艦船写真の写し方(商品撮影/物撮り)
商品撮影/物撮り
物撮り
人物や風景の場合問題はないのだが、品物などを簡単にとろうとする場合、ちと問題が出る。
品物を部屋においてさあ撮影と構えると、往々にして天井の照明と被写体の間にカメラがいて、影となってしまう。
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この場合、被写体を立てる様にすると、天井の照明と被写体の間にカメラ付携帯が入ることなく写すことができる。
これには何もたいそうな装置がいるわけではなく、ちょっとしたもので構成できる。
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自然光 |
ストロボ/直射 |
ストロボ/天井バウンズ |
ストロボ/天井バウンズ 反射板使用 |
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実際の撮影は、ストロボ前面にディフュザー装着。
ストロボを天井バウンズの態勢にしたうえで、反射板を使い、上方からの照射効果を高めてみる。
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右は、ストロボ前面にディフュザー装着。
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ストロボ/直射 |
ストロボ/天井バウンズ/斜め |
ストロボ/天井バウンズ |
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ストロボ前面にディフュザー装着 |
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左から、自然光、ストロボ直射、ストロボ斜め
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左から、自然光、ストロボ、ストロボ+左斜めからスレーブ、ストロボ+上からスレーブ
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レフ版
左/自然光、右/左側にレフ版
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カメラアングル
広角系レンズでは、上から見下ろす感じだと、足が短く写る。
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真正面よりも、斜めを向くほうがスマートに見える。
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空間はどこにおくと落ち着くだろうか。
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目地に合わせるよりも斜めのほうが落ち着く。
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本格的な撮影セット。
トップライト、サイドライトなどにより、影のないクリアな撮影ができる。
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衣服の撮影
床置き。
きれいに伸ばせるのだが、撮影者が影を作りやすい。
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ハンガーにかけると光線具合はよくなるのだが、袖などがきれいに伸びない。
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絵画、図面の撮影
そもそも絵画、図面は、著作権等の問題があるわけだが、ここではそれをクリアした前提で、撮影技法の考察をしてみたい。
まず、展示中のものを写すのか、バックヤード等で撮影するのか。
ストロボが使用できるのか。
使用できない場合は、感度を上げるか、シャッター速度を落とすか。
三脚が使用できるのか。
使用できない場合は、感度を上げるか、ストロボを使用するか。
撮影機材は
カメラ(機種の上下は、この場合ほとんど無意味)
28-80mm前後の、F2.8以下の明るいレンズ
絞りf8で撮影。
ズームレンズなら、距離を開けて望遠側で撮影。
正式には、撮影用台枠を使用し、床面に撮影対象を広げ、大枠の上にカメラを固定して撮影する。
撮影用台枠を使用できない場合は、撮影対象を壁面において、三脚の上にカメラを固定して撮影する。
いずれの場合でも、撮影対象「面」に対して、カメラの撮像面が平行/カメラの向きが垂直となるようにする。
これに失敗すると、ゆがんでしまう。
ここで、画像処理ソフトで、四隅を直角になるように修正すればよい、が、実際はレンズの特性から周辺部の歪みの要素が一様ではなく、下図の赤枠のようになっているため、なかなか正確には行かない。
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ライティングは難しいが、基本は一様に光を当てる。
ストロボ直射は真ん中が照かるだけ。
バウンズか、多灯式が好ましい。
カラーチャートを写しこんで撮影。
パソコンで、そのカラーチャートを原色に調整すれば、絵も、原色になっていく。
色にこだわるなら、カメラ性能もさることながら、撮影後の、画像調整の処理能力が必要。
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カメラ付携帯でも、枠いっぱいに撮らず、周りを切り落として使えば、そこそこ使える。
博物館、美術館の学芸員に聞くと、詳しいことを知っているはず。
撮影用台枠
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参考
艦船写真の写し方(ストロボ)
艦船写真の写し方(画像処理)
艦船写真の写し方(撮影機材)
艦船写真の写し方(ホワイトバランス)
艦船写真の写し方(商品撮影/物撮り)
艦船写真の写し方(料理撮影)
艦船写真の写し方(人形ぬいぐるみ撮影)
⇒色再現の模索
新規作成日:2009年12月12日/最終更新日:2010年1月13日