揚陸艦
揚陸艦とは、兵員を上陸させるための艦艇である。
古くは、船舶を沖泊めし、小型のボートで兵員を海岸に運搬していた。
大砲や車両などを揚陸させるためには、大型の舟艇が必要になる。
また、沖合いで上陸用舟艇に、積みかえるのは、危険でもある。
そのために、LST戦車揚陸艦が開発される。
また、上陸用舟艇に車両等を搭載したまま船内に収容する、ドック型揚陸艦も開発された。
航空機の発達により、ヘリコプターによる輸送が可能となり、強襲揚陸艦が出現する。
揚陸艦や上陸用舟艇は、揚陸作戦を前提とした表現で、現場海域までの間は、兵員、車両等の輸送艦でもある。
両用戦艦艇とも言い、両用戦とは、水陸両用作戦で、海上より兵員を輸送し、海浜に着上陸させ、陸上へ侵攻する、いわゆる上陸作戦の事である。
海上自衛隊では、輸送艦艇と呼んでいる。
LCC : Amphibious Command Ship : 揚陸指揮艦
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LHD : Amphibious Assault Ship (Multi-Purpose) : 強襲揚陸艦(多目的)
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LHA : Amphibious Assault Ship (General Purpose) : 強襲揚陸艦(汎用)
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LPH : Amphibious Assault Ship (Helicopter) : 強襲揚陸艦
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LPD : Amphibious Transport Dock : ドック型輸送揚陸艦
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LSD : Dock Landing Ship : ドック型揚陸艦
LST : Tank Landing Ship : 戦車揚陸艦
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LKA : Amphibious Cargo Ship : 貨物揚陸艦
LPA : Amphibious Transport : 揚陸輸送艦
AALC : Amphibious Assault Landing Craft : 強襲揚陸艇
LCAC : Landing Craft, Air Cushion : エアクッション型揚陸艇
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LCU : Landing Craft, Utility : 汎用揚陸艇
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LCM : Landing Craft, Mechanized : 機動揚陸艇
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LCPL : Landing Craft, Personnel, Large : 人員揚陸艇
LCVP : Landing Craft, Vehicle, Personnel : 車輌人員揚陸艇
LST ビーチング
戦車揚陸艦は、着岸前に、バラストタンクの注排水調整(前部排水、後部注水)により、アップトリムにする。
着岸後、バラストタンクの注排水調整(前部注水、後部排水)により、艦首通路を安定させる。
離岸の際は、バラストタンクの注排水調整(前部排水、後部注水)により、アップトリムにする。
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車両係止 ラッシング
甲板上に搭載する車両は、船舶の揺れによって動かないように、ラッシングが行われる。
甲板上に設けられているクローバーホールにラッシングチェーンを引っ掛け、片側は車両に引っ掛ける。
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参考
⇒ 艦艇の変遷
⇒ 艦載兵器あらかると
⇒ 艦艇の構造
⇒ 艦艇の構造(断面)
⇒ 艦艇の種類(時代と変遷)
⇒ 現代艦艇の種類
⇒ 揚陸艦
新規作成日:2006年12月27日/最終更新日:2006年12月27日