漁業・水産業
漁業・水産業は、大雑把に言えば同じような意味だが、細かく言えば、漁そのものが漁業であり、水産加工などの関連業種を含めて、水産業という。
また、漁業監督、指導、取締などの行政、漁業調査、研究、要員育成の教育などを含めて、水産業界とも言う。
- 漁
海や湖沼、川などで、魚を獲る。
- 飼い付け漁
漁場で餌を定期的にまいて餌付けし、漁の時期に餌で集めて釣り上げる。
- 育魚
漁礁を設置して魚を育てる。
- 養殖
池や、海に網で囲いを作り、魚を育てる。
- 水産加工
干物、缶詰などの水産食品加工。
- 水産行政
漁業調整、監督、指導、取締などを行う。
日本政府においては、農林水産省の水産庁がこれを行う。
また、都道府県においては、水産課などの各部門がこれを行う。
水産資源量を計り、乱獲を防止し、各国を含めた漁獲割り当てによる調整などが必要である。
- 水産調査、研究
漁業調査、研究などを行う。
日本政府においては、農林水産省の水産庁、独立行政法人の水産研究所がこれを行う。
また、都道府県においては、水産研究所などの各部門がこれを行う。
- 水産教育
漁船乗組員や水産関係の要員育成を行う。
水産大学校、水産高校などがこれを行う。
- 漁協
水産物の流通、資金支援、福利厚生など、水産業の支援を行う。
各地域の漁業協同組合、都道府県ごとの漁業協同組合連合会などがある。
参考
漁船
水産庁 漁業取締船(傭船)
漁業・水産業
漁法の色々
漁船用機器
港の施設(漁港編)
水産物の流通
漁船 写真集
97/98南氷洋鯨類捕獲調査船団
1998/99年度南氷洋鯨類捕獲調査船団
水産庁 船舶 写真集
新規作成日:2005年6月19日/最終更新日:2005年6月19日