艦船写真の写し方(コンテスト)

コンテスト
写真のコンテストはいろいろなところで開催されている。
各種イベントにタイアップしたものや、雑誌誌上など、さまざまである。

撮影する以上、より良く写したいもので、かつ、それが評価されるとうれしいものだ。
が、その評価もさまざまで、万人の視点なのか、一人の主観に過ぎないのかと言う問題もある。

私は船が中心だが、コンテストには出さない。
それは、元来船を写す人の中に高名なカメラマンと言うものがあまりおらず、為に、船を理解していない面々が審査員として並び、わけのわからない評価基準で選考することを良しとしないためである。

もちろん、何がしかで名前が聞こえるカメラマンも多いのだが、氏の作品を見て、船を良く撮っていると思えるものは少ない。
数学の先生に、英語の採点をしてもらっても、あまり価値はないというものだ。

対象は異なっても、同様に、カメラマン=審査員の能力ありということではないわけだ。
もちろん、それなりのカメラマンであれば、何がしかのポリシーはあるだろうし、その範疇での審査と言う価値はある。
が、限定分野であれば、ハイアマチュアのほうが遥かに優れることも多々あるのだ。

応募の場合の注意点だが、
応募条件、応募方法などは熟読しないとお話にならない。
「東京港の景観」というテーマで、大阪万博の写真ではお呼びでない。
また、作品取扱の規定についても注意が必要だ。
応募作品の返却有無や、著作権関係もおろそかにはできない。
特にネットでの公開が簡単にできる今日、抵触する要素は潜在する。



フォトプリ賞
さて、フォトイメージングエキスポの「コダック/ノーリツ鋼機/三菱製紙」のブースは「PHOTO PRI-iLAND」を出展していて、「フォトプリ写真コンテスト」を実施していたので、お得意のお星様写真で応募したら、見事初日の「フォトプリ賞」当選。

実は、線には乗りそうな気がしていた。
ただ、1名って言うからどうかとは思ったのだが。
特別賞みたいのが別にあれば、いただきーとは思っていたが。
いやはや、いいのかなぁって感じです。
他のカメラマンさんは「こんなのアリかよ」「反則じゃん」て言いそうです。
という事で、残りの3日は純粋に作品の質が追及されたものと思います。

3月17日(木)のフォトプリ賞!
受賞者:**** 様

<寸評>
構図としては、もう少し考え、工夫して欲しいものの、天井にある丸いライトが星印になるよう、フィルターをかけて撮影した点に目を惹く所があった。限られた条件の中でよく頑張りました。
(審査員 望月宏信)

おめでとうございます。**様には1万円相当の賞品を後日お送りさせていただきます。
(フォトプリ・アイランド事務局)
Dcim1593/DSC_8350.

寸評にもあるとおり「構図としては、もう少し考え、工夫して欲しい」どころか、ポートレート写真としての構図では、論外であろう。
もちろん、ただ斜めにしたり、奇をてらう事が良しということではないのだが。
が、背景ボケの効果を狙う場合、ブースと照明の位置関係、周辺の構造物などを勘案すると、他にこれ以上の構図は取りようもないのが実際である。
「カメラ貸してあげるから写してごらん」と言っても、そうそううまくはいかないだろう。
また、一般に写真コンテストを言う場合、構図やモデルさんの表情などがメインテーマであり、その意味では、星の背景ボケは、ウルトラ級の反則技と言えなくもない。


PHOTO PRI-iLAND
http://www.photopri-iland.com/index.html
フォトプリ写真コンテスト
http://www.photopri-iland.com/contents/contest/


さてさて、そのフォトイメージングエキスポの「コダック/ノーリツ鋼機/三菱製紙」のブース「PHOTO PRI-iLAND」での「フォトプリ写真コンテスト」ですが、ようやく賞品が届きました。
一説にはデジカメって噂もありましたが、商品券でした。
ま、デジカメでもさすがにその価格では費用対効果(機能)の上でもイマイチだったかも知れないし、お好きなものを買ってくださいという配慮だろう。
ただ、物で貰わないと、何に使ったかわからなくなるという要素も・・・。
写真コンテストなのだからカメラ製品にしよう、と思っても、さしあたり都合よい対価のものではコンパクトフラッシュなので、それではあまり印象に残らない。
ということで、ペンタブレットを買いました。

ペンタブレット WACOM FAVO


参考
艦船写真の写し方(人物撮影)
艦船写真の写し方(ポートレート)
艦船写真の写し方(夜景撮影)
艦船写真の写し方(日の出・夕景)
艦船写真の写し方(雪景色)
艦船写真の写し方(天候と時刻)
艦船写真の写し方(画像処理)
艦船写真の写し方(ボケのお遊び)
デジカメ(D100)試行結果




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新規作成日:2005年3月21日/最終更新日:2005年5月17日