サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>にほ←ぬあ→ねあ
糠蚊。体長1mmにも満たない、糠のように小さな血を吸う虫。髪の毛の中にまで入ってきて、血を吸う。刺されてもかゆくないが、数日するとはれてかゆくなる。夕刻、大群で襲ってくる。いやなものだ。極北地方では、この虫による被害が多いという。(2007.4〜11)
ぬかぶくろ。江戸時代、石鹸の代わりに使った。炒った米糠を布製の袋に入れ、入浴の際、体をこすった。糠の油分が体に移って肌がつるつるになったという。ウグイスのフン、ヘチマ水と共に、主要な化粧品であった。
「糠袋二番出しにて母洗ひ」、柳多留、15篇、13冊。
(2007.4〜11)
細胞性免疫に関与する胸腺がない。従って、人間を含めて他の動物の組織を移植しても、拒絶反応はおこらない。移植実験などに使われる。しかし、滅菌した餌と水を与えて、無菌の空気を送りながら専用の飼育箱で飼わなければならない。腸内細菌がいないので、腸内細菌が合成したビタミンKなどを利用できない。普通の餌を滅菌すれば良いというわけではなく、滅菌によって破壊される栄養素も強化した特別な餌を使う。餌の価格は高い。どこでも飼えるわけではない。
毛がないように見えるので、ヌードマウスと名付けられたが、短い毛が生えている。免疫機構が欠損しているのはその後で発見された。しわくちゃで可愛くない顔をしている。ヘアレスマウスも参照のこと。(2007.12.29)
ぬめかわ。ヌメ革とも書く。最近では、タンニン鞣しを行っただけで、染色していないものをいうようだ。クローム鞣しのものと異なり、型押しも可能なので、自分で革工芸を行うのに向いている素材。”革屋”で入手する。
農耕民族であった日本でも、武具の生産を目的に古くから滑革がつくられていた。特に、姫路革は豊臣時代から有名であった。更に古くは、平安時代に盛んだった蹴鞠(けまり)に使用した鞠は、シカの滑革2枚をつなぎあわせもの。(2008.07.09)
ぬれおちば。1989年の流行語大賞(新語部門・表現賞)になった言葉。最近、めっきり聞かなくなったので、死語に近づいていると思う。それまで”社蓄”であった夫が、定年退職後身を持て余し、妻の外出にいつでも、どこまでもついてくる様子を、”濡れ落ち葉”に例えた。(2009.06.19)
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