引渡式

艦艇の建造には、設計から始まり、起工、進水、艤装、試験航海、引き渡し などの工程があります。艦艇は、海上で活躍する船ですが、その建造は、地上で行われます。そして、ある程度でき上がった段階で、海に浮かべます。これが進水です。
その後、試験運転を終え、いよいよ引き渡しとなります。

海上自衛隊の艦艇は、いわゆる就役式により、就役し部隊に配属される。
正式には、引渡し式および自衛艦旗授与式という行事により執り行われる。
参列者は、防衛庁側は防衛庁代表、海上幕僚監部代表、契約本部代表、会社側は会社代表で、基本的に、メーカー(造船所)から引渡され、同時に海上自衛隊に運用を任される儀式である。
引渡し式は、主たる契約者の防衛庁契約本部(旧調達実施本部)と、造船会社との間で執り行われる。両者の間で、引き渡し書、受領書の交換が行われ、造船所の社旗が降ろされ、式は終了する。建造中は造船所所管であり、そのため会社の社旗が掲げられており、引渡しを終了した事により、降ろされる。
続いて自衛艦旗授与式が行われる。自衛艦旗を防衛庁から艦長に授与され、副長が掲げ持つ自衛艦旗を先頭に乗組員が乗艦、最後に艦長が乗艦する。艦尾甲板に乗組員が整列し、艦尾旗竿に自衛艦旗が掲揚される。その後、防衛庁代表より乗組員に訓示があり、防衛庁代表の艦内視察をもって終了する。
その後、参列者、造船所職員に見送られ、帽振れで応え、配属先へ向け出港して行く。

海上自衛隊の艦艇は、いわゆる就役式により、就役し部隊に配属される。
正式には、引渡し式および自衛艦旗授与式という行事により執り行われる。
参列者は、防衛庁側は防衛庁代表、海上幕僚監部代表、契約本部代表、会社側は会社代表で、基本的に、メーカー(造船所)から引渡され、同時に海上自衛隊に運用を任される儀式である。
引渡し式は、主たる契約者の防衛庁契約本部(旧調達実施本部)と、造船会社との間で執り行われる。両者の間で、引き渡し書、受領書の交換が行われ、造船所の社旗が降ろされ、式は終了する。建造中は造船所所管であり、そのため会社の社旗が掲げられており、引渡しを終了した事により、降ろされる。
続いて自衛艦旗授与式が行われる。自衛艦旗を防衛庁から艦長に授与され、副長が掲げ持つ自衛艦旗を先頭に乗組員が乗艦、最後に艦長が乗艦する。艦尾甲板に乗組員が整列し、艦尾旗竿に自衛艦旗が掲揚される。その後、防衛庁代表より乗組員に訓示があり、防衛庁代表の艦内視察をもって終了する。
その後、参列者、造船所職員に見送られ、帽振れで応え、配属先へ向け出港して行く。

引渡書
Dcim0752/DSC_2685.

受領書
Dcim0752/DSC_2684.



R0012003. R0012004. R0012014. R0012022. R0012023. R0012028. R0012030. R0012031. R0013008. R0013010. R0013015. R0013017. R0014008. R0015006. R0015013. R0015035.

参考
造船所
船の設計研究施設
船のできるまで
船のできるまで(船台竜骨建造方式)
進水式
引渡式
私の見た進水式



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新規作成日:2003年4月29日/最終更新日:2003年4月29日