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事務所あんない 設計事務所で働きたいと考えている人へ

設計事務所にはさまざまな形態や規模、業務内容があります。
設備設計、構造設計事務所さらには総合的な事務所もあります。
またオープンデスク やアルバイト等、在学中に体験されることをお勧めします。

 (知名度による分け方)
   ○有名建築家
    ・所員の建築家への信仰度が高く、自分の存在をアピールをし続けないと居場所がなくなります。
    ・仕事の仕方は教わるより、盗め。意欲的かつ積極的な行動が求められます。
    ・就職先に希望するなら所属する研究室の先生等の紹介が近道。
   ○無名建築家
    ・所長の人脈や経歴、最後は自分の判断で見極めることができれば有名になる可能性あり。
    ・作品例が少ないので、デザインよりも人望で選んだ方がよいでしょう。

 (規模による分け方)
 ○小規模事務所
   所長1人に所員が数名。
   ・良くも悪くも所長の能力や考え方次第。ワンマンや所員任せ等、実態には大きな差があります。
     ・カリスマ・俺について来いタイプ
       所長の人望が厚く信頼もある。建物のデザインの好みよりもその人柄で選ばれるタイプ。
     ・ダメ所長タイプ
       要領をつかめれば居心地はいい事務所。
       理不尽・不可解な場面が多いがついつい何とかしてあげてしまう。
     ・いいとこ取りタイプ:所員の力量次第でアイデアは反映されやすいが、発表は所長名。
  小規模事務所の特徴
   →業務は基本直接的。初めから最後まで携われ一連の業務が体験できる。
   →その反面、責任も重い。ある意味親身になって仕事ができる。
   →人間関係の影響を受けやすい。ストレス、生理的・メンタルな問題がおこりやすい。
 ○中、大規模事務所
   ・組織の為各部署での分業となる。全国規模では地域ごとの支社での活動となる。
   ・新しい技術や試みが垣間見れる。
   ・外注社員比が高く、プロデューサーに近い仕事の場合も有り。
   ・意欲的な人材はやがて独立し退社してしまうというジレンマも。
   ・大きなプロジェクトに携われる醍醐味は味わえるのが、最大の魅力。
   ・正直、サラリーマンでよいならおすすめ。

(発注者との関係による分け方)
 ○自社で完全に営業活動をしており自ら注文を受けている、発注者とは対等の関係。
   ・自社内のスケジュールのよる他からの制約を受けにくい環境でデザインできる
   ・戸建住宅、他の用途、あらゆる用途を設計しているかで環境も変化。
 ○他社からの依頼で注文を受けている
   ・不動産業者やハウスメーカー、工務店の下請けで設計。発注者>設計者
   ・住宅の場合、何が受けるか何が求められているか市場のニーズはわかる。
   ・オリジナティは、要求されてない。図面屋的扱いが多い。
   ・基本的に同様の用途の設計が多い。集合住宅(マンション)、建売住宅他。
   ・自社設計の機会が激減。結果、下請けでしか仕事ができない。質より量に陥りやすい。
 ○グループ企業で、親会社から注文を受けている
  ・親会社の業種により、設計する用途も限定される 
   ex.NTT→通信設備関係 JR→鉄道関係 飲食チェーン店→店舗
  ・スケジュールは、設計期間に配慮されることはまずない。開店、開業日ありき。発注者>>設計者

建築以外の法律には無頓着な業界
 ・長時間労働、偽装請負、残業代無し、無保険等の労働基準法違反は多いです。
 ・労働者は法律によって働く権利を保護されています。この際、労働基準法をはじめ最低賃金、雇用、契約、解雇等について事前に勉強されることをお勧めします。

 ・設計といえども実際の業務は非常に多岐に分かれています。事務所によって得意分野があります。(病院が得意、福祉施設が得意、公共建築が得意、意匠+構造事務所等)
 自分が何を目指しているのか、設計といえども用途にこだわっているのか、事務所規模は少人数か大人数による組織か等自分の働くイメージを持っていた方がよいでしょう。
  また自分の実力を客観視できないと、知名度の高い会社や事務所のブランド力を自分の実力と混同してしまいがちですので注意が必要です。
 ○設計にあたって
 ○業務内容
 ○設計のすすめ方
 ○設計料
 ○所在地
 ○いろいろな設計事務所