汚染事故には抗HBsヒト免疫グロブリンを投与する。
- ( )H1遮断薬はアレルギー症状を軽減する。
- ( )H2遮断薬は胃酸分泌を促進する。
- ( )プロスタグランジンF2αには、強力な子宮収縮作用がある。
- ( )関節リウマチの患者には、副腎皮質ステロイドを使ってはならない。
- ( )ノルアドレナリンはノルアドレナリン受容体に結合して、作用する。
- ( )副交感神経系の終末からはアセチルコリンが放出される。
- ( )アトロピンはコリンエステラーゼを抑制する。
- ( )吸入麻酔薬ハロタンは引火性が高いので、手術室の換気に注意する。
- ( )静脈内麻酔薬チオペンタールの作用時間は短い。
- ( )ベンゾジアゼピン系薬物は催眠薬としても使われる。
- ( )抗うつ薬としても使用されるフルボキサミンはセロトニンの作用を強める。
- ( )ナロキソンはモルヒネの作用に拮抗する。
- ( )アンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)は血管を収縮させる作用がある。
- ( )狭心症治療薬ニトログリセリンは舌下錠として服用する。
- ( )カルシウム拮抗薬は不整脈の再発を予防する。
- ( )チアジド系利尿薬は高血圧の治療に使われる。
- ( )HMG−CoA還元酵素阻害薬は肝臓や小腸におけるコレステロール生合成を抑制する。
- ( )鉄剤とテトラサイクリン系抗生物質を併用すると、小腸における鉄の吸収が高まる。
- ( )エリスロポエチンは赤血球の増殖を促進させる。
- ( )ビタミンKを過剰に摂取すると、抗血液凝固薬ワルファリンの作用が弱められる。
- ( )β2刺激薬は気管支を拡張させるので、気管支喘息の治療に用いられる。
- ( )副腎皮質ステロイドは気管支喘息を悪化させるので、要注意である。
2 次の文章の( )にふさわしい用語を1つ選び( )のなかに番号を記入せよ。
- 1) プロトンポンプ阻害薬は壁細胞における( )の合成・分泌を阻害する。
- 2) 下垂体後葉ホルモンである( )は陣痛促進に、( )は尿崩症の治療に使われる。
- 3) ビタミンには( )ビタミンと( )ビタミンがあるが、前者をとりすぎると脂肪組織や肝臓に蓄積して有害作用を起こすことがある。
@ カルシトニン |
A 尿酸 |
B 脂溶性 |
C アルドステロン |
D 水溶性 |
E オキシトシン |
F バソプレシン |
G 胃酸 |
H チアマゾール |
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