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膵臓のA細胞で合成、分泌されるペプチドホルモン。インスリンとは反対に、血糖値が低下すると分泌が高まり、上昇すると低下する。また、グルカゴンの分泌は他のホルモンによっても調節されている。低下させるホルモンには、インスリン、ソマトスタチン、セクレチンが、高めるものには、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、糖質コルチコイド、コレシストキニン、ガストリンがある。
全身の細胞に及ぼす作用としては、グルコースの分解を抑制し、同時に、合成を促進する。結果として、血糖値を上昇させる。
肝臓においては、グリコーゲンの分解を促進し、糖原性アミノ酸からのグルコース合成を高めることにより、血糖値を上昇させ、同時に、コレステロール合成を抑えて、肝臓でのエネルギー消費を抑制する。脂肪細胞では脂肪分解を促進するので、血中への遊離脂肪酸の放出が高まり、脂肪酸は肝臓で代謝されてケトン体になる。いずれの反応も、飢餓状態に陥った時に、貯蔵しておいたエネルギーを利用できる態勢にする。なお、脂肪の分解については、かなりひどい飢餓状態にならないと目覚ましくは起こらない。(2008.08.16)
glucan。多数のグルコース分子がグリコシド結合で重合した多糖類のこと。結合の仕方でαグルカン、βグルカンの2種類がある。下記に示すのは代表的なグルカン。
(2008.11.03)
curcumin。鬱金(ウコン)の根から抽出される黄色色素で、カレーに使われるスパイス。化学的にはポリフェノールに分類される。 抗腫瘍作用や抗酸化作用、抗アミロイド作用、抗炎症作用などがあるとされ、その効果を喧伝している様々な”健康食品”もある。しかし、その様な効果を期待するには、クルクミンは腸からほとんど吸収されないので、1日10g程度は摂らなければならないようだ(M.D.アンダーソン提唱の有効量)。なお、”健康食品”として市販されているものでは、1日分で10〜400mg程度しか含まれない。
タクワンは色素を添加しなくても黄色くなるが、市販の物ではクルクミンを添加したものもある。(2009.09.26)
glucuronic acid。C6H10O7。ウロン酸に分類され、グルコースにカルボキシル基がついた構造をしている。非常に親水性が高く、肝臓で水に難溶性の化合物と結合し水溶性を高め(グルクロン酸抱合)、尿中に排泄できる構造に代謝する際に使われる。抱合により、体内で生成された不要物、食品に含まれる有毒成分、薬物などを解毒し、かつ、排泄しやすくする。また、主として肝臓で合成されるヒアルロン酸やムチンの原料ともなっている。
栄養剤、「グロンサン」はグルクロン酸を多く含有するが、必要なグルクロン酸は肝臓でグルコースからUDP-グルクロン酸を経て生合成される。(2010.02.23)
glucosinolates。カラシ油配糖体の総称。ワサビ、カラシナ、ナズナ、ブロッコリー、キャベツ、ダイコンなどのアブラナ科植物に含まれる辛味成分、イソチオシアン酸アリルなどのカラシ油の前駆体。硫黄と窒素を含み、アミノ酸から生合成される化合物の総称で、約120種類の存在が知られている。配糖体の形でそれらの植物の細胞の液胞に貯蔵されている。すりおろしたり、つぶしたりすると細胞質に存在するα−グルコシダーゼという消化酵素の作用で糖の部分が切り離され、カラシ油が生成し辛味を感じるようになる。
グリコシノレートは、肝臓の薬物代謝酵素を活性化することを通して、体内に入ってきた様々な物質の分解を活発にすると言われている。この物質には発癌物質も含まれるので、真偽は別として、アブラナ科の植物には癌予防の効果があると言われている。もし、このことが正しいなら、内服した薬の肝臓での分解も促進するので、薬の作用を弱める可能性もある。
一方、グルコシノレートのなかには甲状腺肥大や甲状腺腫を引き起こす作用のあるゴイトロゲン(goitrogen)の前駆体も存在する。この理由により、グルコシノレートをほとんど含まないキャノーラの出現する1985年までは、米国では菜種油の食用は禁止されていた。(2009.06.19)
glucose。ブドウ糖ともいう。ドイツ語で、”グルコーゼ”という人は高齢で亡くなり、それにともなって”グルコーゼ”は死語となった。果物、蜜など食品に広く含まれている。甘みは砂糖の約半分。細胞に必要なエネルギーの主要な供給源。脳細胞を含む神経細胞では唯一のエネルギーとして利用される。解糖系の出発物質で、この系を介してエネルギーの供給だけでなく、アミノ酸をはじめ生存に必要な様々な化学物質の原料ともなっている。また、酵母菌によるアルコール発酵の出発物質でもある。食品添加物、糖尿病の検査薬としても使われる。
グルコースは血液中の糖の主要な成分で、血糖とも呼ばれる。血糖値とは、血漿に含まれるブドウ糖濃度のことで、空腹時の正常値は70〜110mg/dl。この値は将来医療関係者となる人は暗記しておくこと。血糖値は食後2時間くらいで上昇する。経口血糖降下薬やインスリンで糖尿病の治療をしている人は、血糖値が下がりすぎてめまいを感じるようになったらグルコースをなめる。砂糖よりも吸収が速い。逆に、デンプンでも大差はなく、パンでも何でも糖類ならばいいという医師もいる。ただし、α−グルコシダーゼ阻害薬で糖尿病の治療をしている人では、グルコースでなければならない。(2007.12.16)
gluconolactone。ラクトンに分類され、ミツバチの体内でグルコースの1位のヒドロキシ基がケトンに置き換わったもの。別名をグルコノ-δ(デルタ)-ラクトンといいハチミツ酸(商標登録申請中)と呼ばれることもあるらしい。
豆腐やチーズの凝固剤、ビスケット、パン、ドーナツなどの膨張剤、ハム、ソーセージやジュースの酸味料、pH調整剤として使用される。(2010.01.05)
glutathione。グルタミン酸、システイン、グリシンの順にペプチド結合したトリペプチドで、細菌から高等動物まで全ての細胞内に高い濃度で存在する。グルタチオンには、そのシステイン残基のチオール基(−SH)を介してジスルフィド結合(−S−S−)により2分子が結合した酸化型(GSSG)と遊離の還元型(GSH)があるが、グルタチオン還元酵素の働きでそのほとんどが還元型に維持されている。
グルタチオンは、以下に示すように細胞の生存にとって決定的に重要な役割を果たしている。
(2008.12.07)
glutamine、C5H10N2O3。糖原性のある非必須アミノ酸。生体に最も多く含まれるアミノ酸。生体内ではグルタミン酸とアンモニアから合成される。グルタミン酸と混同しないよう、ご注意。(2008.11.14)
glutamic acid、C5H9NO4。生体内に存在する20種類のアミノ酸のひとつ。糖原性のある酸性のアミノ酸で、必須アミノ酸ではない。水には溶けにくいので、昆布出汁を取る時には熱水を使う。
食物に含まれるうまみ成分として知られている。昆布やトマトに特に多く含まれ、それぞれ和食やナポリより南のイタリア料理の味の決め手となっている。チーズ、シイタケ、緑茶、魚介類にも多い。また、グルタミン酸を神経伝達物質にしている神経もある。チャイニーズレストランシンドロームとは無関係ということもわかっている。グルタミンと混同しないよう、ご注意。(2007.4〜11)
特定の神経の細胞膜に存在し、グルタミン酸を結合すると興奮する。大脳において、他の神経細胞の興奮度を調節する介在ニューロンのうち、他の神経細胞を興奮させる神経に存在する。(2007.4〜11)
小麦や米の種子に含まれる貯蔵蛋白質。グルテンを参照のこと。(2009.03.28)
小麦種子の貯蔵蛋白質の大部分は水に不溶性のグリアジンとグルテニン。両者はほぼ同量含まれ、前者は粘性が、後者は弾性が高い。小麦粉に水と食塩を加えてこねると両者が絡み合ってグルテンができる。グルテンは粘弾性が高い。小麦粉により、グリアジンとグルテニンの含量や割合が違うので、様々な性質のパンやうどんの生地ができる。(2009.03.28)
くるまだ。放射状、又は、同心円状に田植えをするので、上から見ると車輪の様に見える。飛騨高山の松之木(平成14年県文化財に指定)と佐渡の両津市北鵜島の二か所のみで行われているが、過去には岩手県、秋田県、高知県、岐阜県などにも伝えられていたという。松之木の車田は伊勢神宮へ奉納する米を作っていたらしい。
起源も、目的も不明。(2009.06.16)
grape seed oil。文字通り、ブドウの種を搾って得られる油脂。サラッとした食用油で、朝食の目玉焼きには欠かせない。”健康に良い”とか色々取り沙汰されているが、ほのかにブドウの香りがして、目覚めてすぐでも胃が受け付けてくれる。胃を摘出して、油料理は食べるのも作るのも吐き気がするという人でも、この油なら受け入れられた。
不飽和脂肪酸のリノール酸の含量が高い乾性油。酸化しやすいので、圧搾法で搾油する。酸化を防ぐため、加熱調理は上記の目玉焼きくらいに留めておいた方が良いかも知れない。
20年くらい前はチリ産のものしか入手できなかったが、今は、国産も含めて各種あるようだ。(2008.09.01)
胃から分泌される食欲を増進させるペプチドホルモン。胃が空になると分泌が高まり、胃が食物で充たされると分泌が低下する。1999年12月に成長ホルモン分泌促進ペプチドとして、国立循環器病センターのグループによって発見され、その後強力な摂食促進作用を持つことが明らかになった。視床下部その他の脳内各所でも作られている。
太っている人は、満腹してもグレリンの血中濃度はあまり下がらないと言う。(2008.01.14)
喘息治療薬で、気管支平滑筋のβ2アドレナリン受容体に作用して、気管支を拡張させることにより、発作を鎮める。日本へは中国製の豚骨スープが輸入されているので、要注意。
【2009年4月23日MSN産経ニュース:豚肉に赤身増加の禁止添加薬 中国紙が報道、広東で中毒も】 23日付の中国紙、南方週末は、中国内の養豚場で、使用が禁止されている動物成長促進薬クレンブテロールやラクトパミンが飼料に混入されていると報じた。2つの薬物は中国で「痩肉精」と呼ばれ、脂身を抑え、赤身を増やす効果がある。
今年2月に広東省広州市でクレンブテロールが残留した豚肉を食べた70人が食中毒となる事件が発生したが、同紙は一般の養豚場でも広く使用されていると示唆。有害物質メラミン混入で健康被害を起こした粉ミルクと同様に社会問題となる可能性もある。
小規模の養豚農家ではクレンブテロールを、大規模養豚場ではラクトパミンを飼料に混入させているという。ある養豚業者は同紙の取材に「(痩肉精の使用は)業界の隠れた常識」と語った。(共同)
【2009年4月28日エキサイトニュース:中国産の牛肉加工品から喘息薬成分、違法投与か―韓国】 韓国メディアなどによると、韓国食品薬品安全庁は27日、中国産の牛肉スープや牛肉風味の調味油などから喘息(ぜんそく)薬成分が検出されたと発表した。
検出された薬品は、喘息用気管支拡張剤のクレンブテノール。同薬品には興奮剤の作用があり、飼料に混ぜて投与すると家畜が頻繁(ひんぱん)に動き回り、赤身部分が増えるなどで肉質が向上するという。−以下略−
(2009.05.04)
くろえじき。壊色(青壊色、黒壊色、木蘭色)のひとつ。涅(くろつち)の色で、純黒ではない。涅は川底にある黒土のこと。日本では奈良時代より前には染色に使われたらしい。 HTML color code:554738。(2008.09.29) |
global sovereign bond。グロソリと略すことがある。信用度の高い国の発行したソブリン債に分散投資してリスクを低くした投資信託。高齢者に人気があるという。その他のものは債券を参照のこと。(2008.10.01)
Globe box。手袋を入れる箱のことだが、現在、ふたつの種類がある。
(2007.12.31)
globulin。血液(血漿)中に存在する単純蛋白質の総称。アルブミンほど多くはない。薄い酸やアルカリ、塩類溶液に溶けるが、水に溶けず、50%飽和硫安(飽和硫安を加えて50%にする)で沈澱するので、アルブミンと分離できる。globulinは”丸い物質”という意味だが、その後の研究で、Yの字の形をしていることが明らかになっている。
この言葉は抗体、免疫グロブリン(γ−グロブリン)と同義。(2008.10.23)
くろみどり。若葉の季節が過ぎ、盛夏となると、生い茂った葉は黒ずんでくる。手をかざして緑陰で見上げる葉はこの色。 HTML color code:333631。(2008.07.07) |
鞣し剤(なめしざい)に塩基性硫酸クロム塩溶液(3価クロム)を使用する(一浴法)。この技法の原型は1844年、重クロム酸塩と塩酸で処理する二浴法が米国で実用化されたことに始まる。古代エジプトですでに使われていたタンニン鞣しに比べて、非常に新しい技法。柔軟性、弾力性、抗張力、耐熱性、染色性に優れる。タンニン鞣しでは多量のタンニンが皮に結合するので重くなるが、クロムは少量しか結合しないので軽く、革の吸湿性も高い。欠点としては、廃液処理に手間がかかること。(2008.07.08)
chloramine。クロロアミン(chloroamine)とも呼ばれる。アンモニア(NH3)の水素原子を塩素原子に置き換えた化合物で、モノ、ジ、トリクロラミン(NH2Cl、NHCl2、NCl3)の3種が存在する。単にクロラミンというとモノクロラミンを指す。また、水道水の水質検査の項目(水道水の塩素消毒)で結合塩素とあるのはクロラミンのこと。
実生活との関連では、クロラミンは水道水の塩素消毒に深く関わっている。浄水場で原水を塩素殺菌する際に水に含まれるアンモニアと反応して生成する。塩素より弱いが殺菌効果があり、塩素より安定でかつカルキ臭がないという利点がある。そこで、モノクロラミンを塩素の代わりに添加することもある。
金魚用の水にするために水道水からクロラミンや塩素を除くには、少量のハイポを添加する。(2008.10.30)
ユリ科の園芸植物。球根にコルヒチンが含まれるので、有毒。球根をヤマイモと誤って食べた人が、多臓器不全で死亡(2007年10月25日、静岡新聞)。(2007.4〜11)
緑藻のクロレラから何らかの溶媒で含まれる成分を抽出後、濃縮したもの。抽出法によりクロレラ熱水抽出物、クロレラ中性抽出物、クロレラ酸性抽出物などがある。残留農薬等基準対象外物質のひとつ。(2009.06.16)
clone。起源を同じくする遺伝情報、細胞、個体の集団のこと。遺伝情報については遺伝子のクローニングにより、細胞については1つの細胞を増殖させることにより、個体については無性生殖、発生初期胚の分割、体細胞クローン技術などにより、生み出される。クローンを同じくする集団においては、遺伝的に同一となる。
この言葉の語源はギリシャ語の小枝(挿木)だが、挿木で増えた植物もクローンである。ソメイヨシノは種子を作る能力がないので、挿木で増殖させるクローン。遺伝的に同一なので、一斉に開花するといわれている。韓国では、メイヨシノの起源は済州島(三多島)に自生するサクラであるという記事が、毎年のように季節になると新聞報道されるが、種子を作ることのできない植物が自生することはあり得ない。(2008.08.26)
Crohn's disease。口腔から肛門の消化管全域に断続的に炎症や潰瘍が起こる病気。原因は不明だが、自己免疫疾患ではないかと考えられている。
完治はできないが、適切な治療を行えば生命にかかわることは少ない。厚生労働省指定の特定疾患。(2008.08.26)
サトイモに形はそっくりだが、とにかく大きくなる。高さ1mくらいか。日本では、四国や九州の南部より南の暖かいところに生えている。観葉植物としてよく見かけるが、沖縄では林の切れるところなどに生えている雑草。
シュウ酸カルシウムが含まれているので、食べてはいけない。シュウ酸カルシウム自体には毒性はないが、この化合物は針状の結晶で、食べると口の中、次いで、食道、さらに、胃と、消化に伴って、痛みを感じる部位が移動していく。肛門から出るまで、苦しい思いをすることになるらしい。
トロロ芋などをおろしていて、ネバネバが手につくとかゆくなることがある。あれも、シュウ酸カルシウムのせいである。つい先程、つくね芋をおろしていたら、手がかゆくなった。今もかゆい。
なお、シュウ酸を多く含む野菜を多食する人は、尿路結石にご注意。結石の多くは、野菜に含まれるシュウ酸が腎臓でシュウ酸カルシウムになるためである。かといって、野菜を摂らないと、便秘になるし。(2008.04.20)
ぐんくつのおとがきこえる。2007年春、2チャネラーが、左翼の使い古された常套句、”憲法9条を変えると、徴兵制がしかれ、軍靴の音が聞こえる”を、”ぐんくつ”と読んだのが始まり。巣窟を”すくつ”と、雰囲気を”ふいんき”と読んで、漢字変換ができないと騒いでいる2チャネラーもいた。
”憲法9条を守る会”は、外国の軍が日本に攻めてきた場合、その地域に自衛隊を出動させない運動を地方自治体レベルで行っている団体だ。なお、韓国にも、”憲法9条を守る会”がある。
徴兵制は現実的ではない。習熟度の低い兵が沢山いても役立たない。あの中国でも、兵の数を減らして浮いた予算を軍備の増強に回している。徴兵制がしかれているあの韓国でも、仮想敵国である日本に対抗するため、徴兵をやめて浮いた予算を海軍と空軍の強化に回そうとの検討がなされている。米国は、徴兵制の条項は残しているが、とうに志願兵制になっている。(2007.12.11)
くんしゅさんもんにいるをゆるさず。禅寺の山門の石碑にきざまれている。ニンニク臭かったり、酒を飲んだ者は山門から入ってはいけない。(2007.4〜11)
1910年(明治43年)、陸普第三一三四号として発刊。調理に必要な基礎知識からレシピまで網羅的に記述されている。
その後、何度も改訂版が上梓されている。「海軍割烹術参考書」も参照のこと。(2009.06.21)
くんたん。籾殻を比較的低温で焼き、作った炭のこと。炭、竹炭(竹酢液を参照)と同様に表面積が大きいので、保水性、通気性の改善の目的で播種用土に混ぜたり、畑に入れる。特に、薫炭は珪酸(SiO2)を多く含むので、稲を丈夫にするという。
初冬になると、田圃のあちこちから作る煙が立ち昇る。ローカル線から見える風景。(2009.09.10)
十条は東京都板橋区、埼京線十条駅の南側一帯。明治中期に石神井川の流れを利用して、水車の動力で黒色火薬を作ったのをきっかけに、現在の帝京大学病院から、王子中央公園にかけて、軍の施設が集まった。2006年春までは、当時の建物をそのまま利用した工場もあった。
この区域には、現在でも民家は少なく、学校、病院、工場、団地、公園が大部分を占めている。自衛隊の施設もある。文教地区の雰囲気はないが、極端な場所では、学校が五つも隣接している。にもかかわらず、ポツンポツンと民家が散在しているが、あれはなんだろう。どういう経緯で土地を入手したのだろうか。十条の町はわりと好きだ。(2007.4〜11)
ぐんじょういろ。語源については、中国語という説もあるが、よく分からない。ウルトラマリンともいう。 HTML color code:4c6cb3。(2009.04.09) |
読んで字の如し。こういう言葉は、今はあまり使われないんだろうなあ。(2007.4〜11)
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