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青い直線

言葉は記憶の彼方へ(な行1頁目:なあ〜なち)

青い直線
  1. ナイアシン
  2. 内緒
  3. 内臓痛
  4. 泣いて馬謖を切る
  5. 内藤南瓜
  6. 内藤唐辛子
  7. 内分泌
  8. ナイロンの靴下
  9. 内憂外患罪
  10. ナガサキアゲハ
  11. 長崎の強飯
  12. 永田町・霞が関・虎ノ門
  13. 永田町の回転寿司は2度は回らない
  14. ながら族
  15. 名倉
  16. 梨の礫
  17. ナス科
  18. 茄子紺
  19. 菜種油
  20. 雪崩ひも
  21. 那智黒
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ナイアシン

niacin。ニコチン酸(CNO)とニコチン酸アミドのこと。水溶性ビタミンであるビタミンB群に分類される。糖類、脂質、蛋白質の代謝に必須。成人男子でナイアシン当量として、1日に14〜17mg、女性で12〜13mgが必要。ナイアシンはトリプトファンというアミノ酸から体内で合成したり、腸内細菌の生成したものも利用しているので、普通は欠乏しない。

欠乏すると、ペラグラ(Pellagra)と呼ばれる症状がでる。まず、顔に左右対称に赤い発疹が出て、次いで、口内炎、神経炎、下痢、最後に脳が侵されて、不眠症、無感情、幻覚、痴呆などの症状が出る。

トウモロコシにはナイアシンがほとんど含まれず、トリプトファン含量も少ないので、ナイアシンとトリプトファンがともに欠乏し、ペラグラになることがある。北朝鮮の平均的な食生活では、トウモロコシ団子を主食とし、これに雑草を塩で煮た汁物を付ける。食糧不足で餓死者が出るという報道がしばしばあるが、実際には、ぺラグラで消化機能が侵され、消化の悪いトウモロコシが消化管に詰まって、イレウスで死亡する例が多いという。(2008.07.12)

内緒

ないしょ。仏教の”内証”に由来する。”内証”とは、内なる心の悟りのこと。他人には秘密にして欲しいときに使う言葉。(2007.4〜11)

内臓痛

ないぞうつう。疝痛(せんつう)ともいう。腹痛の中で、小腸、大腸、胆嚢などが急激な収縮をすることによる痛み。痛む場所がはっきりしない、痛みの強弱に周期性があるなどの特徴がある。

腹痛でも、腹膜や腸間膜の炎症からくる痛みは体性痛で、痛みの強さは一定で、痛む場所をはっきり指摘できる。(2008.07.25)

泣いて馬謖を切る

ないてばしょくをきる。三国志。諸葛孔明(しょかつこうめい)の可愛がっていた部下の馬謖(ばしょく)が、指示に従わず戦で大敗を喫してしまう。忍びがたいが、蜀の法に従って、馬謖を切ったという故事からきている。上に立つ者はえこひいきをしてはいけないということ。(2007.4〜11)

内藤南瓜

ないとうかぼちゃ。江戸野菜。淀橋南瓜という別名もある。居留木橋南瓜と違い、外観がツルっとしていた。

断面が菊の花に似ているので、菊座南瓜ともいわれた。産地は”内藤”なので、”新宿”。”菊座”で”新宿”と言えば、”新宿2丁目”だが、2丁目は内藤新宿のうちでもある。新宿は宿場町であったので、馬糞が落ちている、それを”馬糞拾い”が早朝に拾い集めて、”菊座南瓜”の肥やしにしたと言う。これも、何かの縁か。(2008.04.28)

内藤唐辛子

ないとうとうがらし。内藤南瓜とともに高遠藩主内藤家の下屋敷を中心に栽培されていた江戸野菜のひとつであったが、明治に西洋種が入ってから廃れてしまったようだ。現在の品種に比べて辛味がマイルドであったらしい。

栃木県大田原市で栽培される”サンタカ”という品種が内藤唐辛子の原種らしい。(2010.01.28)

内分泌

ないぶんぴつ。endocrine。ホルモンなどを血液や体液中に分泌する現象を内分泌、それを担っている器官を内分泌腺という。外分泌も参照のこと。(2008.08.13)

ナイロンの靴下

高度成長期の結婚式のスピーチに、「戦後、強くなったのは女性と靴下」という、使い古されて現在はほとんど死語となったフレーズがあった。その頃は、薄くて軽くて丈夫なナイロンの靴下が流行していた。それは、通気性の悪い軍靴による水虫の第一次大流行に続いて、通気性の悪いナイロンの靴下のため、水虫の第二次大流行の時期でもあった。

初めてナイロンの靴下をはいたのは、高度成長期よりずっと前だった。国産品はなく、米国製で分厚くて、ごわごわしていた。非常に丈夫で、半永久的に使えるのかと思うくらいだった。何しろ、長距離を歩くと、靴下ではなく、足の皮が血だらけになったくらいだった。

現在の自衛隊では、ゴアテックスが内部に入っている高価な靴が官給品となっている。そのため、防水性は完璧だが、通気性が悪く、自衛隊内部で静かに水虫の第三次大流行が進行しているという。(2007.12.11)

内憂外患罪

ないゆうがいかんざい。刑法の「外国と通謀して日本に武力を行使させる罪」のこと、例外なく死刑。(2007.4〜11)

ナガサキアゲハ

尾のないクロアゲハ。近年、東京でも繁殖しているらしい。代々木公園での目撃が多いようだ。(2008.08.09)

長崎の強飯

長崎から江戸へ強飯(こわめし)を届ける間に強飯は傷んでしまうので、あり得ないことのたとえ。長崎の大きな商家の娘が江戸の町人(武士だったかも知れない)の息子を見初めて養子にもらいたくて、強飯を届ける話。井原西鶴原作だが、読んだ記憶はあるが、「好色五人女」ではなく、「西鶴諸国ばなし」でもなさそうで、出典は失念した。同名の落語もある。

*あり得ないことを英語では、”blue rose”という。現在では、他の植物の青い色素を作る遺伝子を組み込んで作った青いバラが市販されている。(2007.4〜11)

永田町・霞が関・虎ノ門

ながたちょう・かすみがせき・とらのもん。政治家、官僚、独立行政法人(特殊法人、公益法人)のトライアングルを指す。(2009.04.17)

永田町の回転寿司は2度は回らない

大臣の声がかかった時に断ると、二度と大臣の声はかからないという、格言?(2007.4〜11)

ながら族

1つのことに集中できない若者に対して、1958年(昭和33年)、神経衰弱、体質の遺伝、育児、子供の発達に関する著書が多数ある(北京大学教授、熊本医科大学附属体質医学研究所体質臨床学部門教授を経て)日本医大の木田文夫博士が「ながら神経症」と命名した。特にラジオを聴きながら勉強するとか、一家団欒の時間であるべき食事をテレビを見ながら摂る、などという行動が問題視されていた時代で、この言葉は教育問題と絡めて翌年の流行語となった。

現在では問題視もされていない。(2008.10.23)

名倉

なぐら。本邦における伝統医療のひとつである骨接ぎ(ほねつぎ:接骨)の代名詞として、関東では使われていたが、現在、ほとんど死語。名倉堂接骨院(創業1770年)に由来する。(2009.04.28)

梨の礫

なしのつぶて。”梨”は”無し”の語呂合わせ。”礫”は投げるために手に取った小石のこと。小石を投げても戻ってこないので、連絡しても音沙汰がないこと。(2008.08.11)

ナス科

ナス科に属する植物には、有用なもの、変てこな化合物を含んでいるものなど、多士済済です。そこで、この項目はナス科の植物という新しいまとめの項目へ”発展解消”させました(2009年7月03日)。(2008.05.04)

茄子紺

なすこん。紫紺も参照のこと。
HTML color code:824880。(2008.12.16)

菜種油

なたねあぶら。日本では、菜種油は平安時代から灯油としても、食用油としても使われてきた油脂。その絞りかすも、発酵させて肥料(油粕)に活用された。

セイヨウアブラナの種子を原料としていたが、不飽和脂肪酸として約40%のエルカ酸が含まれていた。米国では、エルカ酸は心機能への悪影響があり、同時に菜種油に存在するグルコシノレートは甲状腺肥大や甲状腺腫を引き起こすとされていた。そのため菜種油の食用は禁止されていた。なお、本邦では、菜種油を食用にすることで、健康に悪影響があったという話は聞いたことはない。しかし、このことは日本の菜種油が安全であることを意味するものではない。それは、西洋人に比べて日本人の油の摂取量が少なかったので有害作用が現れなかっただけである可能性も否定できないから。

現在では、菜種油といえば、カナダで育成されたキャノーラという品種(Canolaは”カナダの”という意味)から採油されたキャノーラ油のこと。伝統的な菜種油は使われない。なお、この項目はキャノーラ油と一部重複あり。(2009.06.27)

雪崩ひも

なだれひも。長さ10m以上の赤い布でできたひもをベルトに強く結んでおいて、残りはポケットに入れておく。雪崩にあったらひもをポケットから出しておく。埋まってしまったとき、掘り出してもらう目印となる。最近は、GPSもあるようだ。(2007.4〜11)

那智黒

なちぐろ。三重県熊野市神川町に産出する黒石。この石で作った碁石は特に上質なものとされている。キン肉マンの”ナチグロン”はこの石の名前からきている。烏鷺も参照のこと。また、奄美大島産のサトウキビからつくられた黒糖を原料とした「那智黒」という黒飴もある。(2007.4〜11)

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