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tomatine。トマトに含まれるソラニンに類似したアルカロイド。有毒で、大量摂取で下痢腹痛の原因となり、昆虫に対する忌避作用もある。トマトの青臭さ、苦味の素。実が熟すとトマチン含量は急激に減少し、食用が可能になる。
現在出回っているトマトでは含量は極めて低くなっている。団塊世代など、少し前の世代には懐かしい青臭さ。(2009.03.11)
「にっぽんど真ん中祭り」の略。名古屋で行われる祭り。主催は「財団法人 にっぽんど真ん中祭り文化財団」。96年の夏に”第5回YOSAKOIソーラン祭り”に参加した学生の発案で、99年夏に第1回が開催された。
2008年は8月29日〜31日の日程で行われた。(2008.09.02)
学名は、Solanum lycopersicum。ナス科ナス属。原産地は南米。
ヨーロッパに持ち込まれたのが、1519年とされている。ベラドンナに似ているので、毒草と思われていたが、18世紀になると広く食用となった。日本へは17世紀中頃に長崎に伝来したとされ、こちらも鑑賞用で、食べるようになったのは明治以降で、今のように好んで食べられるのは昭和になってから。現在、日本では日本人の味覚に合わせた多数の品種が栽培されている。食物としてのトマトの特徴は、グルタミン酸 の含量が高いこと。グルタミン酸はアミノ酸系の旨味成分の1つ。日本料理の昆布だしと同様に、トマトはイタリア料理のソースのベースに欠かせない食材となっている。グルタミン酸は熱に強いので、トマトは生食用にも、加熱用としても使われる。
リコピンという赤い色素を含む。抗酸化作用が期待されているが、生体内でその作用があるかどうかは不明。アトピーの人は常食しないことが推奨されている。トマチンも含まれる。(2008.07.18)
炎天下の歩道などで経験する。歩行中はさほどではないが、交差点などで立ち止まると、急に暑さを感じ、汗が噴き出てくる。自転車でも同様。
体を動かしていると、自律神経系の中で、交感神経系がより優位になっている。そのため筋肉の中を通る血管が拡張し(アドレナリンのβ2受容体が刺激される)、筋肉への酸素の供給が高まっている。立ち止まると、副交感神経系の優位性が高まり、皮下の血管が拡張し(アドレナリン受容体と交感神経系にかなり詳しい解説あり)、それまで筋肉へ行っていた血液が、体の表面を集中的に循環するようになる。そのため、暑い。(2009.07.11)
どまんじゅう。中国とその属国に見られる伝統的な墓の様式。棺の上に土を盛り埋葬する。もちろん土葬。生前の権勢がその直径に反映される。日本の墓とちがって、必要とする面積が甚だしく広い。
三十数年前の韓国で、オンドル用に木を切りつくした禿山の裾に土饅頭が連なっている光景を見たことがある。狭い国土を墓で埋め尽くすのかと、奇異に感じた。現在でも作られているのだろうか。沖縄の伝統的な墓もこの様式。(2008.10.15)
特定企業の寡占を防ぐため、一定以上のシェアを超えた通信事業者に対して総務省が行う規制。携帯電話においては、営業エリア内の端末の台数が25%を越えると発動される。接続約款の公開、運営に当たって他の事業者へ不当な差別の禁止などを課される。事業者どうしの合併で問題化することが多い。固定電話では50%。(2008.10.17)
ある商圏にチェーン店を集中展開して、その地域で優位に立つこと。事前に立地条件などの詳細な調査が必要。配送コスト削減、宣伝効率のアップ、知名度の上昇などが期待できるが、初期の全国展開は難しい。(2008.10.18)
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口のうちで、友引にお通夜や告別式を行うことは避ける。三隣亡と同じく、字面からきた迷信だが、従っておいた方が良い。(2007.4〜11)
単に、バルク船、バルクキャリア(bulk carrier)、バルカー(bulker)と呼ぶことも多い。ばら積み船と同義。高比重の鉄鉱石から、石炭、セメント、塩、低比重の木材チップや穀物などの梱包されていないドライカーゴ(ばら積み貨物)を運ぶ船のこと。商船の約40%がドライバルク船。タンカーと異なり、船倉への荷の積み下ろしのため船体上部に開放部(ハッチ)がある。そのため、甲板にフタのようなものが見えればドライバルク船であることが容易にわかる。
穀物その他を運ぶ汎用性の比較的高い一般ばら積み船、鉱石専用船、石炭専用船、木材チップ専用船などがある。
大きさも、船倉が1つで荒川、中川などの河川を航行する小型ばら積み貨物船、ハンディサイズバルカーと呼ばれる1万重量トン台から、8万重量トンを超えるケープサイズバルカー(ケープは喜望峰のことで、パナマ運河やスエズ運河を航行できないので喜望峰回りとなる。現在、最大で36万5千重量トン)クラスまで様々なサイズがある。
運賃についてはバルチック海運指数を参照のこと。(2009.10.20)
空弁をまねて、ドライブしながら食べやすいように作られた弁当。2007年夏の新語。(2007.4〜11)
Drummond。心臓部が毛細菅のピペットのことで、目盛り付き毛細菅のみからできているものから、電動式のそれまで、とにかくそう呼ぶ。
"ドラモンド"という言葉は、微量の血液を扱う人、微量の粘度の高い液体を扱う人、微量の放射性同位元素を扱う人など、一部の人間の間で普通名詞化している。私といえば、パスツールピペットのように「ドラモンドというレオロジーの大物学者がいて、その名を冠した道具」とばかり思っていた。実際は、毛細菅を使った製品に特化した米ドラモンド社(Drummond Scientific manufactures)の社名であった。(2010.02.17)
仏語:triage。”トリアージ”と表記されることもある。日本語では使用頻度は少ないが、”識別救急”。大災害が起こったとき、この人は簡単な治療でOK、この人はここの設備と人員で助けられる、この人は無理。というようにけが人を分別し、生存者を最大限に増やす行為。
楽でいいけれど、訓練でけが人役をずいぶんやらされた。(2007.4〜11)
triethanolamine、TEA、示性式、N(CH2CH2OH)3。粘張性のある透明な液体で、弱塩基性。
シャンプー、スキンローション、シェービングクリームなどの化粧品を製造する際に、pH調整剤として使用される。ニトリル類や亜硝酸との混合で発癌の危険性があると言われるニトロソアミンが生成する危険性が指摘されているが、化粧品として使う限りその可能性はないと思う。アルミニウムイオンのキレート剤としても使用される。
毒ガスのナイトロジェンマスタードの原料になるので、化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律の第2種指定物質。(2008.12.04)
キンポウゲ科のトリカブト属の総称。、本州では主に山地に見られる。初夏に、烏帽子(えぼし)のような形の濃紫色の花を多数つける。アコニチンというアルカロイドを含む毒草。若葉の頃はセリに似ているので、山菜採りには、ハシリドコロとともに注意が必要。
アイヌはエゾトリカブトの塊根を矢毒として使用した。ただし、クラーレと異なり、アコニチンは熱に安定なので、矢が刺さった周辺を大きくえぐり取らないと、中毒の恐れがあった。(2008.04.26)
1986年、石垣島。トリカブトは一躍有名になった。トリカブトには、アコニチンという心臓への毒性が高いアルカロイドが含まれる。
(2008.04.26)
triglyceride。トリグリセライドともいう。グリセリンの3つのヒドロキシ基(−OH)に脂肪酸がエステル結合したもの。油脂ともいう。
血液検査の項目で中性脂肪とあるのは、大部分がトリグリセリド。(2008.11.17)
CCl3COOH、、trichloroacetic acid、TCA。三塩化酢酸とも呼ぶ。酢酸のメチル基(CH3−)の水素原子を塩素原子に置換したカルボン酸。刺激臭と潮解性のある無色の液体だが、室温が下がると容易に固体になる。水溶液は強酸性。有機合成原料として、また、生化学で蛋白質を変性させる目的に使用される。
長期にわたり吸入すると、末梢神経障害、中枢神経障害、肝障害等を起こすことがある。
美容整形の分野では、サリチル酸やグリコール酸と同様に、皮膚の蛋白質を一旦変性させ、皮膚を再生させることにより(ケミカルピーリング)、皺取り、イボ取り、しみ・ハリ・くすみ取りなどに使われることもある。(2008.10.04)
tricholomic acid。トリコロム酸ともいう。C5H8N2O4。ハエトリシメジから分離された旨味をもつアミノ酸。イボテン酸と同じく、旨味を感じる閾値はグルタミン酸の約10〜20倍あるとされる。
旨味が強くても、通常のアミノ酸ではないので、安全性に難があり、調味料としては使われない。(2010.01.11)
とりのこいろ。”鳥の子”とは玉子のこと。玉子の殻のような、灰色がかった淡い黄色。名の由来は、和紙の“鳥の子紙”。このサイトのバックグラウンドの色。雁皮紙の色。 HTML color code:ffecec。(2008.09.01) |
哺乳類の肺とちがって、鳥類では肺の奥にもうひとつ袋がある。吸った空気は肺を通り越してこの袋にたまる。はく息はもう一度肺を通る。したがって、一度吸った空気は二度肺を通るので、空気中の酸素を効率よく吸収できる。
アネハヅルは小型のツルだが、渡りの際には高度1万m付近を飛ぶ。エベレストの山頂より高いところを飛んでいるのが、飛行機から目撃されている。インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突してヒマラヤ山脈ができたと考えられているが、このトリはそれ以前からこのコースで渡りをしていたらしい。(2007.11.30)
”トリ(3)”+”ハロ(ハロゲン)+”メタン”。要するに、メタンの炭素原子を取り巻く4つの水素原子のうち、3つがハロゲンと置き換わった化合物。クロロホルム(CHCl3)(有機塩素系化合物にも分類される)、ブロモジクロロメタン(CHBrCl2)、ジブロモクロロメタン(CHBr2Cl)、ブロモホルム(CHBr3)などがある。
水道水の原水が富栄養化して、フミン酸・フルボ酸が混入していると、この有機化合物と消毒剤として用いられている塩素系の殺菌剤が反応して、トリハロメタンが生じる。動物実験で、発癌性、腎毒性、肝毒性があるとされているが、人間への影響については不明。これら四つの化合物の合計を総トリハロメタンといい、日本の水道水の水質基準値は、その値が0.1mg/L以下となっている。
浄水器メーカーの中には、水道水を沸騰させればトリハロメタンを取り除けるが、それでは揮発しない有害なホルムアルデヒドや重金属を取り除けないばかりか、かえってそれらを濃縮してしまうので、浄水器を使うことを勧めているところがある。しかし、水道水を煮詰めてから飲むわけではないだろう。普通に沸騰させるだけならばほとんど有害物質の濃度は上昇しないはずだ。トリハロメタンは5分以上沸騰させれば、その大部分が除去できるといわれている。
発ガン性物質に対する水質基準は、生涯にわたり水を飲んでも人の健康に影響が生じない水準を基に定められている(ADI)。日本の水道水はその基準値以下で、健康被害については、調べた限り報告されていない。一方、浄水器については、内部で細菌が増殖したりして、健康被害を受ける例があるようだ。これは、”健康食品”で健康になったという客観的なデーターがない一方で、健康被害が多く報告されているのに似ている。要は、トリハロメタンなど気にすることはないと思っている。それを信じて、あなたが健康被害にあっても補償の限りではないが。(2008.04.13)
トリプトファンは芳香族(ほうこうぞく)アミノ酸に分類される必須アミノ酸のひとつ。蛋白質のみならず、様々な生理活性物質の原料となっている。このアミノ酸関連では、米国で多数の死者を出した昭和電工による健康食品事件がある。(2007.4〜11)
tripeptide。2つのペプチド結合でつながったアミノ酸残基3つよりなるペプチド。アミノ酸は20種あるので、基本的にはトリペプチドは(20×20×20=)8,000種類ある。しかも、それらの化合物に様々な基を導入することが可能なので、膨大な数のトリペプチドがあることになる。
トリペプチドは食事から摂った蛋白質の消化物や、食品添加物として使われる蛋白質の加水分解物、微生物の合成した化合物などに含まれる。それらのトリペプチドの中には生理活性物質として作用するものもある。関連項目:ジペプチド。(2008.09.10)
示性式はN(CH3)3。3級アミンに属し、水溶性が高い。低濃度では魚の腐ったような、高濃度ではアンモニアのような悪臭がある。バラや菊の花、肝油、腐ったチーズなどの臭いにも含まれる。大気中に極微量が存在しても感じるので、悪臭防止法の規制対象物質となっている。トリメチルアミン尿症も参照のこと。(2009.07.11)
別名、魚臭症候群。体、特に、尿、汗、呼気から魚の腐ったような悪臭を発する。臭い以外には、ほとんど異常はない。症状は幼児期以降に発現する。原因は、食物に含まれるレシチンが腸内細菌により、トリメチルアミンに代謝され、小腸から吸収されるが、この病気では、トリメチルアミンを分解する酵素が遺伝的に欠損しているか、活性が低いため、無臭化に失敗する。
治療法は、現時点では食事療法しかないが、将来は治癒する可能性がある。また、遺伝子分析による診断法が確立されつつある。(2009.07.11)
鳥黐。小鳥のよくとまる枝先などにつけて、小鳥をとるのに使われた。子供は、トンボとりに棒の先につけて使った。また、砂金とりにも活躍した。粘着性が非常に強く、髪の毛につくとえらいことになる。保存や取り扱いには油を使った。
トリモチは、モチノキやクロガネモチの樹皮を剥(は)ぎ、数カ月間水に晒(さら)し、臼でついて水でゴミを洗い流して作った。現在では、化学合成のものもある。ネズミやゴキブリ、ハエなどの捕獲にも使われる。野鳥の捕獲は禁止されているので、入手は困難。実物は、ハエトリガミを見て下さい。(2007.4〜11)
threonine、C4H9NO3。アミノ酸。スレオニンともいう。糖原性のある必須アミノ酸。穀類にはあまり含まれない。(2008.11.10)
頭(と尾)を落とした状態のマグロ。和製英語、ヘッドレスが訛ってできた業界用語。他の業界には”ヘッドレスベッド”などという言葉もある。(2009.11.14)
二糖類に分類され、グルコース2分子が、1,1−グリコシド結合したもの。自然界では多くの動植物に存在する。昆虫では血糖の役割を果たしているが、細胞が利用する際には、トレハラーゼという酵素でグルコースに分解してから使う。人間ではこの酵素は小腸粘膜に存在する。
さっぱりとした甘みがあり、保湿効果もあるので、多くの食品に添加される。化粧品では、保湿成分として使われる。甘味は砂糖の約45%なので、ケーキや和菓子などで、甘味を抑え、かつ、食感を損なわない目的で使われることがある。この場合、甘味が少ないからと言って、低カロリーとは限らない。(2008.08.16)
第一次世界大戦において、トレンチ(塹壕:ざんごう)を掘る時、その中にこもって戦う時、泥濘(でいねい)、低温、高湿の悪条件のもとでも、行動をそがれないようにと考案された。生地はダスターコートよりも厚手で、しっかりしたベルトがついている。衿を立てると風よけになる。(2007.4〜11)
とろ。渓谷の流れが緩やかになって、水深が深いところ。(2007.4〜11)
西部劇に出てくる馬。足の故障が少なく、早足で走らせても振動がおだやかなので、乗り心地がよい。日本にはいなくなったと聞いたが、本当か?(2007.4〜11)
どろやくしゃ。映画俳優に対する侮蔑語 。舞台ではなく、泥(地面)の上で演技するから。この言葉は、戦前に使われていたことは確実。しかし、いつ頃まで使われていたかは不明。(2008.07.21)
とん。仏教用語。修行によって克服すべき三つの根本的な煩悩、即ち、三毒(貪、瞋、癡)のひとつ。今欲しいものを果てしなくむさぼること。別名を貪欲(とんよく)という。「貧すれど貪せず」とも「貧すれば貪する」ともいうが、人によっては「貪すれば貧する」という。(2009.05.06)
朝鮮語。日本語に訳すと”大便酒”。ボットン便所に溜まっているそれと、焼酎を混ぜて作り、梅毒、腰痛に効果があると言われる朝鮮半島の漢方薬。朝鮮時代には飲まれていたという研究があるらしい。2009年でも田舎ではそうだという話を聞くが、信じられない。(2009.02.24)
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